機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション完結編 自由の代償 [DVD]
『機動戦士ガンダムSEED&SEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター』劇場上映情報サイト https://www.gundam-seed.net/sped/
放送 BS12。
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【※以下ネタバレ】
【※以下かなり辛辣な内容です。ファンは読まない方が良いです】
ついにデュランダルが「デスティニープラン」を発令した。キラとラクス、アスランら志を同じくする者達は決戦の地、宇宙へと向かう。そこで待ち受けるシンとレイ。人類の行く末と希望という名の未来をかけた戦いの結末は…!? PHASE-43~FINAL PHASEまでで構成された『ガンダムSEED DESTINY』再編集の完結編。
『機動戦士ガンダムSEED』から2年後の世界を描いた続編。地球連合軍に肉親を殺害されたザフト兵、シン・アスカの目線から、再び勃発したザフトと地球連合軍の戦乱を描いている。前作にも登場し、最終決戦では共闘したキラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クラインが、それぞれの立場・理念から戦争終結を目指そうと奮闘する。
1作目のあらすじ・感想
2作目のあらすじ・感想
3作目のあらすじ・感想
あらすじ
反ロゴス陣営とオーブ軍の戦いのさなか、カガリはオーブに戻り実権を取り戻した。しかし混乱の中、ロード・ジブリールは宇宙へと逃走を図り、ミネルバの追撃もむなしく取り逃がしてしまった。これを知った反ロゴス陣営は、損害が甚大だったこともあり一旦退却していった。
カガリが世界中に声明を発表する中、デュランダルは対抗するためにミーアをラクスとして映像に出し、自分たちへの指示を呼びかけさせる。ところがカガリの傍に本物のラクスが現れたため混乱が起き、デュランダルは放送を打ち切らざるを得なかった。
ロード・ジブリールは月面にあるダイダロス基地に逃げ込むと、ビーム兵器・レクイエムを使ってプラントに攻撃を仕掛け、大損害を与える。しかし怒りに燃えるザフト軍がダイダロス基地に猛攻をかけ、ロード・ジブリールはついに死んだ。同じころ、デュランダルはミーアに本物のラクスに連絡を取らせておびき出し殺そうとするものの、結局ミーアの方が死ぬことになった。
ロゴスの盟主が倒れ、ついに長い戦争は終わったかに思われた。しかしデュランダルは全世界に向け、突如、人の持つ遺伝子を元に厳格な管理を行う社会「デスティニープラン」を提案した。多くの人間が混乱する中、オーブは一早くディスティニープランへの反対を宣言し、デュランダルとはっきり敵対した。
デュランダルは接収したダイダロス基地のレクイエムでオーブ攻撃を決意し、基地を守るミネルバ他のザフト軍と、レクイエム破壊を目指すキラたちアークエンジェル側が激突することになった。戦いの中でキラはレイ・ザ・バレルがラウ・ル・クルーゼのクローンだと知る。
デュランダルは宇宙要塞メサイアに搭載したビーム兵器ネオ・ジェネシスを使ってダイダロス基地を防衛しようとするが、シンのデスティニーガンダムはアスランに、レイのレジェンドガンダムはキラに、それぞれ撃破された。そしてダイダロス基地は破壊され、メサイアも陥落が時間の問題となった。ミネルバもアークエンジェルの攻撃で大破し、クラディス艦長はミネルバに向かった。
メサイアの中で、デュランダル、キラ、アスラン、レイ、クラディスが対峙し、デュランダルはキラに、自分のデスティニープランを阻止すれば、今後も戦争は終わらないと自信満々に語りかける。しかしデュランダルはレイに撃たれ、瀕死のデュランダルの元にクラディスとレイが残った。キラとアスランが脱出した後、メサイアは崩壊した。
最終的にオーブとプラントの停戦が実現した。そしてかつて戦い合ったシン、キラ、アスランがオーブで初めて顔を合わすのだった。おわり。
感想
【※以下かなり辛辣な内容です。ファンは読まない方が良いです】
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 総集編四部作・その四(最終巻)。
いやー、話がややこしすぎ(苦笑) 二時間の内容なのに最後の方になると「序盤どんな話だったっけ?」とかわけわからん状態になってもう一度見直す羽目に……、こんなごっぢゃごちゃした話、20年経ったらそら忘れるわ!
今回の面白ポイントは冒頭のオーブ戦で、ドム三体が「ジェットストリームアタック」を始めたところ(笑) どうやったら初代ガンダムのファンが喜ぶのか、もう完全に見透かされていて、「ほーら、お前たちはこんなのが好きなんだろ」とスタッフが高笑いしているのが聞こえるようでした(苦笑)
そして終盤、主人公だったはずのシン・アスカは完全にわき役に滑り落ちて、キラとアスランが主役の座を奪ってしまうという(苦笑) キラがデュランダルと人類の未来について重要な問答をしている間、シンは関係ない月面でぼーっとしていただけだった(笑) デスティニーガンダムも撃墜されてるし、いやー群像劇って本当に難しいですね(ト書き:心底どうでもいい感じで)
あと、散々アークエンジェルと戦ったファントムペインの司令官のネオ・ロアノーク大佐ことムウ・ラ・フラガが、成り行き任せのままにしれっとアークエンジェルの良い仲間になった挙句、記憶を取り戻してハッピーエンドというのが都合がよすぎてワロタwww
イヤ、ホント、濃いアニメだったわ。一年間にぶち込んだ物量だけは素直にすごいと認めます、ええ。
https://www.twellv.co.jp/program/anime/sunday-animation/archive-sunday-animation/sunday-animation-129/
2024年2月25日放送 機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション完結編 自由の代償 HDリマスター『機動戦士ガンダムSEED』に続き、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』もHDリマスター化。TVシリーズを16:9&HD画質での再撮影・再編集し、既存カットの新規作画、音楽の一部リミックスを敢行、全50話に再構成している。
番組情報
【キャスト】
シン・アスカ:鈴村健一
キラ・ヤマト:保志総一朗
アスラン・ザラ:石田 彰
ラクス・クライン&ミーア・キャンベル:田中理恵
カガリ・ユラ・アスハ:進藤尚美
レイ・ザ・バレル:関 俊彦
ルナマリア・ホーク:坂本真綾
ネオ・ロアノーク:子安武人
ステラ・ルーシェ:桑島法子
スティング・オークレー:諏訪部順一
アウル・ニーダ:森田成一
メイリン・ホーク:折笠富美子
ロード・ジブリール:堀 秀行
マリュー・ラミアス:三石琴乃
タリア・グラディス:小山茉美
ギルバート・デュランダル:池田秀一
【スタッフ】
企画:サンライズ/原作:矢立肇,富野由悠季
監督:福田己津央
シリーズ構成:両澤千晶
キャラクターデザイン:平井久司
メカニックデザイン:大河原邦男・山根公利
チーフメカ作画監督:重田 智
色彩設計:柴田亜紀子、安部なぎさ
美術監督:池田繁美
撮影監督:葛山剛士
編集:野尻由紀子
音響監督:藤野貞義
音楽:佐橋俊彦
製作:サンライズ
2024年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ
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機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター
デスティニーガンダム
レジェンドガンダム
フォースインパルスガンダム
ソードインパルスガンダム
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ミネルバ
ストライクフリーダムガンダム
インフィニットジャスティスガンダム
アカツキ
アークエンジェル