【科学】感想:NHK番組「神の数式 完全版」第2回「“重さ”はどこから生まれるのか ~自発的対称性の破れ 驚異の逆転劇~」

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NHKオンデマンド | 神の数式 完全版 第2回 “重さ”はどこから生まれるのか~自発的対称性の破れ 驚異の逆転劇~ https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2014053660SA000/
放送 NHK BS1。全4回。

【※以下ネタバレ】
 

この世は何でできているのか。人類の究極の謎を解くとされる「神の数式」。ヒッグス粒子の発見で、その輪郭に迫った天才達の100年の苦闘を描く、4回シリーズ完全版。


出演者ほか
【出演】オジェル・ノザキ,【語り】小倉久寛


人類の思索の歴史。それは、全宇宙の謎を解く唯一無二の“神の数式”を追い求めた歴史でもあった。ニュートンアインシュタイン以来、科学者たちは「あらゆる自然現象は、最終的には一つの数式で説明できるはずだ」と信じてきたのだ。そしてノーベル賞を受賞したヒッグス粒子の発見によって、人類はその究極の数式の輪郭をつかもうとしている。2013年9月に放送し大きな反響を得た番組を4回シリーズの完全版として届ける。

 
前回:第1回
perry-r.hatenablog.com
 

第2回 “重さ”はどこから生まれるのか ~自発的対称性の破れ 驚異の逆転劇~ (2013年12月25日(水)放送)

 

内容

●「強い核力」「弱い核力」の式の大問題

 核力を現す二つの式の研究で、原子核内部でその力を伝える粒子の質量は「ゼロ」と導き出されていた。ところが粒子で質量がゼロなのは光子だけで、それ以外には質量が無くてはならない。そのためこの式は現実に合っていなかった。

 その後粒子の右回り・左回りという回転の対称性「カイラル対称性」が発見されたが、その研究の過程で、基本素粒子「電子・クォーク二種類・ニュートリノ」も質量がゼロという結果が導き出されてしまった。

 つまり基本素粒子も力を伝える粒子も質量がゼロという事になり、粒子は光の速度で飛び回り、宇宙には物質が存在するはずがない、という現実とはまるで違う答えが導かれてしまったのである。



南部陽一郎の大発見

 日本人物理学者・南部陽一郎はこの矛盾を解決する答え「自発性対称性の破れ」を発見した。

 自発性対称性の破れとは、たとえ話をするなら、鉛筆を削った方を下にして垂直に立てる行為で説明できる。図面では「鉛筆を垂直に立てる」と書かれていても、現実にはその通りに立てようとしてもすぐに倒れてしまう。同様に「数式上は質量がゼロ」となっていても、現実には質量がゼロにならない、という事がありうるとしたのである。

 具体的には、クォークは右回りと左回りの物があるが、「右回りのクォークの正・反粒子がいきなり生まれたりくっついたり消えたりする」「左回りの以下同文」という現象が起きている。そして式の上では、右回りと左回りの粒子は「カイラル対称性」のため、入り混じったりは無い。

 ところが現実には「カイラル対称性の破れ」により、右回りの粒子と左回りの粒子がくっついて、消滅せずに残ってしまう、という事が起きる。そういう消えずに残ったクォークが空間を埋め尽くしているため、クォークがまっくず進もうとしても残った粒子にぶつかってまっすぐ進めない。その進めなさが「質量」だというのである。

 かくして「強い核力の式」からクォークの質量が導き出された。



●「弱い核力の式」から質量を導く

 しかし依然として「電子」「ニュートリノ」「力を伝える粒子」の質量がゼロになる、という問題が残っていた。ワインバーグは、仮想的な粒子「ヒッグス粒子」が空間を埋め尽くしていて、電子などがその粒子とぶつかることで質量が生まれる、という説を提唱した。

 この考えは「あまりにも都合よすぎ」と批判されたもののだんだん支持を得るようになり、そしてついに2013年にヒッグス粒子が発見された。



●重力を組み込む必要性

 こうして神の数式は完成に近き「標準理論」と呼ばれている。しかし科学者たちは神の数式には「重力」を組み込む必要があると考えている。素粒子はあまりに軽いため重力は考慮されていなかったが、宇宙の全ての現象を説明するためには重力も考慮に入れなければならない筈である。

 第三回に続く。
 ↓
perry-r.hatenablog.com


感想

 2013年9月21日・22日に、NHK総合NHKスペシャル枠で「神の数式」という番組が二夜連続で放送されたあと、同年12月に最新の情報を加えて全4話にアップグレードした「完全版」が全4回でBS1で放送されました。
 

