感想:映画「パラノーマル・アクティビティ」(2007年:米)


 12/10(金)にWOWOWで放送した映画。字幕。


■概要

 心霊ホラー。全て手持ち式カメラで撮影したドキュメンタリー風恐怖モノ。


■あらすじ

 同棲中の男女は、毎夜不可思議な音が聞こえるなどの怪現象に悩まされていた。しかも女性は幼い頃から同様の現象に付きまとわれてきたという。男性は手持ち式カメラで寝ている間の寝室の様子を撮影し、事態を解明しようとするが・・・


■感想

 なつかしの「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」あたりから始まったドキュメンタリー風の恐怖映画に連なる一作。ただし殆ど怖くないです。

 90分間の内、大半のシーンが、ドーンとかの変な音が聞こえる、廊下の電気が勝手に付いたり消えたりする、ウィジャボードこっくりさんとの会話に使うアレ)が人がいない時に勝手に動いている、というささやかな物ばかり。怖くも何とも無いです。個人的には「映像に黒い影が映っていて、そこら中をウロウロしている」とかすんごい恐怖感覚を期待していたので、全く持ってアテが外れました。

 ラスト3分だけは盛り上がりますが、そこ以外は・・・、真似っこ映画を次々と生み出したという割にはさほどでもなかったです。


★おまけ

・舞台となる家は同棲中の若者二人の家にしては物凄く豪華。日本の感覚なら大家族が暮らしていそうなサイズ。さすがアメリカ。

・何故毎晩寝室のドアを開けて寝るのか? 普通しめるだろ。そりゃ色々入ってきますよ。あと何か起きても電気をつけずにカメラだけもって暗闇をウロウロするのもどうかと。