●「初代ガンダムは分かりやすかった」なんて嘘っぱち？ 当時のアニメ雑誌記事より - Togetterまとめ
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いやはや、解りやすい訳ないじゃん……、
当時のロボット物は「悪の宇宙人○○星人が地球を侵略してきた！ それを予期していた○○研究所の○○博士はスーパー合体ロボット○○を完成させていた。それに乗り込む五人の若者の活躍を描きます。戦え○○！ 邪悪な○○獣（悪のロボットの名前）を倒せ！」という世界だったんですよ？
それがいきなり宇宙世紀でコロニーでザクがコロニーに侵入してミノフスキー粒子（一切説明無し）でジオン公国でモビルスーツで南極条約（説明無し）で、って一切説明無しで突き放したまま話を進めていたんですよ？ 訳のわからないぶりはもう凄いモノが有りましたよ。それでも、当時のアニオタは『……、何これ、今までのマジンガーとかコンバトラーとかライディーンとかとまるで違う……、理解できないけどなんか凄い！』と食いついていたと思いますよ。少なくとも私はそうだった。
そりゃ今なら、十分予習して「人類が宇宙にコロニーを作ったこういう時代で、モビルスーツはジオニック社が作った作業ロボットが発展した兵器で、ミノフスキー粒子は電波を妨害して云々」とか知っているから、それを前提にみればわかりやすいですけどね。当時のアニオタはアニメックのガンダム内容解説とかをむさぼる様に読んで「こういう世界なんだ……」とか得心しながら、付いていっていたと思う。
ということで、「リアルタイムでみていた初代ガンダムはちっとも解りやすくなんてなかった」と言い切りたい。
