感想:少女漫画誌「増刊flowers(フラワーズ) 2014年春号」(2014年2月14日発売)


 発売日:2014年2月14日(2,5,8,11月の14日発売)
(※以下、雑誌の内容に触れていますのでご注意ください)

小学館コミック -フラワーズ- 増刊flowers
http://flowers.shogakukan.co.jp/zoukan/index.html

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君ニ送ル11通ノ手紙 赤石路代

 読みきり。徴兵制がある日本。主人公さんの恋人も兵隊にとられます。しかもメールは検閲されているらしく、こっそり別途届く手紙しか信用できないようです。やがて彼氏が死んだと連絡が届きますが、それがウソらしいと気が付いた主人公は、恋人が勤務していた場所を探し出します。意を決してその場所に行ってみると、恋人は生きていました。実はその場所は昔事故で放射能が漏れ出した建物で、恋人さんたちは死んだ事にされて延々建物内の作業を強制されていたのでした。


 ……、増刊flowersでは、赤石先生は一貫して3.11と原発事故を題材に描き続けているのですが、ストレートすぎるというか、そのままというかの話が多いですね。憤りみたいなものをそのままぶつけているのかもしれませんけど……

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