感想:NHK番組「NHKスペシャル 神の数式」『第1回 この世は何からできているのか ~天才たちの100年の苦闘~』(2013年9月21日(土)放送)
http://perry-r.hatenablog.com/entry/20131006/p22

感想:NHK番組「NHKスペシャル 神の数式」『第2回 宇宙はどこから来たのか ~最後の難問に挑む天才たち~』(2013年9月22日(日)放送)
http://perry-r.hatenablog.com/entry/20131006/p21

 
 今回は無印バージョンの「第一回」の後半を一時間に拡大した物ですが、面白かったですね。NHKはこの手の番組を作らせるとホント上手いです。
 
 
神の数式 完全版 VOL.2 [DVD]
 
 
 

【科学】感想:NHK番組「神の数式 完全版」第1回「この世は何からできているのか ~美しさの追求 その成功と挫折~」  

神の数式 完全版 DVD-BOX

NHKオンデマンド | 神の数式 完全版 第1回 この世は何からできているのか~美しさの追求 その成功と挫折~
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2014053659SA000/
放送 NHK BS1。全4回。

【※以下ネタバレ】
 

この世は何でできているのか。人類の究極の謎を解くとされる「神の数式」。ヒッグス粒子の発見で、その輪郭に迫った天才達の100年の苦闘を描く、4回シリーズ完全版。


出演者ほか
【出演】オジェル・ノザキ,【語り】小倉久寛


人類の思索の歴史。それは、全宇宙の謎を解く唯一無二の“神の数式”を追い求めた歴史でもあった。ニュートンアインシュタイン以来、科学者たちは「あらゆる自然現象は、最終的には一つの数式で説明できるはずだ」と信じてきたのだ。そしてノーベル賞を受賞したヒッグス粒子の発見によって、人類はその究極の数式の輪郭をつかもうとしている。2013年9月に放送し大きな反響を得た番組を4回シリーズの完全版として届ける。

 

第1回 この世は何からできているのか~美しさの追求 その成功と挫折~ (2013年12月24日(火)放送)

 

内容

 
●神の数式とは

 物理学者はこの世の全てを数学の式で表すことを目指している。現在、大気の動き、オーロラの発生、電磁気、などを現す式は存在するが、物理学者は宇宙の全ての現象を一つの式で表すことを究極の目標としている。その式は「万物の理論」「神の数式」などと呼ばれる。

 現在神の数式に最も近いとされる式は、『「基本素粒子」+「電磁気力」+「強い核力」+「弱い核力」+「ヒッグス粒子」』の5つの式から構成されている。


●五つの式

・「基本素粒子」とは、物質を構成する「電子」「クォーク二種類」「ニュートリノ」の四つの粒子の事。
・「電磁気力」とは「原子核と電子を結び付ける力」「原子同士を結び付ける力」
・「強い核力」とは原子核を結びつける力。
・「弱い核力」とは原子核内部からニュートリノを飛び出させる力。
・「ヒッグス粒子」とは物の重さを生み出す粒子。


●第一の式「基本素粒子」の式

 1928年、ポール・ディラック素粒子の性質を説明する「ディラック方程式」を発表した(=第一の式)。ディラックは実験を元に式を見つけるのではなく、「美しさ」を求めて理論的に式を作り出した。物理学者の言う「美しさ」は「対称性」という性質の事で、観測者の視点に関わらず式が変化しない性質。対称性があるから、物理の法則は日本でもアメリカでも同じものが使える。


 ディラック
・「回転対称性」
・「並進対称性」
・「ローレンツ対称性」(時空間に関する対称性)
から「ディラック方程式」を生み出した。この式はあらゆる素粒子の振る舞いを説明できただけでなく、当時まだ見つかっていなかった「反粒子」の存在を予言していた。



●第二の式「電磁気力」の式

 続いて電磁気力を説明する式の研究が行われ、物理学者たちは素粒子の式を発展させ、「回転対称性」「並進対称性」「ローレンツ対称性」に加えてさらに「ゲージ対称性」という要素を付け加えて式を作り出そうとした。ところが式に無限大が現れて計算不能になってしまう、という問題が発生し、研究は壁に突き当たってしまう。しかし日本の物理学者・朝永振一郎は「くりこみの手法」という解決策を編み出し、電磁気力の式は完成した。


