感想:アニメ(新番組)「シュタインズ・ゲート ゼロ」第1話「零化域のミッシングリンク」

ファティマ

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト http://steinsgate0-anime.com/
放送 BS11。全23話。

【※以下ネタバレ】
 

2010年11月 β世界線―――
主人公・岡部倫太郎が数々の苦難、悲哀を乗り越えた果てに
「彼女」を救うことをあきらめてしまった世界線。
失意の底にある岡部倫太郎。
彼を心配する仲間たち。
救われなかった「彼女」はどうなったのか?
新たなキャラクターを迎えて描かれる「ゼロ」の物語。

 

第1話 零化域のミッシングリンク

 

あらすじ

 2010年11月。岡部倫太郎が最終的に牧瀬紅莉栖を助けることを諦めた世界線。倫太郎は、もはや白衣キャラ「鳳凰院凶真」を演じることを止め、ラボから距離を置き、普通の大学生として生きていた。しかし紅莉栖を助けられなかった罪の意識から逃れられず、メンタルクリニックに通うような生活を送っていた。

 倫太郎は鈴羽から、この世界線では将来第三次世界大戦が発生し57億人が死ぬ事実を突きつけられ、時間改変をするように説得されるが、倫太郎は紅莉栖の事を引きずり、もう時間改変に関わるつもりは無かった。鈴羽はダルの友人で将来ダルの妻、つまり自分の母親となる阿万音由季がちょくちょくラボに顔を出すことに戸惑っていた。

 ある日倫太郎は海外の脳科学研究の発表で、人間の記憶を元に作られた人工知能の存在を知る。それは17歳で死んだ牧瀬紅莉栖が提唱し、彼女自身の記憶を元にして生み出された物だった。


感想

 2009~2011年ごろにゲーム・アニメ・その他のコンテンツで大旋風を巻き起こしたシュタインズ・ゲートの最新作。前作TVアニメが2011年4月~9月放送だと再確認して、時の流れは速い物だと遠い目をしたくなりました……

 テレビアニメはもう大傑作と太鼓判を押す出来栄えでめちゃくちゃ好きだったのですが、その後作られた「科学アドベンチャー・シリーズ」のアニメは「ロボティクス・ノーツ」も「カオス・チャイルド」もなんじゃこれ的出来栄えで、「シュタゲがたまったまの偶然の成功作だったんだなぁ」と思っていたら、2013年のシュタゲ劇場版「負荷領域のデジャヴ」も蛇足の極みみたいな内容で……、もう科学アドベンチャー・シリーズにもシュタゲにも期待すまい、と決めました……

 ということで、今回の新作アニメも全然期待せずに見たのですが、思ったよりは見れたかな、というところ。少なくともブチ切れて画面に物をぶつけたくなったりはしなかったからなぁ。正直キレイに完結したシュタゲに、わざわざバッドエンドルートの話を改めて追加するって発想どうなんだって感じですが、一応もう少し見てみることにします。
 
 

シュタインズ・ゲート ゼロ


制作会社
WHITE FOX


スタッフ情報
原作 志倉千代丸/MAGES.
監督 川村賢一
シリーズ構成 花田十輝
シナリオ監修 林 直孝、松原達也、西村卓也、安本 了
キャラクター原案 huke
未来ガジェット原案 SH@RP
キャラクターデザイン 稲吉智重
プロップデザイン 稲吉朝子、コレサワシゲユキ、灯夢
美術設定 灯夢、コレサワシゲユキ
美術監督 小髙 猛
色彩設計 佐藤美由紀
特効監修 谷口久美子
撮影監督 塩川智幸
3Dディレクター ヨシダミキ
モデリング 相馬 洋
編集 須藤 瞳
音響監督 山口貴之
音楽 阿保 剛、信澤宣明、日向 萌
音楽プロデューサー 金谷雄文
音楽制作 MAGES.
アニメーション制作 WHITE FOX
製作 未来ガジェット研究所


音楽
オープニング主題歌 「ファティマ」歌:いとうかなこ
エンディング主題歌 「LAST GAME」歌:Zwei


キャスト
岡部倫太郎 宮野真守
椎名まゆり 花澤香菜
橋田至 関智一
牧瀬紅莉栖 今井麻美
桐生萌郁 後藤沙緒里
漆原るか 小林ゆう
フェイリス・ニャンニャン 桃井はるこ
阿万音鈴羽 田村ゆかり
比屋定真帆 矢作紗友里
椎名かがり 潘めぐみ
阿万音由季 田村ゆかり
天王寺山本彩乃
中瀬克美 本多真梨子
来嶋かえで 木野日菜
アレクシス・レスキネン 上田燿司
ジュディ・レイエス にしむらまや

 
LAST GAME