【時事】最近の若い連中は映画を早送りで見るなんてけしからん! とかいうけどさぁ

映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 (光文社新書)

http://www.amazon.co.jp/dp/4334046002
映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 (光文社新書) 新書 2022/4/12
稲田 豊史 (著)
出版社:光文社 (2022/4/12)
発売日:2022/4/12
新書:304ページ

現代社会のパンドラの箱を開ける!
なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。
なんのために? それで作品を味わったといえるのか?
著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、
やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという
事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか?
いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか?
あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。

 
 さてさて、
  

なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。

 
とかいう疑問について思うんですが、大昔、早送りという機能が出来た時から、そうしていた人いたよね? というか私はずぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっと昔からそうしてきたんですが。ネットフリックス誕生以前に地球上でこれやっていたの私だけだった……、訳が無いよね。

 例えば「古典として有名な映画なんで、一応内容は押さえておきたいけど、退屈過ぎて普通に見ていたら寝そう」とかいう映画なんか、ふつー、早送りで見ますよね?


 本を早く読む技術は奨励されるのに、映像を早く見るのは「絶対に許されない犯罪的行為」みたいに大騒ぎしているのなんなの。昔「ゲームを遊んだら、ゲーム脳になる」とか言っていたののと同じくらい何言ってんの感しかない……
 
 
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