【プロレス】感想:NHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」『少年の夢、リングの上へ プロレスラー内藤哲也』

内藤哲也 (スポーツアルバム No. 58)

プロフェッショナル 仕事の流儀 http://www4.nhk.or.jp/professional/
放送 NHK総合

【※以下ネタバレ】
 

少年の夢、リングの上へ プロレスラー内藤哲也 (2018年11月19日(月)放送)

 

内容

http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2018-11-19&ch=21&eid=00388&f=284
NHK総合1 午後10時25分~ 午後11時10分
プロフェッショナル 仕事の流儀▽少年の夢、リングの上へ~プロレスラー内藤哲也


プロレスブームをけん引する超人気レスラー・内藤哲也(36)に初の密着取材が許された!反則、挑発…大暴れする「制御不能のカリスマ」の素顔とは?オカダ・カズチカも!


プロレス人気が止まらない。数年前まで空席が目立った会場はどこも満席。棚橋弘至オカダ・カズチカなど、V字回復の原動力となった看板選手に歓声が沸く。だが、いまファンから最も熱烈に支持されるのは、内藤哲也(36)。反則、挑発…何でもありの「制御不能のカリスマ」だ。初の密着取材で見えてきたのは意外な素顔。2か月に及ぶ長期取材で、激闘の裏側に迫る。オカダ・カズチカの必殺技・ドロップキックの秘密も必見!


【出演】プロレスラー…内藤哲也,オカダ・カズチカ,【語り】橋本さとし,貫地谷しほり

 
 今回のお題は新日本プロレスのプロレスラー・内藤哲也

 今年9月の巡業に密着して、会場入り→試合→試合後のジムでのトレーニングの光景など→会場入り→…と延々と繰り返しつつ、その合間に内藤の経歴を紹介。

・子供のころからプロレスファン
アニマル浜口のジムで修行してから新日入団
・若いころは将来のエースと期待されていた
・ところが5歳年下のオカダ・カズチカが一気にスターとなり、内藤は忘れられた存在となってしまう
・受けようとすればするほど観客からブーイングを浴びる羽目に
・そんななかメキシコで試合して、観客の反応を気にせずに暴れる楽しさを知る
・それを日本でやったら人気が出てきた


内藤語録
・好かれるか嫌われるか、1か100かが良い。中途半端はダメ
・将来内藤のようになりたいとプロレスラーになる人が出てほしい


 オカダのドロップキックの秘密は、キックを当てた後そのままピタッと下に落ちるのではなく、体を反転させるようにして着地するところ。難易度は高いが派手に見える。
 
新日本プロレスブックス トランキーロ 内藤哲也自伝 EPISODIO1
 
 

感想

 最近NHKクローズアップ現代のテーマにプロレスを選んだりとか結構プロレスに好意的ですが、今回はなんと内藤が仕事の流儀に登場。

 まあ経歴については、プロレスファンですので既知の話ばかりでしたが、練習でランニングマシンで走りつつスマホで自分の試合を見て反省したり、被災地の学校を慰問しているシーン、とかが写ったりして、知らない内藤の一面が見れたのは良かったですね。

おまけ1

 それにしても今は子供プロレスファンが結構いるんだねぇ。90年代は若い男しかいない感じだったけど、タイガーマスクブームの頃の雰囲気に戻った感じかな。

おまけ2

 あれ、仕事の流儀って、茂木健一郎が司会で、オウムみたいに「脳科学からすると」「脳科学では」ばっかり連呼する番組かと思っていたのですが、いつの間にか茂木健一郎いなくなっていたのね。良かった(笑)
 
 

http://www4.nhk.or.jp/professional/x/2018-11-19/21/388/1669513/


空前のブームに沸くプロレス界。数年前まで閑古鳥が鳴いていた客席にファンを呼び戻したのは、“100年に一人の逸材”棚橋弘至や、“リングにカネの雨を降らせる男”オカダ・カズチカといった個性あふれるプロレスラーの登場だ。だが今、並みいる看板レスラーを抑え、ファンから圧倒的に支持されるプロレスラーがいる。内藤哲也、36歳。スポーツ紙などの記者が選ぶ「プロレス大賞」は2年連続MVP。ファンによる人気投票「プロレス総選挙」でも2連覇。グッズは飛ぶように売れ、所属プロレス団体のおよそ4割を占めるほどだ。


内藤の魅力は、必殺技「デスティーノ」に象徴される、抜群の身体能力を生かしたダイナミックな技。だが、ファンが支持するのはそこだけではない。目つぶしなどの反則も辞さない熱いファイトや、ときにはチャンピオンベルトをも投げ捨てる“制御不能”っぷりにある。本人は否定するが、その存在はヒール(悪役)。


なぜファンはそんな内藤に心惹かれるのか。番組ではその秘密を探るべく、2か月にわたって内藤に密着取材を敢行。カメラが捉えたのは、リングを離れてもなおプロレスのことを四六時中考え続けるストイックな生き様。ジムで体をいじめながらその日行われた試合を見返し、反省材料を洗い出しては翌日の試合に生かす。プロレスを語る内藤の瞳は、かつてプロレスファンだった“内藤少年”そのもの。プロレスを愛する、あまりにも無垢な素顔に迫る。

 

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン〈新日本プロレス〉 (スポーツアルバムNo.60)