感想:アニメ「へうげもの」第21話「初恋」


 アニメ「へうげもの」(全39話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHKアニメワールド 「へうげもの
http://www9.nhk.or.jp/anime/hyouge/

 BSデジタル放送BSプレミアムでの視聴です。

第21話 初恋


■あらすじ

 1586年。家康は上洛して秀吉の臣下になり、秀吉は翌年3月に九州平定を行なうと宣言した。家康は秀吉の妻・おねに一目ぼれする。

 1587年4月。九州攻めが開始された。秀吉は抵抗する秋月氏攻略にあたり、秋月が持っている名器・茶入れ「楢柴(ならしば)」入手が最優先と命令した。織部は信州出身で間者を駆使した山城攻めに長けている真田信繁に面会し、信繁の間者に楢柴を盗み出させる案を提示する。ただし、その際に目利きが必要とも匂わす。


■感想

 兵士の数をごまかすときの織部のトリックとかなんか色々おかしい。

感想:小説「ヴァルベ星間帝国」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 408巻)


 小説「ヴァルベ星間帝国」(宇宙英雄ローダン・シリーズ 408巻)の感想です。

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■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/415011823X/
ヴァルベ星間帝国 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-408 宇宙英雄ローダン・シリーズ 408) [文庫]
クルト・マール (著), ウィリアム・フォルツ (著), 工藤 稜 (イラスト), 嶋田 洋一 (翻訳)
文庫: 256ページ
出版社: 早川書房 (2011/9/9)
言語 日本語
ISBN-10: 415011823X
ISBN-13: 978-4150118235
発売日: 2011/9/9

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宇宙英雄ローダン・シリーズ[408]巻

 日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。

発売  = 2011/09/09
サイクル= 第13サイクル「バルディオク」

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◇815話 7D人間(クルト・マール)(訳者:嶋田洋一)

 ケロスカーは「n次元計算能力」を失い、80年計画は崩壊しつつあった。ケロスカーはケルシュル・ヴァンネの援助を得るため、ラール人に『7D人間』という作り話を吹き込むが?

−>

 みっちりこってりのお話。タイトルがいきなり「何それ?」ですが、ケロスカーが軽やかにラール人に7D人間のウソ設定を吹き込むくだりには「おお、そういう意味ですか」と膝を叩きたくなりました。

 ケルシュルがラール人の中に入り込んでいく展開も楽しいのですが、さらにビックリなのは「瓦礫人」の設定がここで出てきたこと(同人の翻訳では「廃墟の民」という名前でした)。ベテラン読者なら「どうせいつもの様に一回きりの使い捨て設定だろ」と見切るところですが、どっこいこの設定は実は今後の伏線だったりするのです。この頃のローダンは複数のお話が並行して走っていて充実してますね。

 ところでエラートはどこに消えたの?


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◆816話 ヴァルベ星間帝国(ウィリアム・フォルツ)(訳者:嶋田洋一)

 《ソル》はフルクースが未知種族「ヴァルベ人」に攻撃を加えているシーンに遭遇した。ローダンは対バルディオク戦のため、ヴァルベ人と同盟しようとするが?!

−>

 すっかり狂気の人と化したローダンがちょっと怖い。地球が出現した銀河名がようやく「ガヌール銀河」と判明したり、バルディオクの三具象の称号が全部解ったりと、こっちも面白かった。

 P171からいきなりアトランティス云々と出てきて、大半の読者は「はぁ?」ですが、これは、アトランが主役の別シリーズ「アトランシリーズ」の1ストーリー「アトランティスの王」の内容です。何故いきなりこんなところにこの話のことが?! と思ったのですが、どうもローダン800話代の頃に丁度「アトランティスの王」が連載されていた模様。さらにどちらもフォルツ先生があらすじ作家だったらしい。強引な宣伝ですか。


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★表紙絵

 メインは新登場の「ヴァルベ人」。右下がアトランとブジョ・ブレイスコル。

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★予告

 次巻409巻タイトルは「重力ハッチ」(2011年9月22発売予定)。

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★おまけ

 あらすじネタバレ版はこちらへ。

ペリー・ローダンへの道
http://homepage2.nifty.com/archduke/PRSindex.htm

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ヴァルベ星間帝国 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-408 宇宙英雄ローダン・シリーズ 408)

ヴァルベ星間帝国 (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-408 宇宙英雄ローダン・シリーズ 408)

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雑談:少女漫画誌:ララ新増刊「黒LaLa」(2011/9/9発売)

■LaLa35周年|黒LaLa
http://www.hakusensha.co.jp/lala35th/info/blacklala.html

 ララ創刊35周年記念の「黒いララ」との宣伝でしたが、読んでみると、巻頭の「鏡界の死神」(藤原ヒロ)を始めとして、大半は「悲しい系/幻想系のお話」であって恐怖とかホラーでは有りませんでした。ちょっと拍子抜けでしたが、呉由姫・田中メカ斎藤けん萩尾彬etcの先生方にスプラッタな漫画とか描かれても嫌なだけなので、これくらいで丁度良かったかも。微妙に注目している新人・山田サルエル氏の2作目がこの手の漫画とはちょっと意外でした。

 純正ホラーは「アクセス」(慎本真)だけでしたが、序盤を描いただけで「残りは普通のララDXに続く」だもんなぁ、これは酷い。

 問題は「嫁姑教室」(柏屋キクゾー)。ララ本誌の方では、嫁・学生と姑・担任の先生、がコミカルに争うコメディなのですが、こっちではネタをブラックにしているのでホント笑えない・・・、なんか狂気を感じさせる内容でした。この増刊最凶の漫画だったかもしれない・・・

