【ドラマ】感想:ドラマ「ムーン・パニック」(2008年)「後編 最後のミッション」

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「ムーン・パニック」(前編・後編) | 過去の主な放送 | NHK 国際共同制作
http://www.nhk.or.jp/co-pro/recent/20090404.html
もし、巨大天体が月面に衝突したら?科学者は、想像を絶する危機が次々に人類に襲いかかると予測する。壮大なスケールで描きだす科学シミュレーション・ドラマ。


番組データ
原題:Impact
制作年:2008年
制作会社:Tandem Communications(ドイツ)/Jaffe/Braunstein Entertainment(ドイツ)/Muse Entertainment(カナダ)


その夜、美しい流星群を見ていた人々は衝撃的な光景を目撃する。巨大な天体が月面に激突したのだ。正体は月の数百倍の質量を持つといわれる「褐色矮星(かっしょくわいせい)」だった。月にめり込んだため、質量が増し、月は巨大な引力を帯びた。しかも、月は軌道を外れてしまう。その影響は、想像をはるかに上回るものだった。人類を救うことはできるのか?


科学者たちの予想にもとづいたスリルに満ちたストーリー、リアリティあふれる合成映像。「ムーン・パニック」は、いつ起こるかもしれない人類の危機を壮大なスケールで描いていく科学シミュレーション・ドラマだ。

 NHK−BSハイビジョンでの視聴です。
 「ハイビジョン特集フロンティア」枠での放送です(4月11日(土) 20:30〜22:00)。


※前編のあらすじ・感想はこちら
d.hatena.ne.jp
 

後編 最後のミッション

あらすじ

【後編】最後のミッション

月は本来の軌道をはずれ、地球に向かって動き出した。このままでは、月は地球に激突してしまう。残された時間はあと1か月あまり。人類は月の軌道を戻すため、月に科学者たちを送り込み、ある賭けに打って出る決断をする。

 
 月は39日後に地球に衝突する。アメリカ軍は、核ミサイルを月面に打ち込み、褐色矮星(かっしょくわいせい)の破片を粉砕し月から押し出そうとするが失敗してしまう。最後に残った方法は、無重力発生装置(?)を月の核に打ち込み、核を磁化させることで褐色矮星の破片を反発させて月から押し出すというものだった。飛行士たちの犠牲の末に、計画は成功し、月は二つに分裂したものの、安定した軌道に落ち着くのだった。

感想

 「科学シミュレーション・ドラマ」と謳いながら、無重力発生装置とか言い出す時点で安いSFになってます。ブルース・ウィリスの「アルマゲドン」もビックリ!なノリでした。しかも無重力とか言いながら月の核を磁化するとか言うし、もう訳が解らん。しかしながら、B級SFドラマとしてはそこそこ楽しかったですよ。

 しかしNHKはこれが「ハイビジョン特集フロンティア」とかいうカッコイイ名前の枠に相応しい内容だと思っているんですかねぇ。「恐竜SFドラマ プライミーバル」とどっこいの荒唐無稽ぶりでしたよ?


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※前編のあらすじ・感想
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