感想:アニメ(新番組)「ビビッドレッド・オペレーション」第1話「ファースト・オペレーション」


 アニメ「ビビッドレッド・オペレーション」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■「ビビッドレッド・オペレーション」 公式サイト
http://www.vividred.net/

 BSデジタル放送BS-TBSでの視聴です。


■概要

 原作無しのオリジナル作品。「ストライクウィッチーズ」の監督・高村和宏氏の新作。ジャンルは「女の子がたくさん出てきて強大な敵とバトルする」系。


■キャスト
一色あかね佐倉綾音
二葉あおい:村川梨衣
三枝わかば大坪由佳
四宮ひまわり:内田彩
黒騎れい:内田真礼
一色もも:大亀あすか
一色健次郎:てらそままさき


第1話 ファースト・オペレーション


■あらすじ

 近未来。新エネルギー「示現(じげん)エンジン」の実用化により、世界のエネルギー問題は解決された時代。伊豆大島近くに作られた人工島「ブルーアイランド」に巨大な示現エンジンが設置され、そこから各地にエネルギーが供給されていた。

 伊豆大島に住む「一色あかね」は、示現エンジン開発者の「健次郎」の孫だったが、何故か貧乏生活で新聞配達のバイトをして家計を助けている。

 ある日、ブルーアイランドに巨大な何かが接近してきて、迎撃に向かった軍隊は手も足も出ないまま撃破されていく。健次郎は、それがかねてから予期していた「アローン」の襲来だと直感するが、何かを作ろうとして爆発に巻き込まれ、結果、精神が体から抜けてイタチか何かのぬいぐるみに入り込んでしまう。ぬいぐるみ健次郎は、あかねに何かの機械を渡すと、あかねとともにブルーアイランドに向かう。ブルーアイランドでは、あかねの親友「二葉あおい」が戦闘に巻き込まれ、建物から転落してしまう。あかねは飛び降りてあおいを追った瞬間、健次郎からもらった機械の力で変身し、空を飛んでいた。二人に健次郎はドッキングしろと言い出す。続く。


■感想

 雑誌とかWEBとかからの情報ほぼゼロで視聴。

 ストパンこと「ストライクウィッチーズ」は第二期はなかなか燃える展開で面白かったので、この作品もそれなりに期待していたのですが…、うーん、うーん、予想よりもイマイチでがっかり。

 キャラデザはオタ受けするかわいい系だし、「女の子が変身してバトルする」という設定も王道ながら安心だし、絵は綺麗だし、そのあたりは良いのですが…、話がかったるい。もっとテキパキ話を進めれば良いのに、なんかのったりしていて、「えっ、もう30分経っちゃったの?」の真逆の「うーん、まだ30分終わらないの…」という微妙な苦痛がありました。何が悪いのか良くわかりませんでしたが、とにかくテキパキ感に欠けていて、前述した良さがかすんでしまいました。

 第一回目だからまだまだダメと断じるのは早い気もしましたが、よく見たら脚本が私と相性の悪い吉野弘幸氏だった…、舞-Himeとかギルティクラウンとかその他諸々の人だぁ…、これはダメかもしれない…



★おまけ1

 何故あらすじを「次回予告」(http://www.vividred.net/next/index.html)内に書いてあるのか。「ストーリー」のほうに書いてくださいよ。


★おまけ2

 「ストライクウィッチーズ」も「パンツじゃない」と強弁するパンツ姿で有名でしたが、本作もブルマの股間を舐めるようなアップでお見せしております。エロし。


★おまけ3

 重要施設を謎の敵が襲ってくる。「エヴァだな」と思いましたが、よく考えたら「マジンガーZ」の方が近いかもしれない。


★おまけ4

 すばらしいエネルギーを手に入れたらとんでもない裏がありました…、アシモフ先生の「神々自身」を思い出しますね。


★おまけ5

 冒頭、謎の黒髪美少女が立っていて…、ほむらちゃんですか、これはまどマギ路線ですか、と思った。