【ゲーム雑誌】電撃G’sマガジン2017年10月号はKey大特集号、ってkeyってまだ有ったんだ?

Angel Beats! -1st beat- 【予約特典:ガルデモ未公開シングルCD「Million Star」/Na-Ga描き下ろし色紙】

電撃G’sマガジン2017年10月号 | 電撃G's magazine.com
http://gs.dengeki.com/gs/106114/
 
COVER
Angel Beats!』&『リトルバスターズ!』イラスト:Na-Ga
 
巻頭特集 Key最新レポート!
リトルバスターズ!』や『Angel Beats!』などの名作を生み出したPC美少女ゲーム界トップブランドの最新情報をお届け! さらに、電撃G’sコミックにて『Angel Beats! -The Last Operation-』が連載開始したことを記念して、特別対談を掲載しています!!

 8月末発売の「電撃G’sマガジン2017年10月号」は、巻頭特集が「Key最新レポート!」。Keyねぇ、まだ有ったんだ……?

電撃G's magazineって?

電撃G’s magazine 2017年9月号

 KADOKAWAのオタ向けアニメ系雑誌です。

 元々はギャルゲー(死語)を扱う雑誌で、ギャルゲ全盛期にはコンシューマーゲームのギャルゲをカタログ的に山のように載せていたのですが、ギャルゲが衰退するとともに漫画雑誌化してゆき、その後いろいろな変遷の末、今は「ラブライブ!」と「結城友奈は勇者である」関連の記事ばかり載せている、アニメ雑誌的な物になり果てています。

 それが今回は唐突に?Key特集をぶちかましてきています。

特集の内容は

Harmonia 初回限定版

 これからKeyはこんなことをしていくよ! という記事ですが、トップが姉妹誌での「Angel Beats!」漫画の新作「Angel Beats! -The Last Operation-」の連載開始告知という内容。その他は

キネティックノベル「harmonia/ハルモニア」紹介
・アニメ「クドわふたー」を作るためにクラウドファンディングで金を集めている
・PCゲームの新作「サマーポケッツ」を制作中

etc。

感想

 うん、Keyも落ちぶれたなぁと……、

 まあ、これはイメージであって、会社としては財政健全でしっかりやっていると思います(多分)。でもねぇ、2000年代前半頃のKey(KanonAirクラナドの奇跡の連投の頃)を知っていると、やっぱりそんな風に思っちゃいますよ。

 昔は、「Keyがあれします」→周囲:うぉぉぉ!、「Keyがこうするつもりです」→周囲:おぉぉぉぉ!、「Keyの新作ゲームがついに発売です!」→周囲:(声にならない悲鳴)、みたいな感じで、アニメを見たりラノベを読んだりする層は、完全にKey信者であり、Keyのすることは必ず当たる、みたいな存在だった……、のですがねぇ。


 今じゃもう生きているか死んでいるかよく解らないし、生きていても第一の話題が「Angel Beats!」の漫画の話とか……、愕然としますわ。キネティックノベル第二弾「harmonia」もいつの間に発売したのって感じだし、そもそも原画の樋上いたるはもうKeyにはいないわけで空しさが募る……

 KeyのPCゲームの新作って言われても、もう「はぁ、そうなんですか……」って感じしかしないよなぁ。Keyっていつの間に「オタクにとっての至高の存在」の地位から滑り落ちちゃったんでしょうかね……


おまけ

Key新作『Summer Pockets』発表! ヒロイン公開&制作陣に独占インタビュー! | 電撃G's magazine.com
http://gs.dengeki.com/news/89671/


●麻枝 准氏(原案)
Keyの新作を考えるにあたって、社長と話していたのは、やっぱり「泣き」が必須だな、ということです。それもじーんと感動できるレベルじゃなく、クリックしながら涙をリアルに流す、という本当に「泣ける」レベルのもの。それを次生み出さないとKeyは終わりだな、という覚悟で臨んだわけですが、上がってくる企画がまあ泣けない(汗。面白いかもしれないけど泣けない(滝汗。で、考えるつもりがなかった自分が例えば…で始めたお話が、「うん、麻枝さんだ」って、みんなが頷きはじめて。え、これにするの?ってきょとんとなって、まあ、他に候補もないし、これしかないのか…と、不安を覚えつつ原案が決まりましたね…。

 おやまあ、KanonAirに勝てるのかな……
 
 
電撃G’s magazine 2017年8月号