アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」(全28話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
CS放送・AT-Xでの視聴です。
(地上波放送 2006年4月〜7月(全14話)/2009年4月〜10月(2006年分14話+新作14話))
■概要
同名ライトノベル(原作:谷川流(角川スニーカー文庫刊))のアニメ化作品。ジャンルはSF系学園物。
■キャスト
涼宮ハルヒ:平野綾
キョン:杉田智和
朝比奈みくる:後藤邑子
古泉一樹:小野大輔
長門有希:茅原実里
鶴屋さん:松岡由貴
朝倉涼子:桑谷夏子
谷口:白石稔
国木田:松元恵
キョンの妹:あおきさやか
第1話 涼宮ハルヒの憂鬱 I
■あらすじ
「キョン」(本名不明)は高校入学の自己紹介の際、クラスメートの「涼宮ハルヒ」が「宇宙人etcがいたら自分のところに来るように」と電波発言をするのを聞く。ハルヒは容姿も学力も運動もなかなかのレベルだったが、中学時代から電波的な言動で有名で、さらに他人を寄せ付けない頑なな態度を貫きクラスで孤立していた。しかしキョンは何故か適当に雑談をしているうち、クラスで唯一ハルヒと会話できる人物と目されるようになる。
ハルヒは自分に合う部活を求め、ありとあらゆる部に体験入学していたが、どれにも満足出来ず、イライラを募らせていた。しかしキョンの言葉にヒントを得て、自分のための同好会の設立を決意、キョンを巻き込んで早速動き出す。ハルヒは文芸部が一年生の「長門有希」しかいない事を突き止めると、強引に部室の共同使用を承諾させ、さらに二年生の全く面識の無い「朝比奈みくる」をいきなり連れ込んで同好会のメンバーに勝手に加える。ハルヒは(まだ出来ていない)同好会の名前を「世界を・大いに盛りあげるための・涼宮ハルヒの団」、略して「SOS団」と命名する。
■感想
いまや伝説になってしまった(かもしれない)ハルヒアニメ。2006年版は放映当時、放映順がメチャクチャとかいうことで視聴した人から「凄い! 凄い! 凄い!(以下飽きるまで繰り返し)」とか連呼されていて、その狂乱振りを見てなんかウンザリするようなイメージが染み付いていましたが、さすがに約6年も経つと記憶も薄れて、ニュートラルな気持で視聴出来るようになりました。
今までポロポロと個々のエピソードは見たことが有ったのですが、正式に見たのは初めてなので、基本的なところで発見が一杯です。
・第1話でいきなりハルヒが「以前にキョンと会ったことがあるような」と「消失」に繋がる事を言っていたんですね。
・SOS団が文芸部の部室を乗っ取り云々は知っていましたが、「長門は文芸部員でもあった」のか。元文芸部の部室を書類操作か何かでくすねたのだと思っていました。
・なんだってー、みくるは「先輩」だったのか。ハルヒがいつもおもちゃにしているので同級生だと思っていたよ…
既に古典・オタの基本教養みたいな感じの地位の番組ですが、ボチボチと見ていきたいと思います。