岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN/タローマン
TAROMAN NHK https://www.nhk.jp/p/taroman/ts/M7359Q6PQY/
放送 NHK総合。
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【※以下ネタバレ】
「なんだこれは!」と驚く5分
岡本太郎が世に送った唯一無二の〈作品〉群、そして心を鼓舞する〈ことば〉たち。
両者ががっぷりと組み合い、超感覚的に岡本太郎の世界へと誘います。
10話それぞれのタイトルは「芸術は、爆発だ!」「真剣に、命がけで遊べ」など太郎のことば。それをテーマに「なんだ、これは!」という特撮映像が展開します。
主役は〈TAROMAN〉(タローマン)。正義の味方ではなく、シュールででたらめなやりとりで奇獣と戦います。対峙する奇獣たちは、〈疾走する眼〉〈駄々っ子〉など太郎の作品を造形化。
番組後半は、山口一郎さん(サカナクション)が登場。各回の〈作品〉と〈ことば〉について、太郎への愛を込めて語ります。
出演 山口一郎(ミュージシャン)
監督 藤井亮(映像作家)
作者 岡本太郎(芸術家)
第2話「自分の歌を歌えばいいんだよ」(2022年7月19日(火)深夜放送)
あらすじ
TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇(2)「自分の歌を歌えばいいんだよ」
[総合] 2022年12月03日 午前2:46 ~ 午前2:51 (5分)
第2話に登場する奇獣は、岡本太郎のぼん鐘『歓喜』の姿。「自分の歌を歌えばいいんだよ」という言葉通りTAROMANは町にあふれる音と自由なセッションを繰り広げます
岡本太郎が世に送った唯一無二の〈作品〉、そして心を鼓舞する〈ことば〉。両者ががっつり組み合う特撮映像で、超感覚的に岡本太郎の世界へと誘います。第2話に登場する奇獣は、太郎の梵(ぼん)鐘『歓喜』の姿。「他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ」と語った太郎の言葉どおりに、町の音という音と自由なセッションを繰り広げるTAROMAN。番組後半は、山口一郎さんが太郎への愛を語ります。
【出演】山口一郎
登場 … 奇獣「歓喜」
三人組の若者が歩道橋で演奏していると、通りがかりの親父に文句を言われてしまう。そこに突如奇獣「歓喜」が出現して、人々は「なんだこれは!」と大騒ぎする。
すぐさま防衛隊(?)が出動するが、「歓喜」の様子を見ているうちに飛行機をトゲでつつかれて墜落しかけ、そこに現れた≪人助けの巨人≫タローマンに救われる。
タローマンは「歓喜」のトゲ攻撃に近づくことが出来ず苦戦するが、若者三人組が太鼓をたたいてタローマンを応援した。それに触発されたタローマンは「歓喜」のトゲ二本をむしり取り、それを太鼓のバチのように使い、あたかも古代の縄文人のように、心の赴くままに「歓喜」を叩きまくって攻撃する。「歓喜」はトゲを伸ばして反撃したが、タローマンの決め技「芸術は爆発だ」が炸裂し、「歓喜」は倒された。
若者たちは、タローマンの自由過ぎる振る舞いを見て「自分の歌を歌えばいいんだ」と悟る。岡本太郎も「人の判断ばかり気にしていてはダメだ」と言っていたし。
しかし、戦い終えたタローマンの背後に謎の円盤が現れ、乗員三人の内一人が「作戦アプストラクシオン・クレアシオンだ」と不気味に宣言していた。