感想:アニメ(新番組)「はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)」第1話「強くてニューゲーム」


 アニメ「はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)」(全12話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■『はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)』アニメ公式サイト
http://kichiku.tv/

 CS放送・AT-Xでの視聴です。


■概要

 同名ライトノベル(原作:上栖綴人HJ文庫ホビージャパン))のアニメ化作品。ジャンルは「異能モノ」と「剣と魔法型ファンタジー」が合体した学園モノ。


■キャスト
凰沢暁月(おうさわ・あかつき):岡本信彦
凰沢美兎(おうさわ・みゆ):日笠陽子
五泉千影:植田佳奈
桐元葛葉:花澤香菜
七瀬遥:井上麻里奈
リスティ:佐藤利奈
氷神京也:櫻井孝宏
哀原美奈巳:竹達彩奈
上崎遼平:日野聡
海堂元春:阿部敦


第1話 『episode 1 強くてニューゲーム』


■あらすじ

 「勇者アカツキ」こと「凰沢暁月」は、異世界「アレイザード」で魔王を倒した後、現地の姫「リスティ」たちの引止めを振り切って、「異世界の門」から自分の世界に戻った。その際、暁月はアレイザードから「ミュウ」という少女を連れて来ていた。暁月はミュウを自分の妹「美兎」という事にする。

 暁月と美兎はすぐに「BABEL」という機関によって保護された。この世界では30年程前から「サモン・シンドローム」という「若者が異世界に召喚される」という出来事が発生しており、その半数が異世界から「門」を通って帰還してきていた。しかも彼らは異世界で身に付けた力をそのままこちらの世界で使えるため、BABELによって実質的に隔離されていた。暁月と美兎はBABELの教官に実力を試されるが、美兎は魔法であっさり教官をKOする。暁月には生徒会長・氷神京也が自ら相手を申し出るが、暁月は実力の程を見せつける。実は美兎/ミュウは魔法の一人娘で、暁月は魔王の遺言として美兎/ミュウの保護を頼まれたのだった。


■感想

 原作小説は未読。コミック版も未読。

 序盤、いきなり武装メイドたちが現れて主人公にパンツを脱がされるというくだらない展開に「あーあ…、やっぱりHJ文庫はこういうエロ大好き路線か…、まったくくだらん…」と腹が立ちましたが、自分の世界に帰ってきてからのBパートの展開はわりとまともでした(厨二臭がプンプン漂ってきていたとしても、Aパートの「勇者がメイドのブラやパンツを脱がしまくる」展開よりはマシに見えたのですよ)。

 好色な主人公がエロを展開しまくる下品アニメだと思っていたので、予想よりはまともなのにちと驚きました。まあ「すんごく先が楽しみ!!」とかいう程ではないですが、1話から見捨てるほどNGでもないので、もう少し見つづけてみます。