【アニメ】感想：アニメ「装甲騎兵ボトムズ」第４３話「遺産」

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【※以下ネタバレ】
　

第４３話　遺産

あらすじ

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やはり谷の底に存在するシャッコの村に着いたキリコは、シャッコに渡された飲み物で眠らされてしまう。その眠っているキリコに対して、村の女たちが怪しげな儀式を行なう。
その頃、サンサを後にしたロッチナもまた、クエントへ向かっていた。艦内でロッチナはフィアナに告げる。ロッチナ自身も正体を知らぬ彼の雇い主は、常にキリコに関心を抱き続けてきたのだという。
翌日、ようやく目覚めたキリコに、村の長であるテダヤは告げる。キリコは、クエントではタブーとされている「手を加えられた民」かもしれない、と。さらなる真実を求めたキリコは、村の洞窟の奥にいるという長老・メジのもとを訪れる。メジはキリコに対して、三千年前にクエントに現われた神の伝説を語って聞かせる。手を加えられた民を作ろうとして、クエントの民に追放されたという神。だが、それはキリコにとって有効な情報とは思えなかった。この時点では……。

　
　キリコはシャッコと共にクエント人の住む谷底の村に到着するが、情報を得ようと意気込むキリコはシャッコに薬を盛られて眠らされてしまう。眠っているキリコに対し、クエント人の女たちは謎めいた儀式を行う。

　一方、アロンとグランはキリィの指示でクエントに降りて調査をすることになった。一行は密かに谷の側に着陸し、谷底に資材を下ろして監視を開始した。

　ロッチナは、キリコがそろそろ何かしらを掴んだと判断し、艦をクエントに向ける命令を出す。ロッチナはある存在に雇われて今までキリコを監視し続けていたが、その理由も雇い主の正体も知らず、彼自身もまた真相を知りたがっていた。

　翌朝、キリコは村長のデダヤと会い、デダヤは古くからの言い伝え「手を加えられた民を恐れよ。手を加えられた民を生み出すものも恐れよ」という警句を語る。そしてキリコも「手を加えられた民」つまりPSかもしれないと言うが、その理由は女たちが儀式で感じ取ったからだと言うだけだった。納得できないキリコは、デダヤの示唆で200歳を超える長老メジに会いに行く。

　メジはクエントに伝わる伝説を物語った。クエントの黄金時代の85000年目、今から3000年前、クエントに「神」が現れ、クエント人は「神」によって生まれ変わり星々の支配者になると告げた。クエント人は「神」を怪しんで追い払い、罪を犯さないように自ら文明を捨てた。

　メジのところから戻ったキリコだったが、誰もかれもから怪しげな言葉ばかり並べ立てられ、具体的な証拠が何一つないことにいら立っていた。そして洞窟の中で取れるという「クエント素子」が何かの手掛かりになると考え、ATで洞窟の中に向かう。それを見つけたアロン・グランたちは車で追跡を開始した。

　洞窟の奥に入ったキリコは、クエント素子が巨大な機械で生産されていることに驚愕する。アロンとグランもまた、原始的な星だと思っていたクエントで、未だに3000年前の高度な施設が稼働し続けていることを目の当たりにして驚く。

　やがてキリコはアロンとグランたちに追い詰められるが、彼らが発砲した瞬間、謎の光が現れ、秘密組織の人間を一人残らず消し去ってしまった。

感想

　今回は謎の調査がメインですが、引っ張り方が絶妙に上手い。まず秘密の儀式とかで散々じらしておいて、待たされたキリコが村長に尋ねると、ちょっとだけ怪しい事を教えてくれて、「詳しい事は別の人間に聞け」。そして今度はその詳しい人に聞きに行ったら、またまた謎めいたことをちょっと言うだけで、やっぱり具体的な事は解らない(笑)　もう引っ張る引っ張る(笑)
　
　