感想:アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」第9話:ラス前に神回が爆誕(笑)


TVアニメ『この素晴らしい世界に祝福を! 』オープニング・テーマ「fantastic dreamer」【通常盤】

アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』公式サイト http://konosuba.com/
スニーカー文庫公式サイト http://sneakerbunko.jp/series/konosuba/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
【※以下結構お下品にズバズバ書いてます】

第9話 この素晴らしい店に祝福を!

あらすじ

 カズマは住居が馬小屋から屋敷へとグレードアップし、冬越しの心配が無くなったことで心の余裕が生まれていた。衣食住の次は色、ということで、カズマは知り合いの冒険者たちと、サキュバスが良い(=エッチイ)夢を見せてくれるという店にこっそり出かけ、自分の欲望のままに夢の内容のリクエストを書き連ねる。あとは夜にサキュバスが訪ねてきて、注文通りの夢を見せてくれるのを待つばかりとなった。

 夜。夕食はダクネスの実家から送られてきた高級なカニと酒で豪華な酒宴となるが、カズマは酒を飲んで熟睡してしまえば夢が見られない、という事でそそくさと自室に引き上げる。ところがカズマはあまりに興奮しすぎて寝付けず、一風呂浴びる事にした。そこに後からダクネスが入ってきたが、カズマはこれがお待ちかねのサキュバス淫夢だと納得し、ダクネスにご奉仕を命じる。ダクネスは緊張と混乱で何がなんだか分からなくなり、カズマのいう事に唯々諾々と従ってしまう。そしてカズマがダクネスにボデ●洗いを命じたところで、本物サキュバスが屋敷にやってきて、アクアの張った結界に引っかかっているのが発見される。カズマはサキュバスをかばってアクアたちに戦いを挑み……

 翌朝。カズマはダクネスにあんまり人のいう事をホイホイ聞くなとお説教しているところに、ギルドから機動要塞デストロイヤーが接近してきたという警報が発令された。続く。

脚本:朱白あおい


感想

 評価は◎の二乗。

 今まで主要キャラ四人組のアホな振る舞いをネタにお笑いで押しまくっていたこのアニメですが、ラス前に来て、突然ドエロいエピソードを投入してきて、そのクオリティがもう神レベル。まさに『神回』がここに爆誕してしまいました(笑) こら永久保存レベルや(笑)

 「サキュバスが経営している店」という前振りにも、「どーせこのアニメのことだからたいしたこと無いんでしょ?」(通販番組の「どうせお高いのでしょ?」みたいなニュアンスで)と思っていたら、これがクソエロかった(笑) 服を殆ど身に着けていないサキュバスのお姉ちゃんたちが、ひたすらおっぱいを揺らしまくるという凄い店でした(笑) 1クール前に放送していた「ヴァルキリードライヴ マーメイド」並みのハレンチさですよ(笑) 作画がきつくなる番組終盤にこんな隠し球を用意してたとは(笑)

 そしてエロの中にも笑いが炸裂で、カズマ「肖像権とかいろんなものは大丈夫でしょうか?」・サキュバス「大丈夫、夢ですから」、カズマ「大丈夫ですか、条例とか色々……」・サキュバス「大丈夫です。夢ですもの」カズマ「ですよねぇぇぇぇ」とかのやり取りには、もうクッソクソ笑いました。しかもサキュバスの声がベテラン三石琴乃。こんな回に何という大物を呼んできて、なんて役をやらせているのか(笑)

 そしてそのあとのカズマとダクネスとのお風呂場のやり取りがこれまたもう(笑) ご主人様気取りのカズマと、M気質でそのままウヤムヤの内に流されてしまうダクネスのやり取りが、エロくてかつ笑わせるという絶妙の展開でもう絶品でしたわ。

 今回の展開ってなんか懐かしい感覚だなぁと思っていましたが、あれだ、古いタイプのエロゲ(笑) 最初にサキュバスの店で前ふりをしておきつつじらしておいて、少し間を空けて夜に本番に突入という流れがもうエロゲ展開そのままだなぁと。そういえば夢で何でも好きなタイプの話が体験できる、という「DPS」というアリスソフトのエロゲがありましたよねぇ。

 いやー、予想もしない超クオリティの展開に圧倒されてしまいましたわ。次回最終回というのは実に名残惜しい。


この素晴らしい世界に祝福を!     あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫)