【アニメ】感想：アニメ「装甲騎兵ボトムズ」第５０話「乱雲」

ボトムズWeb http://www.votoms.net/
ボトムズWeb http://www.votoms.net/1983/index.html
放送 AT-X。

www.votoms.net
【※以下ネタバレ】
　

第５０話　乱雲

あらすじ

http://www.votoms.net/about/01/50.php
小型艇で脱出したゴウトたちは、惑星クエントに不時着する。そこで彼らを待っていたのは、メジの予言により神の子の到来を知らされていたシャッコであった。シャッコの言葉によれば、キリコはいまだにクエントに到着していないという。
キリコが遅れたのは、何者かが戦闘母艦の航法プログラムに細工を施したためであった。アロンが不満分子を煽動して、キリコへの叛乱を企てていたのである。しかし、その計画はワイズマンに見抜かれていた。自ら銃を手にとったアロンは、キリコによって射殺されてしまう。
やがて、単身クエントの地に降り立ったキリコの前に、シャッコが現れた。シャッコはゴウトたちに会ったことを隠したまま、キリコとともにゴモル中枢へ向かう。防御システムのコントロールルームで、キリコの真意を確かめるシャッコ。自らが神になることを宣言するキリコの言葉に驚いたシャッコは、防御システムを破壊しようとする。だが、キリコはその銃を奪い、駆けつけたゴウトたちの目の前で、シャッコを撃つ。

　
　フィアナとゴウトたち三人は、小型艇でクエントにたどり着き、シャッコと再会した。シャッコによれば、クエントの長老メジは、亡くなる間際に、神の子が戻って来ると予言していたという。しかし先行したはずのキリコたちは、未だクエントに到着していなかった。

　一方、キリコの艦では、航法プログラムが細工されており、クエント到着が予定より20時間遅れる事が発覚した。キリコはアロンとグランを呼び出し、アロンがキリコに対する叛乱計画を企てていたことを指摘する。アロンは、キリコに神ワイズマンの権力が譲られることに不満を訴え、兵士たちに反乱を促すが、誰一人反応する者はいなかった。アロンは自ら銃を撃つが、即座にキリコに射殺された。

　キリコはクエントに到着すると、単身ATでゴモルの街に向かい、シャッコは何食わぬ顔で出迎える。キリコはギルガメスとバララントの両方に追われているので、防衛システムの制御装置を確認したいと言い、シャッコと二人で再び遺跡の奥に向かう。

　そしてキリコたちは制御装置のマザーコンピューターが動作していることを確認するが、ここでシャッコはキリコがワイズマンの後継者になるのかと追及する。キリコは、神の後継者になって人類の進歩の動力源である戦争をコントロールすると言い、止めようとしたシャッコを撃つ。それを見ていたフィアナたちは駆け寄るが、キリコはフィアナたちにも銃を向け、そのまま逃走した。

　やがてギルガメス・バララントの連合艦隊がクエントに到着し、無数のATを降下させ始めた。キリコはワイズマンの潜む地下の入り口と思しきシャッコの村を目指し、フィアナもその後を追った。