●第三の式「強い核力」「弱い核力」の式

 その次は核力を現す二つの式の研究が進められた。そして原子核を構成する「陽子」と「中性子」は良く似た性質を持ち、実際にも両社は交互に入れ替わっていることから、「回転対称性」「並進対称性」「ローレンツ対称性」「ゲージ対称性」に加え、さらに陽子・中性子に関する対称性「非可換ゲージ対称性」も組み込んだ式が発表された。

 ところがこの式には大問題があった。


 第二回に続く。
 ↓
perry-r.hatenablog.com


感想

 2013年9月21日・22日に、NHK総合NHKスペシャル枠で「神の数式」という番組が二夜連続で放送されたあと、同年12月に最新の情報を加えて全4話にアップグレードした「完全版」が全4回でBS1で放送されました。
 

感想:NHK番組「NHKスペシャル 神の数式」『第1回 この世は何からできているのか ~天才たちの100年の苦闘~』(2013年9月21日(土)放送)
http://perry-r.hatenablog.com/entry/20131006/p22

感想:NHK番組「NHKスペシャル 神の数式」『第2回 宇宙はどこから来たのか ~最後の難問に挑む天才たち~』(2013年9月22日(日)放送)
http://perry-r.hatenablog.com/entry/20131006/p21

 
 今回は無印バージョンの「第一回」の前半を一時間に拡大した物ですが、面白かったですね。NHKはこの手の番組を作らせるとホント上手いです。
 
 
神の数式 完全版 VOL.2 [DVD]
 
 
 

感想:アニメ「ハイスコアガール」第5話「ROUND 5」

sora tob sakana/New Stranger(通常盤)「TVアニメ ハイスコアガール」OP

TVアニメ『ハイスコアガール』公式サイト http://hi-score-girl.com/
放送 BS11

【※以下ネタバレ】
 

第5話 「ROUND 5」 (2018年8月10日(金)深夜放送)

 

あらすじ

 1994年。ハルオのゲームバカぶりは相変わらずだったが、小春はそんなハルオに呆れつつも、思いを募らせていく。そしてついに2月のバレンタインデーにハルオのためのチョコを持ってくるが、ハルオは風邪で学校を休んでいた。小春は終業後ハルオの家にお見舞いに行き、結構元気だったハルオとゲームで遊ぶが、自分はハルオには恋愛の対象に見られていないことを痛感する。

 一方、アメリカにいた晶が帰国してきた。

■脚本:浦畑達彦
■コンテ:まついひとゆき
■演出:山川吉樹
■CGディレクター:鈴木勇介(SMDE)

感想

 良いラブコメでした ( ´∀`)bグッ!

 しかし可愛い女の子が好きになってくれるのは良いけど、何度見直しても小春がハルオのどこが良くて好きになったのか全く分からん……、あれか、小春はダメ男に惹かれてしまうというタイプか。
 
 
ハイスコアガール(1) (ビッグガンガンコミックススーパー)
 
 
モータルコンバット
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源平討魔伝
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【映画】感想:映画「22年目の告白 ―私が殺人犯です―」(2017年:日本)

22年目の告白-私が殺人犯です- ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ http://www.ntv.co.jp/kinro/index.html
放送 日本テレビ系 2018年6月8日(金)

【※以下ネタバレ】
 

時効が成立した男のあってはならない殺人の告白
驚愕の展開が待ち受ける新感覚サスペンス・アクション!!


藤原竜也伊藤英明。現在の日本映画界を背負って立つ実力派俳優が真正面から激突する、サスペンス・アクションが地上波初放送!物語の起点となるのは、1995年に起きた連続絞殺事件。未解決のまま時効を迎えた数年後、真犯人を名乗る男が現れた!大切な家族を殺された遺族たちが復讐に燃える一方で、犯人は端正なルックスと誠実で冷静な語り口で、カリスマ的人気を集めるようになる…。“犯人”を演じる藤原と、事件を追う刑事を演じた伊藤をはじめ、仲村トオルら豪華キャストが集結。時効に守られた殺人犯を“裁く”ことはできないのか? そして22年の時を経て犯人が名乗り出た理由とは…?全く先の読めない展開と、誰もが驚く衝撃のラストは必見!

