感想:NHKハイビジョン番組「偉大なるミステリー作家たち アガサ・クリスティー」


 正式タイトルは「偉大なるミステリー作家たち アガサ・クリスティー そしてアガサは”ミステリーの女王”になった・・・」。

 NHK−BSハイビジョンの「プレミアム8<文化・芸術>」枠の「偉大なるミステリー作家たち」の第4回です(放送日=4月21日(火) 20:00〜21:30)。

 今回は、座談会形式で、「綾辻行人」「桜庭一樹」、その他3人、が、クリスティーの3作品「オリエント急行殺人事件」「そして誰もいなくなった」「春にして君を離れ」を読み合わせながら作品を語り合う、という内容。その合い間にクリスティーの人となりの紹介や、イラストを多用した作品紹介、神学者やら文学の教授やらなんやらがクリスティ作品に秘められている秘密を説明する、という形式。

 まあ、NHKらしいっちゃあらしいスタイルではありますが、ワクワクする内容でもなかったなぁ。しかし、まあ「そして誰もいなくなった」が無性に読みたくなりました。