感想:ドラマ「恐竜SFドラマ・プライミーバル第3章」第4話「Gレックス暴走」


 ドラマ「恐竜SFドラマ・プライミーバル第3章」(全10話)の感想です。

■恐竜SFドラマ プライミーバルNHK 総合 海外ドラマ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/primeval/

 NHK総合での視聴です。

第4話 Gレックス暴走


■あらすじ

 レスターはカッターに代わるリーダーとしてジェニーを起用した。コナーは開発中の「亀裂封鎖装置」の試作品の完成を急ぐ一方、サラに謎の六角柱の調査を依頼する。やがてチームは亀裂が発生したとおぼしきビルに急行するが、現われたクリスティ・ジョンソンや軍人たちに追い払われてしまう。レスターはクリスティが亀裂を使って何か企んでいることを察し、二人は対立する。

 一方チームは空港に新たに発生した亀裂に駆けつけるが、中から巨大な肉食恐竜ギガノトサウルス(Gレックス)が出現し、空港で暴れまわる。そこに駆けつけたダニー・クイン(第2話のゲストキャラ)はチームを手助けし、Gレックスを亀裂の向うに追い返した。コナーの開発した亀裂封鎖装置は見事に起動し、亀裂を消滅させた。

今週のゲスト生物=ギガノトサウルス(Gレックス)


■感想

 今回から、オープニング映像のキャスト名のトップは、カッター役のダグラス・ヘンシャルに代わり、クイン役のジェイソン・フレミングが来ていました・・・、えぇ〜?! この人が今後の主役になったの?(次回予告の日本語キャスト紹介でもトップに来てますね)。クインが第2話に出ていたことを考えると、ヘンシャル氏降板は第3シーズン開始時点で決まっていて、最初の数回は引き継ぎ期間に過ぎなかったのかな・・・

 今回は珍しくレスターが声を荒げるシーンが有りました。普段から嫌味な感じで話すものの、どんなピンチのときでも落ち着いているキャラという印象が有ったのでちょっと意外な感じ。もっとも、クリスティとの会話シーンでの台詞「お互い人を信用して出世したわけじゃない」が”らしい”感じでニヤリとしましたけどね。

 相変わらず特殊効果はすばらしい。巨大恐竜Gレックスの暴れまわり方は初代「ジュラシックパーク」そのものでした。あの時代は超お金のかかった映画だから出来た感じでしたが、今ではテレビドラマであっさり表現できるとは。Gレックスが飛行機の横から頭を突っ込んでくるシーンとか、もうCGと実際の物体の区切りの部分がわかりません。

 ダニー・クインは・・・、一応主役の筈ですが、おいおいという感じ。センターを見張っている記者を見張っていて都合よく助けにきた、とか、経験も無いのにヘリに飛び乗って大暴れとか、なんか世界観にイマイチはまってない感じですね。今後どうやってチームに参加するのだか・・・

 「クリスティ・ジョンソンの野望」については、軍と結びついて、スーパーコウモリをコントロールしたがっている、のでわりと明確の様に思いますが、六角柱がどういうものなのか・・・、イギリス軍はタイムマシンでも作りたがっているんですかね。

 次回は・・・、こっこれは・・・、「マタンゴ」のパクリ?(←軽いジョーク)。まあ、昔学研のジュニアチャンピオンコース(だったかな?)の恐怖小説で「難破した島でキノコを食べたら最後にはキノコ人間になってしまいました」というのが有ったので、「胞子に犯されて怪物化する」というネタは東西を問わない恐怖ネタなのかもしれません。


★おまけ:今後の放送情報

8/ 8 お休み
8/15 お休み
8/22 第5話放送