■メタルスレイダーグローリーファンブック リマスター / レトロゲーム総合配信サイト、プロジェクトEGG
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『メタルスレイダーグローリーファンブック リマスター』
2013年9月30日発売
A5サイズ 160ページカラー
商品価格：2,500円（税込価格 2,625円）
1991年、8bitコンシューマーの時代末期に発売された『メタルスレイダーグローリー』 4年の歳月をかけて8bitコンシューマー技術の粋を詰めこんだ内容にファンは驚愕し、瞬く間に伝説のソフトとなった。 その設定資料や原画など開発素材を大量に収録し、ファン必携の1冊となった『メタルスレイダーグローリーファンブック』 長らく絶版状態だった本書がよみがえる！
誌面はオリジナル版を制作した☆よしみる、成澤大輔の手による新編集！ ソフト制作に使用された資料はよりクリーンな状態に仕上げられ、文章は全面改稿、描き下ろしイラストも多数収録！ また、他機種移植版の解説、幻となったPCE版への移植企画用資料など、新たに収録する素材も多数用意！
22年経っても色褪せることなく、長い間大切に愛されてきた至高の名作のすべてをふたたび！
ファミコンアドベンチャーゲーム「メタルスレイダーグローリー」と言えば、アニオタ系のファミコンキッズにとっては伝説のゲームでした。何せアニメ絵の「よしみる」氏の原画を（出来るだけ）再現し、しかも未来宇宙を舞台にしたSFロボット物ですから、そういうものが好きな人間にとってはもうストライクゾーン直撃だったわけです。あの頃同じ趣味だった人は血眼で捜してプレイしたのではないでしょうか。
またゲーム発売と同時期にJICC出版から発売された攻略本「メタルスレイダーグローリーファンブック」は、詳細な設定資料と共に、よしみる氏の描き下ろし漫画が載っているということでやはり大人気だったと記憶しています（もっとも自分はソフトともどもいつの間にか処分してしまっていたようなのですが…）
その「ファンブック」が、過去のパソコンゲームの復刻を行っているD4エンタープライズの手で22年ぶり（！）に蘇りました。しかも単純な復刻では無く、1991年版を底本にした全く新しい本となって。しかも執筆者の一人は「よしみる」氏なのですから、これ以上のメンバーは考えられません。
●内容
さて内容ですが、
・折込イラスト
・1991年当時のゲーム業界事情
・よしみる氏インタビュー（開発裏話）
・キャラクター紹介（1990年代に電撃系の雑誌に載せたイラストや、今回の本用に描き降ろしたイラストを含む）
・ストーリー紹介（ゲームのマニュアルに描かれていた漫画を完全収録。さらにそこから原画＋CG＋コメントで、ストーリーを最初から最後までみっちり解説）
・バーチャルコンソール版など派生作品の紹介
・今回発掘されたサンプルCG紹介
・PCエンジン移植企画について
・JICC版に載っていた漫画
と、およそ考えられる限りの内容を詰め込んでいます。もうこれ以上の物は考えられず、究極のグローリー本と呼んで間違いありません。「メタルスレイダーグローリー」と聞いてピクッと反応してしまうような人は絶対買いです。
● 評価
（5段階評価の）5点。