 

あらすじ

 2017年。22年前の1995年に発生した連続絞殺殺人の犯人が記者会見を開き、事件についての告白本を出版すると発表した。事件はすでに2010年に時効になっていた。

 1995年に東京で明らかに同一犯による連続絞殺殺人が発生した。若手刑事の牧村は4件目の殺人の後、犯人に迫り右肩に銃弾を撃ちこむものの取り逃がしてしまう。犯人は復讐のため、牧村の妹を拉致し、また牧村殺害を狙うものの、牧村の上司が代わりに犠牲になった。その後殺人は止み、警察の捜査もむなしく2010年に時効が成立してしまった。

 犯人・曾根崎雅人の告白本はベストセラーとなるが、被害者の遺族たちの憤りは激しかった。そんな気持ちを逆なでするように、曾根崎はテレビへの生出演を要求する。多くの局がしり込みするものの、人気報道番組のキャスター仙堂は、かつてこの事件の取材に関わったことから、あえて曾根崎を生出演させる。

 ところがネットで、曽根崎は偽者で自分こそが犯人である、という人物が、牧村の妹が写った動画を投稿する。その「犯人」は番組への生出演の条件として、曽根崎と牧村が一緒に出演することを要求する。そして番組に現れた「犯人」は、牧村の妹を殺害する動画を見せ、自分こそが本物だと主張するが、その瞬間曽根崎が犯人に襲い掛かる。

 実は、告白本を書いたのは牧村で、曽根崎は牧村の妹の婚約者だった。二人は真犯人をあぶり出して私的に復讐するため、今回の騒ぎを企んだのだった。ところがその「犯人」は、自分は誰かに金で指示されただけと主張し、右肩に撃たれた傷跡も無かったことから、牧村たちの大芝居は無駄に終わってしまう。

 しかし曽根崎は仙堂がふと漏らした言葉から、仙堂こそ真犯人だと気が付き、別荘に乗りこんで刃物で襲い掛かる。そこに追いついた牧村が曽根崎を止めて仙堂を捕まえる。実は仙堂が最後に殺した牧村の妹の事件は時効が成立していなかったのだった。

 仙堂は戦場ジャーナリスト時代に知人を殺されて精神を病んでいた事を告白するが、最後に誰かが雇ったヒットマンに刺されるシーンで〆。

感想

 評価は(なんとか)○。

 特に面白くも無いけど、悪くも無かった、というレベル。

 まあキャスティングを見れば、藤原竜也演じる曾根崎が悪党の訳が無いので(当たり前だ)、どうせ「犯人のふりをして注目を浴びて、真犯人をあぶり出すつもりなのだろう」と思ったら、ホントにそのまんまで笑ってしまいました。

 さらに「映画でまともに目立っているのは、曽根崎(藤原竜也)、牧村(伊藤英明)、仙堂(仲村トオル)の三人だけしかいない。そして曽根崎と牧村が犯人ではないのだから、残りは仙堂しかいないだろ」と思ったら、ホントにそのままで(以下略)

 まあ別に退屈はしなかったけど、別に良い映画ても無かったよな。あと藤原竜也の年齢で、22年前に人を殺して回った殺人犯、という時点でみんなおかしいと思わないのか。22年前って子供じゃん。
 
 

2018.6.8 よる9時~10時54分放送
22年目の告白 ―私が殺人犯です―



ココがみどころ!!
藤原竜也伊藤英明のダブル主演
大ヒットを記録した話題作が早くも地上波初放送!



ストーリー

大切な家族を殺した犯人が、目の前に現れたら…!?
それは日本中を巻き込んだ新たな事件(ゲーム)の始まりだった・・・

2017年。ある男が1冊の「告白本」を出版し、記者会見を開いた。その男の名は、曾根崎雅人(藤原竜也)。既に時効を迎えた5件の連続絞殺事件の犯人を名乗る曾根崎が、事件のすべてを告白したのだ。事件当時、捜査を担当していた牧村(伊藤英明)は犯人をギリギリのところまで追いつめるが失敗。逆に犯人に狙われるが、自分の身代わりに先輩刑事の滝(平田満)を目の前で殺されていた。

告白本は飛ぶように売れ、事件の遺族の医師・山縣(岩松了)への謝罪を中継させるなどのパフォーマンスで、一躍時の人になった曾根崎。しかし目の前で家族を奪われた美晴(夏帆)をはじめとする遺族たちは、それぞれに曾根崎への“私刑”を計画し始める。牧村は曾根崎に恨みを抱きながらも、刑事として彼を守らなければいけない立場に。曾根崎ブームが過熱する中、元戦場ジャーナリストで人気報道番組のキャスター仙堂(仲村トオル)は曾根崎を生放送のゲストに迎える。事件発生当時から取材し続けていた仙堂は生放送中、思いがけない「ネタ」を曾根崎に突きつける・・・。



