ＮＨＫ−ＢＳハイビジョンでの視聴です。
「かみさんよ、安らかに」 REST IN PEACE, MRS. COLUMBO
■あらすじ
コロンボの妻が亡くなり葬儀が行われる。実は彼女の死は、コロンボが捜査中の殺人事件の関係者、ビビアン・ドミートリーの仕業だった。１０年前、ビビアンの夫は顧客の金を使い込んでコロンボに逮捕され、獄中で死亡した。ビビアンは復讐のため、まず夫を密告した男チャーリーを射殺し、続いてコロンボと夫人に狙いを定めるが・・・
■感想
間が抜けたタイトルですが、実は英語の原文に忠実という事に気がついてオドロキ。
さてさて、肝心のお話のほうは、いきなりコロンボ夫人の葬式からスタートし、そこから時間を遡って、事件の発生とコロンボの捜査を描き、最後にまた葬式に戻ってくる、という構成。し・か・し、「カミさん」の死亡という段階で「これはコロンボの壮大なダマシでしょ？」というのが見え見えですし、最後の「犯人が勝ち誇るも実はコロンボの罠に引っかかっていました」というのも予想の範囲内。トリッキーな構成にして失敗してしまっているショッパイ話でした。