感想:アニメ「ロウきゅーぶ!」第10話「美星(ビューティフル・スター)の悲劇」


 アニメ「ロウきゅーぶ!」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■TVアニメ ロウきゅーぶ! 公式サイト
http://www.ro-kyu-bu.com/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。

第10話 『The 10th game 美星(ビューティフル・スター)の悲劇』


■あらすじ

 実力がついてきた真帆たちは公式戦をしたがるが、昴は彼女たちに「公式戦に出るには部員が最低10人必要」という事が言い出せない。やがて美星がバスケの名門・硯谷女学院との練習試合の話を持ってきたため、葵も含めたメンバーで合宿に出かけるが、途中で美星は体調不良で倒れ、昴たちだけで現地に到着する。硯谷の顧問はやたらと冷淡で、さらに昴たちにはテントで自炊しろと言うが、昴たちは試合のためグッと我慢する。翌日、硯谷の顧問は、さらにレギュラーの邪魔になるので下級生の相手をさせようとする。真帆は怒るが、相手から部員不足で公式戦には出られないことを教えられショックで飛び出していく。


■感想

 智花が必死に冬の星が好き(=昴の事)と猛烈アピールにしているのに、「ふーん」程度に流す昴が酷い。あと葵が昴にロリコン疑惑の目を向ける展開もそこそこ楽しい。しかし10話目でこれではなんか中途半端なところで終ってしまうようですね。

感想:アニメ「快盗天使ツインエンジェル 〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜」第10話「一気呵成! 闇に燃えるバラ一輪」


 アニメ「快盗天使ツインエンジェル 〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

快盗天使ツインエンジェル 〜キュンキュン☆ときめきパラダイス!!〜
http://twin-angel.tv/

快盗天使ツインエンジェル 公式サイト
http://twin-angel.com/

 BSデジタル放送BS11(イレブン)での視聴です。

第10話 一気呵成! 闇に燃えるバラ一輪


■あらすじ

 テスラはツインエンジェルが自分たちと同年代だったことから、義父ブラックトレーダーから教えられていた「ツインエンジェルが親の仇」という話がウソだと気がつくが、それでも育ててもらった恩義のためいう事を聞くことにした。やがて二人はブラックトレーダーの命令で聖チェリーヌ学園の残りのセブンアミュレットを奪いに現われ、ツインエンジェルと対決する。ツインエンジェルがツインファントムと戦っている隙に、ブラックトレーダーは別働隊として巨大ロボ軍団を学園に送りこむが、そこにサロメアレキサンダーが現われ憎いブラックトレーダーの邪魔をするためツインエンジェルたちに味方した。しかし結局ロボ軍団はセブンアミュレットを強奪してしまった。テスラはロボットがナインも攻撃しようとした事に怒り、ブラックトレーダーと縁切りを決意した。立ち去る二人に、ミスティナイトは何かを手渡す。学園には巨大な時限爆弾が残されていたが、ミスティナイトはそれを解除しようとして大爆発に巻き込まれる。


■感想

 何このシリアス展開。敵の総攻撃に本拠地が陥落したり、昔の敵が助けに来たり、少年マンガとか熱血物とかの黄金バターン的な流れでやたらと熱いです。

雑談:引用:らばQ『普通とは違う作られ方に驚くミニチュア写真いろいろ』

●普通とは違う作られ方に驚くミニチュア写真いろいろ:らばQ
http://labaq.com/archives/51697482.html

>さてこの作品、常識とはちょっと違う作られ方をしているのですが、わかるでしょうか。

 オチに吹き出しました。トンチか。

雑談:記事『ゲーム業界人に聞きました! 「ゲームのプレイ動画について、ぶっちゃけどう思いますか?」』

●日々是遊戯:ゲーム業界人に聞きました! 「ゲームのプレイ動画について、ぶっちゃけどう思いますか?」 - ITmedia ガジェット
http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1109/09/news047.html

>今や一大カルチャーとなりつつある「ゲームのプレイ動画」。果たしてゲーム業界関係者はプレイ動画をどのように見ているのか? CEDEC会場でアンケートをとってみました。

アクション系ゲームのプレイの様子の動画なら見ていて面白いだろうし宣伝にもなるでしょうが、それとストーリー物をオチまで見せる物とは区別すべきと思う。そもそも「ゲーム動画」でひと括りにするのは質問が悪いのでは。

雑談:10月から視聴出来るアニメ(9/9時点)

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10/ 1 バクマン。(第二期) NHK Eテレ
10/ 1 C3 シーキューブ AT-X
10/ 2 ファイ・ブレイン 〜神のパズル NHK Eテレ
10/ 3 たまゆら〜hitotose〜 AT-X
10/ 3 真剣で私に恋しなさい!! AT-X
10/ 7 マケン姫っ! AT-X
10/ 7 Fate/Zero BS11
10/ 9 ガンダムAGE 地上波
10/10 ベン・トー AT-X
10/15 侵略!?イカ娘(第二期) AT-X
10/21 ましろ色シンフォニー AT-X
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 今年のアニメは途中で力尽きるパターンが多くて、どうも外れが多いような気がする。素直に面白かったのって絶賛放送中の「シュタインズ・ゲート」とオタに媚を売りまくった「インフィニットストラトス」と、妙な持ち味がくせになる「これはゾンビですか」くらいか・・・

 新番組のうち、とりあえずバクマン。とイカ娘は安定株として、あとはどれも見てみるまでは信用できない・・・、「マケン姫っ」は原作者のエロマンガをゲヘゲヘ言いながら読んでいた口で、「エロのない一般漫画なんて」と思って無視していたので素直に楽しめるか心配です・・・