感想:アニメ(新番組)「炎炎ノ消防隊」第1話「森羅 日下部、入隊」(2019年7月5日(金)深夜放送):原作の三倍くらいシャレた雰囲気になってやがる

炎炎ノ消防隊(1) (講談社コミックス)

TVアニメ『炎炎ノ消防隊』 https://fireforce-anime.jp/
放送 TBS系地上波。

【※以下ネタバレ】
 

大久保篤(「ソウルイーター」)×
david production(「ジョジョの奇妙な冒険」「はたらく細胞」)
灼熱のダークファンタジー始動!


全人類は怯えていた―――。


何の変哲もない人が突如燃え出し、炎を操る怪物“焔ビト”となって、
破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。
炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命!
とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、
“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!!

 

第1話 『第壱話 森羅 日下部、入隊』 (2019年7月5日(金)深夜放送)

 

あらすじ

 東京皇国。太陽暦佰九拾八年。世界は突然人間が燃えだす「人体発火現象」と、その犠牲者のなれの果てで、理性を失って暴れまわる怪物「焔ビト(ほむらびと)」の脅威にさらされていた。焔ビトはコアと呼ばれる部分を破壊することでしか殺すことが出来ず、その行為は「鎮魂」と呼ばれている。

 ある日、焔ビトに対処する組織の一つ、第8特殊消防隊に新人・森羅日下部(シンラ・クサカベ)が配属される。シンラは少年時代に火事によって母親と弟を失っていたが、周囲からはその失火の原因が自身だと噂され、辛い日々を送ってきた。しかし死んだ肉親のため、自分が少年時代に目指した「ヒーロー」になろうと消防官になったのだった。

 シンラは初出動の現場で見事焔ビトの鎮魂に成功するのだった。

感想

 評価は○。

 週刊少年マガジンで連載中の漫画のアニメ化。


 原作漫画は、それなりには面白くて愛読しているのですが、ぶっちゃけ「鋼の錬金術師」を彷彿とさせるようなものがあり、現実世界と結構似たような世界観+超能力的要素、主人公が謎を追っていくうちに「これ、相手は犯罪組織とか小さい話じゃなくて、もっとデカい物が敵なのでは……?」と解ってくる、等、ハガレンをついつい思い出さずにはいられない作品です。まあ面白いけど。


 アニメは基本的なところは原作と同じ、絵も同じ、ですが、いい意味でもさーっとした感じの原作と比較すると、雰囲気として「シャープになっている」というかそんな感じ。OP曲は予想外にシャレオツだし、BGMとか回想シーンとか、全体のイメージとして原作よりもカッコ良さを追っているというか。原作ママという感じでは無いですね。しかし、これはこれで面白いのも事実。火事現場の炎の描写もアニメならではという感じで魅せてもらいましたし。


 ということで原作よりちょっとカッコつけ(?)の感じにはなっていますが、これはこれで良いので今後も見ていく予定。


おまけ

 ジョーカー役の声優が津田健次郎って、ひねりもへったくれもない、ホントにそのままのキャスティングだなぁと思ってワロタ(笑)
 
 

炎炎ノ消防隊


制作会社
david production


スタッフ情報
【原作】大久保篤(「週刊少年マガジン講談社刊)
【監督】八瀬祐樹
【シリーズ構成・脚本】蓜島岳斗
【脚本】冨田頼子
【キャラクターデザイン・総作画監督守岡英行
【サブキャラクターデザイン・総作画監督】小堺能夫
【キーアニメーター】三輪和宏
【メインアニメーター】大梶博之、松浦力
色彩設計佐藤直子
美術監督】高峯義人
【美術設定】天田俊貴
【撮影監督】元木洋介
【編集】廣瀬清志
【音響監督】明田川仁
【音楽】末廣健一郎


音楽
【OP】Mrs.GREEN APPLEインフェルノ
【ED】須田景凪「veil


キャスト
森羅日下部:梶原岳人
アーサー・ボイル:小林裕介
秋樽桜備:中井和哉
武久火縄:鈴村健一
茉希尾瀬:上條沙恵子
アイリス:M・A・O
レオナルド・バーンズ:楠大典
カリム・フラム:興津和幸
フォイェン・リィ:日野聡
烈火星宮:関智一
環古達:悠木碧
能登小西克幸
プリンセス火華:Lynn
トオル岸理:河西健吾
新門紅丸:宮野真守
相模屋紺炉:前野智昭
ジョーカー:津田健次郎
ヴィクトル・リヒト:阪口大助

 
炎炎ノ消防隊(2) (講談社コミックス)