感想:アニメ「ヤッターマン」第1話(新番組)

■公式サイト
http://www.ytv.co.jp/yatterman/index.html


 今時の子供が胸躍らせて視聴、というよりは、30年前小学生くらいだった人が懐かしさのあまり見ただろう、と思う新番組アニメでございます。私も「一体どんな出来なんだろう」と思ってみちゃいました。


三悪の声がオリジナルとは知っていましたが、ドクロベー様まで同じ人とはもう泣いた!!

・ナレーションがまた良い!! 故・富山敬さんのノリそのままです。誰かと思ったら、山ちゃんこと山寺宏一氏でした。このキャスティングは大ヒット!

・まあ、主役陣は好演していました、と軽く流します。

・メカデザ=大河原邦男氏、美術=中村光殻氏、この名前を見ただけで号泣物です。

・オープニングは曲自体はオリジナルと同じですが、しかし歌い方が泥臭いというかじっとりまとわりつくような、というか、とにかくハツラツ感皆無。やってられないね。

・エンディング曲は今時のアニメの「番組内容とは関係ない、適当に綺麗な曲」。どうせ1クールごとに置き換えるんでしょう。聞く価値なし。

・今時ヤッターワンのおもちゃを売る気? 無理無理。

 悪くは無いです。オリジナルもこんな感じだったと思います。しかし、これ、オリジナル(土曜夜18:30)より良い時間帯に、今時放映するだけの内容なのか?には疑問符がつきます。「豚もおだてりゃ」とか「ポチッとな」とかは、要するにその時の流行であり、今となっては焼き直しに過ぎません(まあ、そもそもアニメ自体が焼きなおしですが)。

 2クール持てば御の字じゃないのかな。コナンの再放送で繋いだ方が良かった、という事になるんじゃないのかな?