キャスト/スタッフ
出演
<曾根崎雅人> 藤原竜也
<牧村航> 伊藤英明
<岸美晴> 夏帆
<小野寺拓巳> 野村周平
<牧村里香> 石橋杏奈
<春日部信司> 竜星涼
<戸田丈> 早乙女太一
<滝幸宏> 平田満
<山縣明寛> 岩松了
<橘大祐> 岩城滉一
<仙堂俊雄> 仲村トオル


スタッフ
<監督・脚本> 入江悠
<脚本> 平田研也
<製作> 北島直明 小出真佐樹 
<音楽> 横山克

2018年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

2018年視聴映画あらすじ・感想一覧

perry-r.hatenablog.com
 
 
22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)
 
 
 

【コミック】感想:WEBコミック「キン肉マン」第255話「三大奥義(マッスル・インフェルノ)、陥落!!の巻」

キン肉マン 63 (ジャンプコミックス)

週刊プレイボーイ http://wpb.shueisha.co.jp/comic_novel/

【※以下ネタバレ】
 

第255話 三大奥義(マッスル・インフェルノ)、陥落!!の巻 (2018年8月6日(月)更新)

 

あらすじ

激戦が続くオメガ・ケンタウリの六鎗客vs運命の四王子連合の大決戦。マリポーサに続いてビッグボディも勝利を収め、運命の四王子連合の勝ち星が先行する中、次に試合が動いたのはイタリア・デルモンテ城のマリキータマンvsゼブラ! 幾多の敵を八角形(オクタゴン)リングに沈めてきたマリキータマンに対し、ゼブラは超絶技巧の連続技で圧倒! さらに、リングを利用した超高速ロープワークから空中へと蹴り上げ、必殺技"マッスル・インフェルノ"の体勢へと入る。しかし、羽根を広げたマリキータマンに背後を奪われ、反撃の"エクスキュスナースープレックス"を受けてしまい......!?

 
 「キン肉マン ゼブラ VS マリキータマン」戦。

 ゼブラはマッスル・インフェルノを切り返されたものの、試しにしかけてみただけだとうそぶき全く動揺していなかった。そしてマリキータマンと技巧合戦を繰り広げるが、マリキータマンはゼブラが残虐面を全く見せないことをいぶかり、ロールシャッハドットでゼブラの深層心理を解析し始める。するとマリキータマンの胴体にシマウマの顔が浮かび上がる。

攻防

ゼブラ:スープレックスクラッチを切る→延髄ラリアットヘッドロック→背後に回って足首を取って前のめりにダウンさせる→STF

マリキータマン:マリキータウイングを開いて背中のゼブラを挟み込むように切り付けて脱出

ゼブラ:空中のマリキータマンに飛びついてジャーマンの態勢

マリキータマン:ミミックニードル(背中からとげを出す)でゼブラを振り払う

ゼブラ:ハイキック→チキンウイングスープレックスの態勢

マリキータマン:空中で切り返してマリキータ・ビカレスク・ギロチン

※マリキータ・ビカレスク・ギロチン=叩きつけ技。相手の背中側について両腕の上腕部を掴み、その場で宙に持ち上げた後、相手の後頭部が先に落下するようにして叩きつける。


感想

 ゼブラが殺したシマウマのキッドの事がトラウマになって、残虐技が使えないという話? それ以前にかつての部下のパルテノンが黒い影を浴びせてくれないから残虐モードになれないんだと思うけど。

[参考]対戦カード/結果

ルーマニア:ブラン城
 ○マリポーサ(アステカセメタリー)ヘイルマン×


中国:紫禁城
 ○ビッグボディ(メイプルリーフクラッチ)ギヤマスター×


イタリア:デルモンテ
 ゼブラ VS マリキータマン


ソ連:スワローズ・ネスト
 キン肉マン VS パイレートマン


日本:安土城
 スーパー・フェニックス VS オメガマンアリステラ

 
 

※本章(209話~)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
スーパー・フェニックス
S.H.フィギュアーツ キン肉マン スーパー・フェニックス 約150mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
ゼブラ
CCP マスキュラー コレクション vol.18 キン肉マン ゼブラ(特別カラーver.)
マリポーサ
浪漫堂 キン肉マン 王位争奪戦 キン肉マン マリポーサ&ロビンマスク
ビッグボディ
CCP Muscular Collection vol.016 キン肉マン ビッグボディ(特別カラーver.)
 
