感想:NHK番組:推理系番組「謎解きLIVE 英国式ウイークエンド殺人事件」第1夜(2013年12月7日(土)放送)

 NHK番組「謎解きLIVE 英国式ウイークエンド殺人事件」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

NHK 謎解きLIVE 英国式ウイークエンド殺人事件
http://www.nhk.or.jp/nazo/

 衛星放送・NHK BSプレミアムでの視聴です(放送日:2013年12月7日(土) 21:00〜22:30)。



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概要

名探偵ホームズやポワロを生んだミステリーの本場イギリス。「犯罪」を「娯楽」に変えたのはイギリス人の知性とも言われる。そんなイギリス人が楽しんでいるのが、週末を利用して各地で開催される観客参加・滞在型の推理ツアーだ。


数ある推理ツアーの中でも人気と伝統を兼ね備えた「ジョイ・スウィフトのマーダー・ウイークエンド」に今回、日本の番組として初めて参加。2夜連続の生放送で犯人探しに挑む。


ツアーの舞台は、ロンドン郊外にある豪華な元貴族の屋敷。ある目的のために開かれたパーティーで連続殺人事件が起こる。現場に潜入したリポーターから次々と届く手掛かりをもとに、スタジオでは3人のミステリーの達人が推理バトルを繰り広げる。複雑な人間関係を解き明かし、犯人にたどり着くことはできるのか?


番組は、視聴者のみなさんも簡単な操作で推理に参加できるよう、データ放送やインターネットでこれまでにない試みを行う! 秋の夜長、“灰色の脳細胞”をフル活用して本場のミステリーをご堪能あれ!


ゲスト 法月綸太郎,マキタスポーツ,小島慶子
出演 高梨臨
リポーター 絵美里,三宅民夫
語り 奥田民義

「一夜目」2013年12月7日(土) 21時00分〜22時30分
「二夜目」2013年12月8日(日) 23時00分〜24時00分

 最近日本でもお馴染みになった「参加型イベント」のイギリス版。イギリスで行われた推理系イベントに三宅アナたちが参加。イベント内容を録画したものを一定の区切りごとに放送して、その度にゲストに推理させるという物。また同様に視聴者もデータ放送で推理を送信できる上、番組終了後も公式サイト上で番組で放送されなかった新しい手がかりが随時表示される。

あらすじ

 元貴族の館を利用したホテルでパーティーが開かれた。とある劇団の劇場が火事で焼失してしまったため、劇団長が再建のための寄付金を集めるため投資家などを招待したのだった(三宅アナは投資会社社長という設定で参加)。

 ところが劇団員の間では色々有るらしく、客たちの前で次々とトラブルが起きる。そして、ついに劇団の財務担当者が刺殺死体で見つかる。すぐさま警察がやってくるが手がかりはないまま、今度は警官の一人が殺される。警官は汚職をしており、それに絡んで殺されたのかもしれない。


感想

 NHKは今までにも「探偵Xからの挑戦状!」とか「ミステリーハウス」とか、推理クイズ番組を積極的に放送してくれていたのですが、また新機軸番組をドカンとやってくれました。「ライブ」とかいうから、イギリスの舞台劇をライブ放送してくれるのかと思ったら違ってまして、ゲストたちが推理する様子が「ライブ」だったのでした。まあ、そりゃそうか。

 まあ、ノリ的にはテレビ朝日で放送されていた「安楽椅子探偵」シリーズを思い出させます。物語がどんどん進行していって手がかりがガンガン提供されて、一夜目が問題編、二夜目が解決編、という辺り。

 正直手がかりの多さに圧倒されて、犯人を推理するどころではありませんが、番組自体はかなり面白いです。明日の解決編も楽しみ。