感想:アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」第3話「影男」


 アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

乱歩奇譚 Game of Laplace
http://www.rampokitan.com/

 フジテレビ・ノイタミナ枠アニメ。

第3話 影男


■あらすじ

 アケチの家をカガミが訪問し、世間を騒がす少女連続誘拐事件の捜査を依頼する。噂によれば犯人は、変装の達人の怪盗「影男」(声:子安武人)だという。しかしアケチは興味がないと話をあっさり断る。


 影男に興味津々のコバヤシは一人で勝手に捜査を始めるが、その前に当の影男がいきなり姿を現す。当人の弁によれば、誘拐は自分とは関係が無く、また自分が大事に思っている「大曽根さち子」が誘拐犯にさらわれた可能性があるため、犯人を追っているという。


 コバヤシは影男の提案に乗り、女装してオトリになりまんまと誘拐される。犯人「ワタヌキ」は誘拐した少女たちを自分の娘と呼び、擬似家族を作り上げていた。追ってきた影男は、さち子が既に殺されてバラバラにされた上コンクリートに塗り込められたことを知る。


 影男の通報で警察やアケチたちが駆けつけ、ワタヌキは逮捕された。その隙に影男は静かに立ち去った。そして以後コバヤシは女装が趣味になっていた。

脚本:朱白あおい



■感想

 ちょっと待て。1・2回目の雰囲気が好きだったので結構期待していたけど、今回、もうこれ江戸川乱歩も何も関係ないじゃん。推理要素すら無いし。


 これはこれで「ノイタミナらしいちょっとヘンなアニメ」ということでそれなりに面白くはあるのですが、これで「江戸川乱歩の世界を現代に蘇らせた」とか言われると困っちゃうよなぁ、というか?