感想:映画「トランスフォーマー:リベンジ」(2009年:米)


 フジテレビ系・地上波放送での視聴です(放送日は今年 7/30(土))。吹き替え。


■概要

 巨大ロボットバトル映画。監督マイケル・ベイ。2007年の「トランスフォーマー」の続編。


■あらすじ

 前作から2年後。正義のロボット戦士「オートボット」たちは、アメリカ軍の特殊部隊「ネスト」と協力して、世界各地で悪のロボット軍団「ディセプティコン」の残党狩りを行なっていた。そんな中、ディセプティコンの一体は死の間際「ザ・フォールンが蘇る」という謎の言葉を残し・・・


■感想

 前作に続いて、やはり長いだけのイマイチ映画。

 ロボットが歩き回ったりする映像はそれは見事で、巨大ロボットがホントに存在していてそのあたりを歩き回っているようにしか見えません。人間とCGのロボがからむシーンにも何の違和感も無く、とにかくCG技術の見事さには惚れ惚れしました。

 しかし、その他の要素はもうヘボヘボと言ってしまいたい。長いだけの水ぶくれストーリー、のっぺりしたマヌケ面の何の思い入れも出来ない主人公、その主人公が美人の恋人とちょいエロく絡む「パンツの穴」(だっけ?)みたいなロボとは何の関係も無い微エロ展開、ごちゃごちゃして何処が顔だか目だか口だか見分けのつかないしまりの無いロボットたちのデザイン、ウジュウジュと気持ち悪いだけの変形シーン、等、全くもう・・・、とため息が出そうでした。

 前作の出来から予想して大して期待はしていませんでしたが、ホントに予想そのままでした。