感想:人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第5話「剣鬼、殺無生」


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Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 http://www.thunderboltfantasy.com/
放送 BS11。全13話。

【※以下ネタバレ】

※他のエピソードの感想はこちら→人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」あらすじ・感想まとめ

第5話 剣鬼、殺無生 (2016年8月5日(金)放送)

あらすじ

 鬼鳥(キチョウ)(鳥海浩輔)は刑亥(ケイガイ)(大原さやか)から、殺無生(セツムショウ)(檜山修之)を三人で攻撃せずに一旦引いた理由を聞かれ、本来の天刑剣[てんぎょうけん]の奪還という任務以外で犠牲を出したくないからと答える。捲殘雲(ケンサンウン)(鈴村健一)は、次に殺無生と対決すれば勝てると大見得を切るが、鬼鳥は策を考えるので翌朝まで行動は控えるようにと釘を刺す。

 その後、殤不患(ショウフカン)(諏訪部順一)はこっそり殺無生の宿泊する宿を訪ね、なんとか迴靈笛[かいれいてき]を返してもらえないかと交渉する。殺無生は冷ややかにその要求を拒絶し、結局両者は剣を交えることになった。ところが次の瞬間鬼鳥が現われ、殺無生に対し、迴靈笛は返さなくて良いので旅についてきてほしいと提案する。そして迴靈笛が必要な「闇の迷宮」を突破したら、自分の首を差し出すという。その突拍子も無い提案を面白がった殺無生は旅への同行を了承する。鬼鳥は殤不患にも有る重要な役割を期待しているので、ここで失うわけにはいかなかったという。


感想

 話の内容としては、殺無生と話し合いに行って、なんとか交渉に成功した、とそれだけのことなのですが、にもかかわらず無性に面白かった。殺無生が殤不患を斬ろうと狙っていたのに殤不患がそうさせなかった、というくだりで、殤不患の実力者ぶりが実際のバトルシーン無しに強調されているし、運命が云々という会話も何とはなしに面白かったし、こりゃあ欝展開抜きのストーリーなら虚淵玄もちょっと侮れないなぁ。


※他のエピソードの感想はこちら→人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」あらすじ・感想まとめ

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