●伝説のSFアニメーション 「キャプテンフューチャー」特別番組
http://www.animax.co.jp/programs/NN10002001
米国のSF作家エドモンド・ハミルトンによるスペースオペラ小説の金字塔『キャプテンフューチャー』を原作に持つ、NHKとしては『未来少年コナン』に続くTVアニメーションシリーズ。
原作の魅力である個性豊かなキャラクターたち、センス・オブ・ワンダーなメカニックやストーリーを、当時のSF的未来観も取り込みながら魅力的なビジュアルと骨太のアクションで描いた本作は、いまなお国内外で高い評価を受けている。再放送の機会も少ない“幻の作品”、2016年9月待望のBlu-Rayによる初パッケージ化にともない、今回特別に発売直前に、第1話~第8話までを特別放送!「幻のスペースオペラ!キャプテンフューチャー」にご期待ください。
放送 アニマックス。2016年9月24日(土)深夜放送。
【※以下ネタバレ】
第8話 遥かなり50億年の旅 (「時のロスト・ワールド」より)
あらすじ
コメット号は50億年前に漂着し、しかも燃料は殆ど残っていなかった。この頃には太陽系には惑星すら存在していなかった。キャプテンフューチャーは預かっていたタキオニウム探知機の中のタキオニウムを使って、なんとか7000万年未来にいけることを確認すると、その頃に惑星が出来ている可能性に賭けて時間移動を行なう。7000万年後には原始惑星が誕生しており、コメット号は出来たばかりのカタイン星からタキオニウムを掘り出してタイムマシンで未来に送り、さらにコメット号の燃料も補給した。
しかしフューチャーたちがダルムールたちのいる時代に戻ると、ジカル将軍率いるカタイン軍と火星軍が開戦直前の状況だった、フューチャーはコメット号の戦力を示して両軍をけん制し、さらにカタイン人・火星人・地球人は全て兄弟であると説く。おそらく過去にクウムからやって来た宇宙船団が太陽系で遭難し、三つの星に不時着してそれぞれの文明を築いたのに違いなかった。それを聞いた火星・カタイン両軍は休戦した。
そして、カタイン人2憶6000万人はユグラの月に逃れ、彼らの目の前でカタインは崩壊した。カタイン人たちは宇宙船となったユグラの月で、クウム(デネブ)へと旅立っていった。
感想
「タキオニウムをタイムマシンを使って過去から未来に送る」とか初めて聞いた設定なのですけど? フューチャーたちはいつの間にコメット号以外にタイムマシンを用意していたのか? このあたり、原作小説ではどのように処理していたのか、無性に読み返したくなってきましたね。
今回でアニマックス放送分は終了。オットー役・野田圭一氏のナレーションで「フューチャーメンの活躍はまだまだ続く」とか言われて、ぐぉぉぉ、続きが見てぇぇ、と身もだえしてしまいましたよ。くっ、ブルーレイBOXに気楽に金を払える余裕さえあればぁぁぁぁ。