NHK Eテレで 21:30-22:00に放送。
今回のお題は「ショートケーキ」。
>映画監督・小津安二郎の作品「麦秋」は、昭和26年、終戦間もない頃、北鎌倉に暮らす中流家庭の娘が結婚するまでの物語。その中で登場するスイーツがショートケーキ。
>それは戦後の新しい日本、そして幸せを求めて生きようとする人々の姿を象徴するものだった。三つ揃えのスーツで銀座に出掛け、最先端の芸術や洋菓子に触れて映画のモチーフを探った小津。小津にとってのショートケーキの意味とは何かを探る。
今回はイチゴのショートケーキを作ります。まあそれなりに美味しそうでした。意外に簡単に作れるのね。
★コネタ
ショートケーキの「ショート」ってどういう意味? あまたの説があるものの、英語の「ショート」(サクサクしている)から来たと言うのが有力だそう。『ケーキのどこがサクサクしているっていうのさ?』 ええ、ごもっともな疑問です。実はアメリカ発のお菓子「ストロベリーショートケーク」というものがあり、それは『でかいビスケット二枚の間にイチゴやクリームを挟んだお菓子』なのです。だからサクサク。それを元に日本人がスポンジ+クリームで作ったのがショートケーキだそうで、外国に無いジャパンオリジナルなんですって。
(なんとなく、ホール丸ごとのケーキが「ケーキ」で、それを小分けしているから「ショートなケーキ」なんだと思ってた…)
★蛇足
1970年代くらいのケーキってクソまずかったよね。クリームケーキじゃなくて、白いのはロウみたいな謎の物体で、食べたら気持悪くなるので、何かの機会にケーキを食べる事が有っても嫌で嫌で仕方なかったなぁ。いつの間にケーキはこんなに美味しくなったのだろう…