感想:海外ドラマ「X-ファイル シーズン1」第6話「影」

X-ファイル シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]

 ドラマ「X-ファイル シーズン1」(全24話)の感想です。
(※以下、今回の話の結末まで書いてありますのでご注意ください)

■ディーライフ/Dlife X-ファイル シーズン1
http://www.dlife.jp/lineup/drama/xfile_s1/

 BSデジタル放送「Dlife」での視聴です。

第6話 影 SHADOWS


■あらすじ

EP6 影
身体の内部から首の骨を折られた女性。事件現場の防犯カメラには不審な影が映り込んでおり、また彼女の周囲では、奇妙な出来事が多発していたということが分かり・・・。

 お題は「心霊現象(ポルターガイスト)」。


 モルダーとスカリーは、身分不明の人間に呼び出され、二人の男の死体を見せられる。死体は首の骨や喉を内部から粉々にされており、また体に静電気を帯びていて、死んだ後も体温がまったく下がっていなかった。モルダーは、相手が身分を明かさないので、何も解らないとウソを言うが、実際は死体は念動力(サイコキネシス)による犠牲者と見当をつけていた。


 モルダーたちは、死体からこっそり取った指紋から、死人二人がイスラム系テロ組織のメンバーである事、昨晩フィラデルフィアでATMにいた女性を襲ったあと死んでいたこと、を突き止める。被害者の女性ローレンは昨晩何も無かったといい、またローレンが大の男を殺したとは考えられない。ローレンは軍事関連企業HTG社で前社長のハワードの秘書をしていたが、ハワードは二週間前自殺していた。


 モルダーたちはローレンの家に押し入った暴漢が異常な死に方をするのを目撃する。ローレンの言葉によれば、HTG社の現社長のドーランドはイスラム系テロリストと取引をしており、それを非難したハワードを殺したに違いないという。ハワードは殺された後も、霊魂となって娘同然に思っていたローレンの安全を守っているらしい。


 モルダーたちはHTG社に家宅捜索に入るものの、証拠が見つからず空振りに終わりかけるが、最後にハワードの霊が隠されていた証拠のフロッピーディスクを指し示した。事件解決後、ローレンはハワードから逃げるため街を去っていった。


■感想

 ポルターガイストに通常の犯罪捜査を上手くミックスした話で、なかなかお気に入り。