【懐かしゲー】記事「まさかのリメイク初代『ウィザードリィ』!その出来栄えはいかに」【突如復活】

PC-8801 ウィザードリィ シナリオ#1

2023.9.19 Tue 17:55
まさかのリメイク初代『ウィザードリィ』!その出来栄えはいかに『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』【プレイレポ】 | Game*Spark 国内・海外ゲーム情報サイト
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突如として早期アクセスに登場した、コンピューターRPG初期の傑作『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』のリメイク。本記事では早期アクセス開始時点での本作のプレイレポートをお届けします。

 
 ということで突然復活してゲーム業界を混乱させている初代ウィザードリィのリメイクについての記事。引用一杯でお送りします。
 

本作『Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord』のオリジナル版は1981年、Sir-Tech SoftwareからApple II向けのゲームソフトとして販売されました。当時すでにアメリカで圧倒的な普及度を見せていたテーブルトークRPG『Advanced Dungeons & Dragons』、そして当時アメリカの教育機関を繋いでいたネットワーク「PLATO」上で稼働していたダンジョン探索オンラインRPG(『Oubliette(1977)』、『Avatar(1979)』など)をベースに、当時個人のホビーユーザー向けに普及しつつあったApple IIというハード上にシングルプレイのダンジョン探索RPGとして仕上げたのが本作になります。本作は『ウルティマ』などと同じく、Apple IIというハードを代表する大ヒット作品となりました。

 

オリジナルのApple II版は日本の当時の新しい物好きのゲーマー間でも話題のタイトルとなり、『ドラゴンクエスト』の仕掛け人である堀井雄二氏や鳥嶋和彦氏、『ファイナルファンタジー』を手掛けた坂口博信氏や河津秋敏氏、FC版『女神転生』の生みの親である上田和敏氏は皆それぞれ「Apple II版の『ウィザードリィ』にハマり、そこからインスピレーションを受けた」事を異口同音に発言しています。

 

また、本作の日本での人気を高めたのが1987年に発売されたFC版です。1986年に『ドラゴンクエスト』のFC版が発売された後、「ドラゴンクエストのオマージュ元の1つ」とされた『ウィザードリィ』にも注目が集まりました。そして、満を持して1987年にFC版『ウィザードリィ 狂王の試練場』が発売されます。ゲームスタジオによって大きくアレンジされたFC版は末弥純氏による美しいモンスターグラフィック、羽田健太郎氏による壮大な音楽、そして既存の移植版と一線を画す快適な動作を実現しており、日本で何十万本も売り上げるなどヒット作となりました。オリジナル版の開発者のひとりであるロバート・ウッドヘッド氏もFC版の完成度の高さを認めており、1990年にはNEXOFT(Sir-Tech Softwareの子会社)からFC版の北米圏への逆輸入となるNES版が発売されました。

 
 と、ウィザードリィ知識ゼロの人でも本作の位置づけが解る親切丁寧な前ふりが好感持てました。プラトーのことにきちんと触れていたり、ファミコン版の人気を書いてあったり、と、必要十分な内容でしたね。


 プレイレポの方は記事を読んでほしいのですが、

ダンジョンに潜っている間は画面右下に常にApple II版の画面が表示され、メイン画面に連動して右下のApple II版の画面も目まぐるしく変わります。

 
 という仕様にはワロタwww