書評「恒星三角形の呪縛(ローダン333)」

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恒星三角形の呪縛 (文庫)
H.G.フランシス (著), ハンス・クナイフェル (著), 青山 茜 (翻訳)
文庫: 270ページ
出版社: 早川書房 (2007/03)
ISBN-10: 4150116024
ISBN-13: 978-4150116026

宇宙英雄ローダン・シリーズ333巻

 日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。

翻訳  =青山茜/林啓子
発売  =2007年 3月
収録  = 665 & 666話
サイクル= 第11サイクル「公会議

◇665話 「火山泥棒」(H・G・フランシス)

 「惑星ゴプストル=マル」の火山からは貴重な「クモル金属」が産出されていた。ローダンに派遣された「シェボパル人 シェF」はクモル金属を火山ごと確保しようとして現地の研究者たちと対立するが?!

 番外編。ISKチーフのシェFが久々に登場して懐かしい限りです。しかし何故このタイミングでこんなくだらない水増し話なのか・・・

◆666話 「恒星三角形の呪縛」(ハンス・クナイフェル)

 ローダンの裏切りが発覚する直前の3459年7月1日。ブルは20年前のあるエクスプローラー船の記録を発見するが・・・

 アルキメデス恒星三角形転送機発見物語。一応今後に繋がる伏線となることはなるのですが・・・、わざわざこんな過去のエピソードを入れることもないでしょうが。