機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 [DVD]
『機動戦士ガンダムSEED&SEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター』劇場上映情報サイト https://www.gundam-seed.net/sped/
放送 BS12。
www.gundam-seed.net
【※以下ネタバレ】
【※以下かなり辛辣な内容です。ファンは読まない方が良いです】
TC.E.73。プラント「アーモリーワン」で、オーブの代表首長となったカガリとプラント最高評議会議長デュランダルとの極秘会談が行われようとしていた。そんな時、ザフトの新型ガンダム3機が、特殊部隊に強奪されてしまい…。PHASE-01~13までで構成された『ガンダムSEED DESTINY』再編集の第1弾。
『機動戦士ガンダムSEED』から2年後の世界を描いた続編。地球連合軍に肉親を殺害されたザフト兵、シン・アスカの目線から、再び勃発したザフトと地球連合軍の戦乱を描いている。前作にも登場し、最終決戦では共闘したキラ・ヤマト、アスラン・ザラ、ラクス・クラインが、それぞれの立場・理念から戦争終結を目指そうと奮闘する。
機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 3作目のあらすじ・感想
あらすじ
C.E.(コズミック・イラ)73年。オープの首長となったカガリは、今はボディガードを務めるアスランと共に、プラントのギルバート・デュランダル議長との会見に臨むため宇宙に上がった。ところが何者かがザフトの基地を襲撃し、新開発のガンダム「カオスガンダム」「ガイアガンダム」「アビスガンダム」の三機を強奪してしまった。そこにやはり新型の「インパルスガンダム」が到着し、アスランもカガリを守るためモビルスーツで戦うことになったが、結局強奪者たちを取り逃してしまった。
ザフトはガンダム奪回のため新造艦「ミネルバ」に、デュランダル、カガリ、アスランたちも同乗させて出撃させた。インパルスのパイロット「シン・アスカ」は、元はオーブの国民だったが、先の戦争で家族を全員亡くしたことから、オーブ首長のカガリを毛嫌いしていた。
直後、先の戦争で地球連合軍に攻撃され悲劇の象徴となったプラント・ユニウスセブンの残骸が地球に降下しはじめ、このままでは地球壊滅が必至となった。ミネルバは他のザフトの部隊と共にユニウスセブン破壊に向かうが、そこでナチュラルを憎悪する元ザフト兵たちがこの事態を引き起こしたことを知る。
ミネルバは地球に降下しながらユニウスセブンをなんとか分裂させるが、その欠片が地球全土に降り注ぎ大被害を巻き起こした。地球連合を牛耳る組織ブルーコスモスは、ユニウスセブン事件を口実に再度プラントへの戦争を開始し、核ミサイルを打ち込むが、ブラントは秘密熱線兵器で核ミサイルと地球連合の艦隊を消滅させた。
ミネルバはカガリの祖国オーブに入港していたが、オーブ指導部はカガリの意向を無視して地球側の一員に加わりブラントの敵となった。ミネルバはオーブを追い出され、地球連合軍に追いつめられるが、なんとか切り抜けた。
キラやラクス・クライン、マリュー・ラミアス、バルドフェルドたちはオーブで一般人として暮らしていたが、ザフト軍に襲撃され、キラは再びフリーダムガンダムに乗り込むことになった。同じころアスランは戦争を止めるためデュランダルのもとにいたが、彼から新型ガンダム「セイバーガンダム」を託される。
感想
【※以下かなり辛辣な内容です。ファンは読まない方が良いです】
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 総集編四部作・その一。
デスティニーはSEED以上に内容を忘れていて、というか、もうタイトル以外ほぼ何も覚えていない状態でしたので、見ていてすごく新鮮、そしてクッソ笑った(笑) SEEDはまだまじめなのが分かったのですが、この続編の方はもうギャグなのか?! というくらい面白かった(笑)
まずしょっぱな、またガンダムが盗まれた(笑) 同じネタをしつこく繰り返して笑いをとることを天丼というそうですが、それなのか?(笑) SEEDと全く同じネタから初めてどうするのか(笑) しかもガイアガンダムは変形して四本足の獣モードになって駆け出すところなんか、トランスフォーマー風味も加味したのかな、みたいな(苦笑)
続いて登場の、シン・アスカ操るインパルスガンダムがまたおかしい。コアファイター的な物が飛来したかと思うと、上半身と下半身のパーツを打ち出して、空中で合体! 軍事兵器なのにヒーローロボ風味。おおカッコイイ! これはおもちゃが売れそう、全然軍事兵器に見えないけど(笑)
そのあとはまあ色々あって、カガリの婚約者気取りの優男がウザい、とか、そういえばラクスの影武者ミーア・キャンベルなんていたなぁ、とかぼんやり見ていましたが、オーブでの戦闘でまた盛り上がったwww
まず地球連合軍のモビルアーマー(ザムザザーという名前だそうです)のデザインが、もう兵器とかなんとかじゃなく『ギャラクターの鉄獣メカ』でした(笑) 怖い目がついているし手はハサミだし(笑) いやはや、確かに初代ガンダムのジオン軍モビルアーマーも怪獣的メカ揃いでしたが、こいつはさらに上をいっていた。こいつが暴れている間はもう笑い転げてしました(笑)
負けずにザフト軍も「アッシュ」といういかにも悪役かつザコっぽい水陸両用MS持ち出してくるしで、ガンダムを見ているのか科学忍者隊ガッチャマンを見ているのかわからなくなったぞ(笑)
あと、エネルギー切れになったインパルスガンダムが、ミネルバからエネルギーを照射してもらって立ち直るところも苦笑。このシーン、ウルトラセブンがガッツ星人に磔にされてウルトラ警備隊にエネルギー補給してもらう場面のオマージュか?www
いやー、これは面白い。SEEDとは別のベクトルで面白すぎる。次回以降も楽しみです。
2作目のあらすじ・感想
https://www.twellv.co.jp/program/anime/sunday-animation/archive-sunday-animation/sunday-animation-126/
2024年2月4日放送 機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界 HDリマスター
『機動戦士ガンダムSEED』に続き、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』もHDリマスター化。TVシリーズを16:9&HD画質での再撮影・再編集し、既存カットの新規作画、音楽の一部リミックスを敢行、全50話に再構成している。
番組情報
【キャスト】
シン・アスカ:鈴村健一
キラ・ヤマト:保志総一朗
アスラン・ザラ:石田 彰
ラクス・クライン&ミーア・キャンベル:田中理恵
カガリ・ユラ・アスハ:進藤尚美
レイ・ザ・バレル:関 俊彦
ルナマリア・ホーク:坂本真綾
ネオ・ロアノーク:子安武人
ステラ・ルーシェ:桑島法子
スティング・オークレー:諏訪部順一
アウル・ニーダ:森田成一
メイリン・ホーク:折笠富美子
ロード・ジブリール:堀 秀行
マリュー・ラミアス:三石琴乃
タリア・グラディス:小山茉美
ギルバート・デュランダル:池田秀一
【スタッフ】
企画:サンライズ/原作:矢立肇,富野由悠季
監督:福田己津央
シリーズ構成:両澤千晶
キャラクターデザイン:平井久司
メカニックデザイン:大河原邦男・山根公利
チーフメカ作画監督:重田 智
色彩設計:柴田亜紀子、安部なぎさ
美術監督:池田繁美
撮影監督:葛山剛士
編集:野尻由紀子
音響監督:藤野貞義
音楽:佐橋俊彦
製作:サンライズ
2024年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ
perry-r.hatenablog.com
機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター