書評「3460年のゼウス(ローダン339)」

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3460年のゼウス (ハヤカワ文庫 SF ロ 1-339)
(ハヤカワ文庫 SF ロ 1-339 宇宙英雄ローダン・シリーズ 339) (文庫)
クラーク・ダールトン; ウィリアム・フォルツ (著), 林 啓子 (翻訳)
出版社: 早川書房 (2007/9/7)
ISBN-10: 4150116318
ISBN-13: 978-4150116316

宇宙英雄ローダン・シリーズ 339 巻

 日本で発売されている小説では最長を誇るSF「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の一冊です。

翻訳  = 林 啓子
発売  = 2007年 9月
収録  = 677 & 678
サイクル= 第11サイクル「公会議

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◇677話 グロヴァール人の遺産(クラーク・ダールトン)

 星の過流を漂流する地球で、超光速エンジンが使用可能なフラグメント船が見付かった。早速偵察飛行に飛び立ったブル達は、未知種族の宇宙ステーションを発見するが?!

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 中身が薄く、殆ど無くても良い話。ダールトン先生にこんな話を書いて欲しくなかった・・・

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◆678話 3460年のゼウス(ウィリアム・フォルツ)

 惑星『ゴシュモス=キャッスル』に不時着したフラグメント船は、コウモリの様な種族の襲撃を受け危機に陥った。しかも、さらにそこにギリシア神話の神ゼウスを自称する大巨人が出現し?!

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 「宇宙大作戦」に似たような話があったよなぁ。

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 公会議勢力包囲の危機から脱出したと思ったら、息つく暇も無く新たな危機に!! という展開のはずなのですが、どうも緊迫感が薄いです・・・