感想:少女漫画誌「花とゆめ 2010年16号」

■公式サイト
http://www.hanayume.com/hanayume/index.html

・ネイビー☆NUTS! 作画:古都和子/原作:榛乃綾子

 連載第二回。パラレルワールド的と言うか日本だけどこの日本とは違う日本が舞台で、軍人一家に育ったヒロインが海軍に入って・・・、というミリタリー物。こんなテーマのお話が花とゆめで連載されていることが信じられない・・・、野郎向けライトノベルではありそうなのですが・・・、まあ、艦長さんが若くて美形で有能、というあたりはまだ少女漫画の香りを残してはいますね。

 古都和子氏は「何でこの人にミリタリー物を描かせたの?」と思うくらい、軍事関係に縁が無い絵柄で、この人が書いたヘリコプター空母風護衛艦とかその辺りを見ると、「あー、大変そー」と、ヒヤヒヤというか妙な感慨が浮かんで仕方ありません。あと、絵が荒れすぎだ。スケジュールがきついの? 色々と本質外の感想を抱いてしまう漫画です。


・花と悪魔 音久無

 お話に一区切り。多分次回は3年後はなが超美人に成長しているというお約束の展開なのでしょう。


暁のヨナ 草凪みずほ

 随分長い間「戦国国取り物」とか「流浪の姫」とかで、とノレない展開が続いたのですが、ようやく仲間探しで明るい雰囲気が出てきました・・・、ここまで長かったなぁ。