感想:アニメ「ノブナガ先生の幼な妻」第12話(最終回)「妻は帰らないと 言いました」:原作は面白いけど、アニメにしたらなんかイマイチだった


ノブナガ先生の幼な妻(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

TVアニメ『ノブナガ先生の幼な妻』公式サイト http://nobutsuma-anime.com/
放送 AT-XAT-Xが最速放送)。全12話。10分ショートアニメ。

【※以下ネタバレ】
 

第12話(最終回) 妻は帰らないと 言いました (2019年6月22日(土)放送)(最速放送)

 

あらすじ

 星ヶ丘先生は信永におっぱいを吸われてようやく落ち着くものの、自分をこんな体にした信永に憤懣遣る方無い有様。さらに枇杷島はお鍋の方が現れたまま元に戻る様子が無い。星ヶ丘先生はお鍋の方を満足させて枇杷島を元に戻すため、信永も自分が痛い目を見て蘭丸にやられろと急き立てる。

 かくして信永は蘭丸にやられることになり、それを見てお鍋の方は大興奮するが、さすがに本番まで行ってしまうのはかわいそうだと言い出し、とりあえず蘭丸攻め・信永受けの姿が見られたことに満足して姿を消す。

 信永は枇杷島が戻ってきたことに安堵するものの、星ヶ丘先生は相変わらず信永の責任を追及する。それを見て帰蝶星ヶ丘先生が付け上がっているので許せないと短刀を振りかざす。しかし、その後の信永のとりなしも有ってなんとかその場は収まる。そして、帰蝶は自分は帰る気は無いので子作りをしましょうとか何とか言い出す。

 最後。帰蝶の短刀(信永が触った)から新キャラが出てくるシーンで〆。


感想

 どう考えても続編なんか期待できそうにないのに、新キャラ登場シーンで〆にするというのがなんか身の程知らずというかそういう感じ……

 最終回だからか(?)、信永が星ヶ丘先生のおっぱいを吸うシーンが結構エロかったけど、印象に残ったのはそれくらいだったなぁ……


総括

 評価は△。

 原作漫画はそこそこ面白いと思っていたのですが、アニメにしたらなんかイマイチだったなぁ(ト書き:ため息)


 織田信長の子孫である教師・織田信永(おだ・のぶなが)は、ギャルゲーやアニメの様なヒロインとの恋愛を夢見つつも、現実には全く女性と縁が無かった。ところがある夜、信永が自宅の蔵の片づけをしていたところ、茶碗を割った途端に空中から着物を着た少女が舞い降りてくる。その少女は信長の正室斎藤帰蝶と名乗り、どうも400年前からタイムスリップしてきたらしかった……


 原作漫画は、冴えないオタ男の周りに次から次から美少女が現れて、なんだかんだでエロいイベントが発生するという、もうご都合主義だけで構成されているエロコメディ。作者の紺野あずれ氏は、昔はエロマンガをバリバリ描いていて、その後一般誌に移ってもエロまみれの漫画を描いている人なので、まあ納得の作風ではありますが、それなりには面白い作品。


 しかしアニメはなんかなぁ。やはり10分枠なので安っぽい感じしかしないし、声優もイマイチだし、見ていて楽しいとは思えない出来栄え。やはりお金をかけないと、それなりのモノにしかならないという事ですね。そんなに期待していたわけではないにせよ、ちょっと残念なクオリティでありました……
 
 

ノブナガ先生の幼な妻



「ある日突然、自分のことを大好きな女の子が現れる」
そんなギャルゲー展開を夢見続けていた教師・信永。
彼の元に現れたのは、自分の妻を自称する14歳の少女・帰蝶
戦国時代からやってきたらしい、信永=織田信長と勘違いし、
子づくりを迫るが…!?
ギャルゲ脳な教師と戦国脳な姫が巻き起こす、年の差ラブコメ!!



制作会社
セブン


スタッフ情報
【原作】紺野あずれ(「月刊アクション双葉社刊)
【監督】佐々木勅嘉
【シリーズ構成】翌有蔵
【キャラクターデザイン】西川鷹司
【プロップデザイン】菊地シュンスケ
【美術】NAMU ANIMATION
色彩設計】近藤直登
【撮影監督・編集】堀川和人
【音響監督】阿部信行
【音響制作】オンリード
【音楽制作】アップドリーム


音楽
【OP】Pyxis「恋せよみんな、ハイ!」
【ED】立花理香Returner Butterfly」


キャスト
織田信永:酒井広大
斎藤帰蝶上原あかり
生駒吉乃:小澤亜李
枇杷島万結:結崎このみ
星ヶ丘友里:田中茉理花
熱田杏南:豊田萌絵
織田市香:木下鈴奈

 
ノブナガ先生の幼な妻(2) (アクションコミックス(月刊アクション))