アニメ「フリージング」の感想です。
■TVアニメ「フリージング」公式サイト
http://freezing.tv/index.html
CS放送・AT-Xでの視聴です｡
■概要
同名コミック（原作：林達永・作画：金光絃／コミックヴァルキリー連載）のアニメ化。SF美少女バトル物。
■キャスト
サテライザー＝エル＝ブリジット：能登麻美子
ラナ＝リンチェン：花澤香菜
アオイ＝カズヤ：市来光弘
ガネッサ＝ローランド：喜多村英梨
アーサー＝クリンプトン：岡本信彦
ヒイラギ＝カホ：大久保瑠美
シフォン＝フェアチャイルド：井上麻里奈
イングリット＝バーンシュタイン：小清水亜美
レオ＝バーナード：椎橋和義
クレオ＝ブランド：橘田いずみ
アーネット＝マックミルラン：浅川悠
アティア＝シモンズ：植田佳奈
ミヤビ＝神無月：桑谷夏子
ティシー＝フェニル：内田彩
エリザベス＝メイブリー：甲斐田裕子
キム＝ユミ：渡辺明乃
エリズ＝シュミッツ：水沢史絵
シスター＝マーガレット：高橋理恵子
第１話 『Eposode 1 Untouchable Queen』
■あらすじ
人類が圧倒的な力を持つ怪物”異次元体”「ノヴァ」との戦いに明け暮れている時代。ノヴァに対抗できるのは、「フリージング」という超能力を発揮する女性の戦士「パンドラ」と、パンドラを補佐する男性「リミッター」のみ。
ある日、パンドラ・リミッターを養成する学園「ゼネティックス」に「アオイ＝カズヤ」が入学してくる。カズヤの姉「カズハ」も伝説的なパンドラだったが、４年前のノヴァとの戦いで死亡していた。カズヤは入学早々カズハにそっくりなパンドラに出会い、思わず抱きつく。そのパンドラこそ、２年生最強のパンドラで「接触禁止の女王」の異名を持つ「サテライザー＝エル＝ブリジット」だった。
■感想
いやー、ついに「フリージング」がアニメ化ですよ。雑誌連載を開始した時から、日本オタ向きのアニメ絵、オタが大好きな設定、ツンデレヒロイン、と「こりゃアニメ向きだ」と思って楽しみに読んでいたのですが、まさかあのマイナー（というかエロ系）出版社「キルタイムコミュニケーション」からアニメ化作品が出るとは･･･、長生きはするものですね〜。
漫画を読んでいるときから厨二くさい設定にやや苦笑気味でしたが、声優さんの台詞でパンドラとか聖痕とかノヴァとかサテライザー＝エル＝ブリジットとか接触禁止の女王とかイレインバーとか真面目に語られるともう爆笑というか、たまらんわ！！ 笑い死にしそう。いやはや、今後三ヶ月これに耐えるのか･･･
作画はまあまあ。「金光絃」氏の絵の感じを結構上手く写し取っています。少なくとも憤るほど悪くは無いので、特に文句は無し。
原作からお色気はある作品ですが「女の子がパンチラ全開で殺し合い」ってなんか「一騎当千」を思い出してしまうなぁ･･･
サテライザーの声が能登麻美子さんというのは一瞬意外でしたが、よく考えたら「ウィッチブレイド」とか「ムネモシュネの娘たち」とか、ハード系のヒロインも勤めていましたので、適役では有るのかもしれません。
内容に期待とか不安とか言う前に「この厨二くさい設定を大真面目に語られるのに耐えられるのか」とかいうところが気になりますが、とりあえず第一話を見る限り、原作ファンとしては及第点をあげたいと思います。今後はサテライザーのツンデレがどれだけ効果的に演出されるかに期待ですのう。
