ドラマ「恐竜SFドラマ・プライミーバル第3章」(全10話)の感想です。
■恐竜SFドラマ プライミーバル|NHK 総合 海外ドラマ
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/primeval/index.html
NHK総合での視聴です。
■概要
イギリスのSFドラマの第3シリーズ(全10話)。21世紀のイギリスを舞台に、未知の現象「時空の亀裂」を経由して侵入してくる過去や未来の生物との戦いを描く。
第1話 ナイルの魔獣
■あらすじ
大英博物館に置かれていた古代エジプトの石碑「太陽の籠」の中に時空の亀裂が発生し、中からワニの様な生物が現代に現われた。カッターたちはロンドン市内でワニ型生物「プリスティカンプスス」を追跡する一方、コナーは太陽の籠が強力な磁力を帯びた鉱石マグネタイトで出来ており、時空の亀裂を保存するような性質があることに気がつく。最終的にカッターたちはプリスティカンプススを亀裂の中に追い返した。
事件解決後、カッターはおそらく過去にも世界各地で亀裂が発生しており、古代エジプト人は亀裂から侵入したプリスティカンプススを崇めていただろうこと、さらに伝説や神話の中に登場する生物たちは時空の亀裂から侵入した生物たちではないかと考え付く。そのため、カッターは神話や伝説に詳しい考古学者「サラ・ペイジ」に亀裂調査チームに参加してもらう事にした。
一方、センターと軍の調整役として、MI6に勤務していた「クリスティン・ジョンソン」が赴任してきた。彼女はレスターをあごでこき使う一方、独自に軍を動かし亀裂の向こうの世界から何かを回収しようとしていた。さらにヘレンもその動きに気がついていた。
■感想
人気SFドラマの第三シリーズがスタートです。さすがに第二シリーズの様にゴールデンタイム放送という特別待遇は与えられませんでしたが、個人的には「まあ、海外のSFドラマだし、日曜日のAMくらいが丁度いい身分では」とゆー感覚ですね。
さすがに「生物が侵入→大暴れ→過去に送り返す」のパターンはそろそろ新鮮味がなくなってきましたが、話自体は相変わらずテンポ良くサクサク進んで娯楽作品として一級の出来。怪生物のCGも、所々ぎこちなさがありますが、水辺から泳ぎだすシーンなど水の処理も含めて実に自然でよく出来ているなぁ、と感心する事しきりでした。
今回は第二シリーズと同じくまた「亀裂を利用しようとする謎の勢力の陰謀」ネタのようで、怪物処理と並行したその辺りのストーリーも注目ですね。しかし前期みたいに「結局何の陰謀だったのか良くわからん・・・」とかいう事がない様に祈りたいものです。
★蛇足
それにしても「食いつかれそうな強い女性」ばっかり出てくる番組だなぁ・・・、まあ、気弱なキャラではこの番組では生き残れないでしょうけど・・・