ドラマ「探偵Xからの挑戦状!」の感想です。
第5話 『第5夜 森江春策の災難』(作者:芦辺 拓)
■あらすじ
弁護士で素人探偵としても有名な森江春策。彼の事務所に一人の男が入ってくるなりいきなり倒れて死んでしまう。被害者の背中にはナイフが刺さっていた。被害者は何者で誰に殺されたのだろうか。
■感想
小説版では、冒頭部分でいきなり作者からのコメントで「映像化するから、小説でよくやる叙述トリック(読者だまくらかし)は使いません/使えません」と言いながら、実は丸ごと叙述トリックだったというヤラれた作品。確かに、小説を読み返してみると、もって回ったような言い回しが使われていますね。しかしこれを完璧に解明できる人の頭ってどんなんだ。世の中には頭の切れる人が居る物だと感心します。