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放送 AT-X。
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【※以下ネタバレ】
第36話 恩讐
あらすじ
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ヂヂリウムが存在するかもしれないバララント軍の補給基地跡を目指して、フィアナを背負ったままのキリコは歩き続ける。その跡を追うゾフィーとの、無言の旅は続く。だが、苛烈な環境に酸素ボンベの減りははやい。ついにゾフィーの酸素ボンベは底をつき、酸欠となって倒れてしまう。しばらくして意識を取り戻したゾフィーの酸素ボンベは、新品に交換されていた。ゾフィーが気を失っている間にキリコが交換したのである。しかし、これによってキリコは自らの酸素を減らすこととなり、補給基地へ辿りつけぬままにキリコたちの酸素ボンベも底を突こうとしていた。死を覚悟したその時、キリコは自分たちがいる場所が戦場跡であったことに気づいた。残骸の中から、小型宇宙艇を発見するキリコ。そこで酸素ボンベを見つけフィアナの酸素ボンベを交換し終えたキリコの前に、銃を手に入れたゾフィーが現れた。その引き金にかけられた指が絞り込まれようとした時、ゴウトたちのバギーが現れた。バニラが間一髪ゾフィーを制止するも、バララント軍の偵察機が襲ってくる。一同はキリコの指示で、補給基地跡に逃げ込んだ。
キリコはフィアナを背負い徒歩で補給基地跡を目指すが、その後を復讐に燃えるゾフィーが離れずについてきていた。やがてゾフィーはボンベの酸素を使い果たし、酸欠で倒れてしまうが、目を覚ますとキリコが自分たちの予備ボンベをゾフィーに使って命を助けたことに気が付く。ゾフィーは、復讐する相手に救われたことに悔し涙を流すものの、それでも追跡を再開した。
キリコはゾフィーに使った分も含めて、酸素の消費が予想以上で、補給基地跡にはたどり着けそうもないことに気が付いていた。やがてキリコは地図にもない基地の廃墟にたどり着き、兵器の残骸の時計から、サンサで戦闘が行われたのは、自分が小惑星リドに突入し、フィアナと出会ったその日だと知る。
キリコは地下施設で未使用の酸素ボンベを多数発見し、なんとか生き延びるめどが立つが、直後ゾフィーがキリコの落した武器を拾い、キリコたちを殺そうとする。しかし、そこにゴウト・バニラ・ココナの乗った車が現れ、ゾフィーを取り押さえた。直後、バララントの偵察機も現れたため、キリコたちは車で補給基地跡目指して逃走を開始した。
キリコは補給基地跡にたどり着くと、襲撃してきたバララントのATを破壊し、ヂヂリウム探しに向かった、ゾフィーはその後を追おうとするが、ココナに組み付かれ、ココナは戦争で肉親を失ったのはゾフィーばかりでは無いと号泣する。
キリコはヂヂリウムを発見し、フィアナは一命をとりとめた。キリコはゾフィーに会いに行こうとするが、バニラからゾフィーが既に去った後だと知らされる。ゾフィーはキリコを許したわけではないが復讐は止めたのだった。
感想
サブタイトルが良い。ここ数回ピンと来ないものが続いていましたが、今回はピッタリって感じ。
しかしキリコの個人持ちの銃程度で破壊されるバララントのATが脆弱過ぎて心配になる……
【出演者】
キリコ:郷田ほづみ
フィアナ:弥永和子
ゴウト:富田耕生
ココナ:川浪葉子
バニラ:千葉 繁
ロッチナ:銀河万丈
バッテンタイン:戸谷公次
イプシロン:上 恭ノ介
ゾフィー:山口奈々
レテ:佐藤正治
ダラム:笹岡繁蔵
ル・ション:小出和明
ラドー:鈴木清信