感想:コミック「炎のインフェルノ」第1巻(林達永/金光鉉)

炎のインフェルノ 1 (ヴァルキリーコミックス)

■データ(公式)
http://www.amazon.co.jp/dp/4860325257/
炎のインフェルノ CONTACT1 (1) (ヴァルキリーコミックス) (コミック)
林 達永 (著), 金 光鉉 (イラスト)

出版社: キルタイムコミュニケーション (2008/01)
ISBN-10: 4860325257
ISBN-13: 978-4860325251
発売日: 2008/01

 

 コミックヴァルキリーの連載「フリージング」の作者コンビ「林達永」+「金光鉉」の、韓国での連載コミックを日本で出したものです。日本で出版するにあたり、色々な設定を日本の読者向けに変更しているようです(舞台は日本に、キャラは日本人に、等)。


■あらすじ

 『『フリージング』の林 達永× 金 光鉉コンビが送る新たな伝奇アクション! 鬼神に憑かれ、過酷な戦いに巻き込まれていく少年の運命は!?』

 主人公・斎藤示音は高校3年生。成績優秀(東大主席合格を目指す)、美形(ファッションモデルとしても活躍)、人当たり良し、という一見万能人間。しかし、心の中は真っ黒で常に他人を見下しており、暇を見つけては女遊び三昧、という裏の顔を持っていた。

 示音はある日突然怪物2体の戦いに巻き込まれて瀕死となり、死から逃れるため、追われていた側「”鬼神”インフェルノ」と契約し、人ならざる力を身につける。しかし、その日から示音は鬼神の勢力争いに巻き込まれる事になってゆく……


■感想

 伝奇物の王道漫画です。『突然日常生活が崩壊し、以後望まざる戦いに巻き込まれていく』というストーリーを正面突破で描いています。絵はガッチリアニメ絵、話も少年漫画の王道ながら面白いし、適度に血なまぐさくダークさもあります。さらに女の子の下着シーンなどお色気もぬかりなし。主人公・示音の性格がやたら嫌な奴であることを除けば概ね面白いと思いますね。

■評価
(5点満点で)4点