【アニメ】感想：アニメ「機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編鳴動の宇宙 HDリマスター」(2019年)

機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編鳴動の宇宙 [DVD]
　

『機動戦士ガンダムSEED＆SEED DESTINY スペシャルエディション HDリマスター』劇場上映情報サイト https://www.gundam-seed.net/sped/
放送　BS12。

www.gundam-seed.net
【※以下ネタバレ】
　

TVシリーズ『機動戦士ガンダムSEED』に新作カットを加え、全編新アフレコ、ビスタサイズで再構成された特別総集編。また、『機動戦士ガンダムSEED HDリマスター』のスペシャルエディションも制作され、上映も決定した。PHASE-01～21で構成された第1作「虚空の戦場」、PHASE-22～40で構成された第2作「遥かなる暁」、そしてPHASE-41～FINAL PHASEで構成された完結編「鳴動の宇宙（そら）」の3部作。

1作目のあらすじ・感想

perry-r.hatenablog.com

2作目のあらすじ・感想

perry-r.hatenablog.com

あらすじ

　アークエンジェルとオーブ艦「クサナギ」は宇宙に脱出し、ブルーコスモス盟主ムルタ・アズラエルたちもそれを追って宇宙に向かった。

　プラント（コーディネーター側）では、ラクス・クラインを中心に和平を訴える勢力が活動していたが、パトリック・ザラ（アスランの父）以下はその動きを徹底弾圧したため、ラクスたちは戦艦エターナルでプラントを離れ、アークエンジェル・クサナギと合流を果たした。

　キラとムウ・ラ・フラガはザフトのラウ・ル・クルーゼと出会い、キラは究極のコーディネーターとして作られたこと、クルーゼはムウの父親のクローンであること、を知る。クルーゼはクローン製造過程の失敗で短命を運命づけられており、そのために人類全体を憎み、この戦争で人類が滅亡することを望んでいた。

　クルーゼはパトリックの側近でありながら、戦争を激化させるために、ザフトの数々の機密を地球連合側にリークする。その中には核兵器の使用を封じる装置「ニュートロンジャマー」の効果をさらに打ち消す「ニュートロンジャマー・キャンセラー」も含まれていた。

　事実上アズラエルが指揮する地球連合はキャンセラーを製造すると、さっそく核兵器をザフトの前衛要塞に使用し瞬時に消滅させた。それに激怒したパトリックは最終防衛線の要塞「ヤキン・ドゥーエ」に用意していた究極熱線兵器「ジェネシス」を使用し、地球連合の艦隊を消滅させ、さらに月面の基地も破壊させた。

　パトリックはダメ押しとして地球連合の首都である北アメリカ・ワシントンにジェネシスを使用しようとするが、それを行えば地球の生物の半数が死滅するため、パトリックの部下が使用に反対する。激高したパトリックは部下を撃つが、瀕死の部下と相打ちになり死んだ。

　キラはプロヴィデンスガンダムに搭乗したクルーゼを倒した。アスランはジャスティスガンダムを自爆させてジェネシスの発射を食い止めた。プラントは穏健派が権力を奪取し地球連合に和平を提案した。おしまい。

感想

　ガンダムSEED総集編その三（最終巻）。

　もう22年前の事だけに完全に話を忘れていたのですが……、人間ドラマが濃すぎて笑ってしまった（笑）

　キラとカガリがきょうだいでした、から始まって、死んだはずのバルドフェルドさんが味方になって戻ってくるとか、バスターガンダムのパイロットのティアッカが敵味方になった元同僚イザークと再会するとか、バジルールが敵の艦長になって戻ってまいりましたとか、その他、これでもかってぶち込んでくるのでもう胸焼けしそうでした（笑）

※初代ガンダムでいうと、ガルマとイセリナが生き延びてホワイトベースの乗員になるとか、ランバ・ラルが生き延びてアムロの同僚パイロットになるとか、ミハルが生き延びてカイの恋人になってそのままブリッジ要員になるとか、テム・レイが正気に戻ってガンダムのパワーアップ装備を作るとか、そんな感じでした（笑）

　さすがにこれはコッテリしすぎですわ。このアニメをあんまり評価しなかった理由が20年ぶりに分かった気がいたします（苦笑）

　まあ20年ぶりにすごいもん見せてもらいました、ハイ。
　
　

https://www.twellv.co.jp/program/anime/sunday-animation/archive-sunday-animation/sunday-animation-125/
2024年1月28日放送機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション完結編鳴動の宇宙 HDリマスター

【ストーリー】
戦線の舞台は再び宇宙へ。ラクスと合流したキラ、アスランは平和を取り戻すべく最終決戦の地へと向かう。PHASE-41?50までで構成された「SEED」再編集の完結編！

【キャスト】
キラ・ヤマト：保志総一朗
 アスラン・ザラ：石田彰
ラクス・クライン：田中理恵
 カガリ・ユラ・アスハ：進藤尚美
 マリュー・ラミアス：三石琴乃
 ムウ・ラ・フラガ：子安武人
 ナタル・バジルール＆フレイ・アルスター：桑島法子
 アンドリュー・バルトフェルド：置鮎龍太郎
 サイ・アーガイル：白鳥哲
ミリアリア・ハウ：豊口めぐみ
 イザーク・ジュール：関智一
ディアッカ・エルスマン：笹沼晃
ニコル・アマルフィ：朴ロ美
 ムルタ・アズラエル：檜山修之
 ラウ・ル・クルーゼ：関俊彦

【スタッフ】
企画：サンライズ
原作：矢立肇・富野由悠季
監督：福田己津央
シリーズ構成：両澤千晶
キャラクターデザイン：平井久司
 メカニックデザイン：大河原邦男・山根公利
チーフメカ作画監督：重田智
カラーコーディネーター：歌川律子・柴田亜紀子
美術監督：池田繁美
撮影監督：葛山剛士
編集：森田清次
音響監督：浦上靖夫
音楽：佐橋俊彦
製作：サンライズ