感想:少年漫画誌「月刊少年エース2012年12月号」(2012年10月26日発売)


 発売日:2012年10月26日(毎月26日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

少年エース
http://www.kadokawa.co.jp/ace/

---------------------------------------
RDG 原作:荻原規子 漫画:琴音らんまる キャラクター原案:岸田メル

>山伏の修験場として世界遺産に認定される玉倉神社に生まれ育った鈴原泉水子は、電子機器を狂わせる不思議な体質の持ち主。宮司を務める祖父と静かな二人暮らしを送っていたが、中学三年になった春、突然東京の高校進学をすすめられ――


 タイトルは「レッドデータガール」と読みます。紙を自由に操るメガネっ娘や三姉妹は出てきません。もっとも『電子使い』であるらしく、コンピューターを思うがままに操る的な力を持っているようです。多分その力を巡って今後世界的な陰謀にでも巻き込まれるのかも知れません。立ち上がりはそこそこですが、今後どうなるかは…、

 漫画担当は10月号まで「BLOOD-C」を連載されていた人なので、神社がどうこうという絵が見えたこともあり、BLOOD-Cの番外編でも始まったのかと思いました…



そらのおとしもの 水無月すう

>皆でお祭りを楽しむ中で、イカロスを連れ出したハーピー妹は、無謀だとは知りつつイカロスに攻撃を開始する。すべては姉さんの笑顔を守るため――


 結局ハーピー姉妹はイカロスに戦いを挑んで死んでしまいました…、なんてこと。結末もそろそろ近そうです。



のろガール! 久遠まこと

>蘭蘭が健一にキスをしたのは、蘭蘭に契約を迫る悪魔のせいだった!! 蘭蘭を救うため(?)、詩音やノアも蘭蘭の元に駆けつけるが…?


 チャイナっ子が悪魔に呪われるとか何とか怯えていたのですが、悪魔の虚言だとわかって一件落着。今度はショタ系キャラが増えましたとさ。



トラウマ量子結晶 青木ハヤト

>以前戦ったポジティブ・オラクルの使い手の一人、キヨ君。彼は病気の彼女のために、戦っていた!! そんなリア充な展開をもちろん許すはずがない!! ダメ人間の誇りをかけて春人たちは勝負に挑む!!


 (多人数で一人をボコる)シリアスバトルに勝利した後、敵の彼女さんの病気は「痔」だと判明しました…、うん、この漫画ならそういうオチが適切だと思います。



ふたりは牛頭馬頭 瀬野反人

>寺和田マナと獄卒として働くことになった雛山サチ。品行方正の才女のマナだが、盗撮を続けていたサチに性犯罪者の前世の業があったのと同様、意外な前世を送っていた!?


 主人公が(前世が)性犯罪者なら、ヒロインさんは(前世が)男なら誰でも良いという淫乱女でした。こん棒で罪人をバカスカ痛めつけるみたいだし、この漫画は相当ブラックな笑いになりそうだ…



狐の悪魔と黒い魔導書 橘由宇

>魔導書のなかでシンが出会った謎の少女・久遠は、臼姫の半身だった!? 自身の体を取り戻そうとして、久遠は臼姫に攻撃を仕掛ける!!


 敵が強いので一旦退却です…、何が面白いのか良く解らなくなってきた。



竹刀短し恋せよ乙女 原作:黒神遊夜 作画:神崎かるな

>龍之介のリハビリのため、一緒にお風呂に入ることになった桜。そこでついに"番号持ち"の秘密が明かされる!!


 お風呂で敵の組織(?)の秘密が明かされますが、ややこしすぎてよくわからん。



なまちゅー。 井冬良

>面白い生主を決めるトーナメント「なまケット」が開幕。一回戦の星華の相手はおでこ自慢の凸子。ベタなネタを全力で繰り広げる凸子に対し、星華が放送したのは!?


 ついにトーナメント戦スタート。相手もグダグダですが、それにつけこもうにもこっちもグダグダでお話になりません。まあなんとか一回戦クリアしました。



涼宮ハルヒの憂鬱 原作:谷川流 漫画:ツガノガク キャラクター原案:いとうのいぢ

>佐々木たちとの話し合いに臨むキョンハルヒの持つ世界改変能力を佐々木に移譲することに納得すれば、九曜による長門への攻撃をやめさせると藤原に提案されるが……「涼宮ハルヒの驚愕V」!


 宇宙人と未来人と超能力者が結託してキョンに圧力をかけてきました。話が突然重くなったじゃないですか。

---------------------------------------