ドラマ「X-ファイル シーズン3」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)
■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン3
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s3/
BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。
第23話 電波 WETWIRED
■あらすじ
EP23 電波
妻を含む5名を殺害した男が逮捕された。男の家で大量に押収された、TV番組を録画したビデオテープには暴力を誘発するサブリミナル信号が。スカリーがその信号に反応。
お題は「サブリミナル効果による洗脳、政府の陰謀」。
モルダーは正体不明の男から、手遅れにならないうちにある殺人事件を調べろと指示される。それは精神錯乱の男が5人を殺したという事件だった。犯人の家のケーブルテレビ関係の機器の中に、人間を洗脳する信号を発する機械が取り付けられていた。何者かがケーブルテレビを使い、サブリミナル効果で人間を洗脳し自在に操っているらしい。モルダーは関係者を追うものの、突然ミスターXが現われ全員を殺して口封じをしてしまったため、モルダーは何一つつかめないまま引き下がるしかなかった。
ラスト。ミスターXが、スモーキングマンに総ての証拠を消したことを報告するシーンで〆。
監督 : ロブ・ボウマン
脚本 : マット・ベック
■感想
政府が国民を対象にした怪しげな人体実験をしている、という「都市伝説」系のエピソード。国家がケーブルテレビを使って国民を自由に洗脳していく、という悪夢展開がなかかな不気味だった。もっともシーズン2の「血液」の焼き直しという感も無くもない。
ミスターXが、実はスモーキング・マンの直属の部下だったことが明かされるラストが、このエピソードの目玉であろう。
■一言メモ
例によってほぼ総ての内容を忘れていましたが、ラストのスモーキングマンとミスターXの密会のシーンだけは覚えていたですよ。さて、X-ファイルというと、毎回のサブタイトルを画面上で打ち込んでいって最後に「ピッ」とか音を出すシーンが印象的なのですが、何故かDlifeにはそのシーンが無い……、何故カットされているのか。あと、今時の10代には「ビデオテープって何?」なんだろうなぁ……