感想:アニメ「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン」第5話


 アニメ「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)セカンドシーズン」の感想です。

■公式サイト
http://www.gundam00.net/

第5話 故国燃ゆ


■あらすじ

 刹那たちはカタロンの秘密基地に降り立ち、ソレスタルビーイングとカタロン間の協力関係を話し合った。マリナはここで降ろされるが、刹那に頼み込み共にアザディスタンへ向かった。同様に降ろされた沙慈はすぐさま逃走するが、連邦軍に発見され、カタロン基地はアロウズに蹂躙されてしまう。一方刹那達がアザディスタンに帰還してみると、街はアリーのMSによって破壊し尽くされていた。


■感想

 はい、刹那の宿敵アリーさん再登場・・・、いい加減にして下さい。使い切れもしないくせにキャラをムダに増やす/復活させるから話がコントロールしきれないというのに。

 ソーマ中尉。「スミルノフ大佐の養子になる件お受けします」とは・・・、ああっ、これが噂の「死亡フラグ」という奴ですね? 大佐とソーマ中尉とどっちが先に死ぬのでしょうか。やっぱ「ソーマ=マリー?」云々の話の流れからして、先に死ぬのは大佐だよなぁ。アロウズを批判して「この無礼者」とかいって殺されてしまうに違いないです。

 ミスターブシドーはいちいち笑わせてくれます。「私はワンマンアーミー」とか自分で言うな(「ランボー」もしくは「少女コマンドーいずみ」か)。あと「興が乗らない」とか言って命令無視してるし。ところでホントにマネキン大佐はブシドーさんの中身に気がついていないのでしょうか。

 砂漠の真中でせっせとGN粒子をばら撒く連邦。もうGN粒子=ミノフスキー粒子そのものです。アロウズの<虐殺大好き>姿勢といい、どんどん初代/Zガンダムの世界に近づいていきます。困ったものだ。それにしても「アロウズは超法規的組織だ」ってあんた、政府がそんな超法規的組織を率いているんですか? いやまあそういう汚れ仕事専門の組織が必要だとして、人目を避ける事無く堂々と活動しているんですけど〜。24世紀はそういう時代なのだろうか。

 相変わらず理由の説明無しに強いガンダム。ダブルオー以外は太陽炉の出っ張りが無いんですが、ホントに積んでいるのか。あとアロウズのMSは目が4つある奴と槍を持っている奴のどっちが高性能なのかわからん。

 いやぁ、ホントに「ガンダムW」の後半そのものな流れ。キャラクターたちが「戦争を無くすにはどうすれば良いんだ」と流浪していて、なおかつスタッフも「どう締めくくろう?」と困惑していたようなアニメでしたが、OOも負けずに「一体こりゃどうなるんだよ?」と不安に駆られるような展開です。期待していたスメラギさんのお色気シーンも無いしなぁ。