
【※以下ネタバレ】
公式サイト
付録ゲーム
http://www.gamejournal.net/item_list/gj_003/index.html
決戦ガダルカナル
「決戦!ガダルカナル!」は、このガダルカナル島をめぐる日米両軍の死闘をキャンペーンレベルで再現するシミュレーションゲームである。かつてSSシリーズの一作として翔企画から出版されたこのゲームは、プレイアブルだが、ガダルカナル線の本質をついたシミュレーションとして、ゲーマーの間で高い評価を獲得した。 この往年の名作ゲームを、数々の名作ゲームを世に送り出したGJデザイン陣が最新のデザイン技術を駆使してディベロップ。新たな名作ゲームとしてよみがえらせた。
本誌
●特集「決戦ガダルカナル」
・超ワイドグラビア
・総覧:ゲームで見るガダルカナルの戦い(佐藤俊之)
・ヒストリカルノート:決戦ガダルカナル(福田誠)
・戦史研究:日米決戦、ガダルカナル上空の戦い(森哲史)
・付録ゲーム リプレイ漫画(松田大秀)
<コメント>
評価○。基本的に日本軍ネタはあんまり興味がないのですが、この特集は、過去のガダルカナル関係ゲームの紹介、福田誠氏のヒストリカルノート、空戦に絞った歴史解説、とすべてが面白く読みがいがありました。
●[連載]誌上ビッグ対談 大木毅VS浅野竜二
ゲストはドイツ史研究家&軍事研究科・大木毅氏。1974年頃に模型店モデルエースがミニチュアゲーム大会を開いたことが縁でゲームクラブ「カデークラブ」の創設メンバーになる。その後アバロンヒルのゲームが輸入されたのでボードウォーゲームに移行、クラブ「クラウゼウィッツ」を創設。その後バンダイから声がかかりウォーゲーム開発に関わるが、あまりにウォーゲームを理解していないので嫌になって縁切り、その後レックカンパニーでエポックゲームのテストプレイに参加、等々。
<コメント>
日本のウォーゲームの黎明期の話がめっちゃくちゃ面白い。有名なカデークラブ誕生のいきさつやバンダイウォーゲームの裏側の話とか。
バンダイでは関係者がタクテクスIIを見ただけで作っていて、ヘクスマップを使う事は解っていたけど、スタックとかCRTとかは全然理解していなかったとか、ユニットをマップに置くだけじゃ理解できないので駒を立ててプレイするようにしたいとか、トホホエピソード満載。
日本ではミニチュアウォーゲームはすぐにボードゲームに置き換わってしまったようですが、やはり狭い日本ではそうなるのが必然だったのではないかと……
第3回。GDW社のSFゲーム「インペリウム」でプレイを重ねるたびに、双方のプレイヤーが相手に対抗するための新戦略を編み出していく様を描く記事。同人誌時代のゲームジャーナルの記事の再録。
<コメント>
今回で本編は最終回。最初は無造作に殴り合っていただけでしたが、最終的には詰将棋的な負けないための定石みたいなところまでたどり着くのがなんとも面白かった。
●[連載]アニメゲームライバル機比較(岸裏典雄&参謀総長)
第3回「ドムはボール次第? 「ガンダム戦史」(ツクダ)」。ザク<GM<ドム、という関係ですが、実はボールはドムより強い。砲はドムのバズーカより高性能、速度もドムと同等、防御力はペラペラですがドムもボールに撃たれれば破壊されるのであんまり立場は変わらない。
<コメント>
性能的にはドムとあのやられメカのボールが同等になってしまう、という面白い話。
●[連載]フリードリヒ大王と「啓蒙時代」の戦争 七年戦争1756-63(二木"Markgraf v.Sapporo"太郎)

第3回。1756年5月~1757年5月。七年戦争開戦、1776年8月ロボジッツの戦い。
<コメント>
遂に開戦です。ワクワクしてきますね。
●[連載]南北朝知られざる戦い(上田 洋一)
新田義貞編。新田義貞が北陸で独立しようとしてうまくいかず、結局無名の相手に討たれて死んでしまうまで。
<コメント>
足利尊氏になれなかった男、新田義貞の生涯がそれなりに面白かったかなと。
●[連載]ウォーゲームメーカーの興亡 20世紀商業ウォーゲーム小史(佐藤 俊之)
第3回「黄金時代(1974~79年)」。SPIが大躍進し、アヴァロンヒルも負けずに新作を発表、GDWといった新メーカーも続々現れ、1977年にはウォーゲームは100万セット売れた。
<コメント>
この時代のSPIとアヴァロンヒルのノリノリぶりが凄い。ウォーゲームが100万個売れた時代が有ったなんて……
●[連載]B級SFゲーム分科会出張所(いしだたかし)
連載第10回。対象ゲーム「カタンの星の旅人」「カタンの宇宙船」。
<コメント>
カタンはファンタジーが舞台じゃないとなんか魅力ないですね……
●[連載]ファミリーゲームあれこれ(高崎眞一)
連載第16回「「カタンの開拓」シリーズ その2」。「騎士カタン」「歴史カタン2 トロイア&万里の長城編」「ニュールンベルグカタン」「カードカタン」「カタンブック」。
<コメント>
カタンシリーズは本当にどこまで広がるのか……、しかもこれ2002年時点の話ですからねぇ。今なら100種類くらいありそう?
●[連載]世界バカゲーム悲報(竹中清貴)
対象ゲーム「Grave Robbers from Outer Space/Z-Man Games/2001」。B級ホラー・SF映画をテーマにしたカードゲーム。互いに殺人鬼とか怪物を出して相手のキャラクターを殺し合っていく、というゲーム。
<コメント>
カードの絵柄が映画の場面みたいになっており、プレイの様子を並べると一本のB級ホラー・SF映画みたいになるというのがヘンで面白い(笑) 私はこの記事で「We made it」という言葉が「俺たちは助かったんだ!」という意味だと知りました(笑)
連載第4回。「ゲームストア・バネスト」の関係者の連載で、筆者が相方の幽霊キャラ・ヒューゴーと面白おかしくトークしていくもの。今回はスポーツゲームの話題。TCG「MLB Showdown」「NFL Showdown」など。
<コメント>
ウィザーズ・オブ・コーストは「野球やアメフトのTCGも発売していた」という事実をこの記事で知りました。ほーん、マジックだけじゃなかったんだ!?
●次号の予告
次号No.4(2002年9月1日発売予定)… 特集「マンシュタイン 煌めく後手からの一撃」。付録ゲーム「激闘!マンシュタイン軍集団」。
総合感想
評価:○(まずまず)。特集記事も良し、その他の記事も良し、ということでまずまず満足できる内容でしたね。