 

※前章「完璧超人始祖編」(1話~208話)のあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 

【ゲーム】プレイ日記「タイムトラベラーズ」(2012年)【1】

タイムトラベラーズ - PSP

TIME TRAVELERS(タイムトラベラーズ
https://www.timetravelers.jp/

【以下ネタバレ】
 
 

今回の展開

 今回のプレイ時間:2時間35分(累計2時間35分)

 ゲーム内時間 14時~15時30分。

 2013年。ある実験の暴走により、東京上空に「ロストホール」という大穴が開き、周囲に甚大な被害をもたらした。そして18年後の2031年4月28日。

刑事:神谷壮馬
 妻子を人質に取られテロに協力させられる。誘拐犯人は上司だった。テロリストとして指名手配され、新道みことと共に逃走中。

女子アナ:伏見雛
 バラエティから報道に移籍することを餌に、世間を騒がす「ドクロの怪人」のスクープを取ってくるように命じられる。アングラサイトネットリークスがドクロ怪人と関係あるとにらむ。

男子高校生:深瀬有理
 科学部の部長・新道みことがロストホールの原因となった研究施設に忍び込もうと言い出して困惑中。

詐欺師:新道究悟
 その筋の人間からタイムマシン開発の資金として3000万を出資させたが、ついに金を返せと詰め寄られ、娘のみことを人質にされてしまう。

リアルライフヒーロー:ルサンチ☆マン(犬山かける)
 30歳の誕生日。父親からの月20万円の仕送りを30歳限りで打ち切られると言われ、さらに5年付き合った恋人からも「30歳までに仕事を見つけてプロポーズしてくれなかった」と言われて振られた。

コメント

 パッケージに「プレイングシネマ」と書いてある通り、能動的に動いて話を進めていくAVGではなく、映像作品を視聴して、時々神様的にキャラクターの行動に介入してく、というタイプのゲーム。よって、これがAVGかと言われるとちょっと違う気はするものの、「娯楽」としてはそれなりに面白い。先の展開が知りたくなるシナリオは結構いい感じ。

 しかし、群像劇なのは良いのだが、五人のキャラクターの物語が、それぞれ少し進んだだけで別のキャラクターの話に切り替わってしまい、それが頻繁に繰り返されるので、ちょっとうっとうしい感じもしなくもない。もうちょっと一人一人の話をどさっと見せて欲しいのだが、「各キャラクターの話が同時進行している」という構成なので、致し方ないか。

 プレイの最中に、唐突にリアルタイム要素で「△ボタンを押して危機を回避しろ」とか出て来るので気が抜けないのだが、まさかのリズムゲームまでやらされるとは思わなかった。AVGにアクション要素を合体とは、エルフの「BEYOND」とかを思い出す。まああんなに難しくは無くて、7回目のトライでなんとかなったけど。
 
 
TIME TRAVELERS オリジナルサウンドトラック
タイム・トラベラー
 
 

感想:海外ドラマ「スパイ大作戦」第171話(シーズン7 第22話(最終話))「王冠すりかえ」

スパイ大作戦 シーズン7<トク選BOX> [DVD]

スパイ大作戦BSジャパン http://www.bs-j.co.jp/missionimpossible/
スパイ大作戦 パラマウント http://paramount.nbcuni.co.jp/spy-daisakusen/
放送 BSジャパン

【※以下ネタバレ】
 
シーズン7(150~171話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

海外ドラマ「スパイ大作戦 シーズン7」あらすじ・感想まとめ

 

第171話 王冠すりかえ Imitation (シーズン7 第22話)(シーズン7最終話)

 

あらすじ

ある美女一味により強奪された国宝の王冠を取り戻せという指令が下り、IMFは奪われた王冠がイミテーションだったと思い込ませるため、バーニー(グレッグ・モリス)が彼女に接近、巧みな罠を仕掛ける。


ある美女一味により強奪された国宝の王冠を取り戻せ、という指令が下る。IMFは奪われた王冠がイミテーションだったと思い込ませるため、バーニー(グレッグ・モリス)が彼女に接近、巧みな罠を仕掛ける。

※DVD版のタイトルは「王冠すりかえ大逆転」。
 
 
【今回の指令】
 昨日、マンスバーグ国(Marnsburg)の王冠と、それに付随する宝石一式が、国連ビルに展示するため同国領事館から国連ビルへの輸送中、何者かに強奪された。宝石類の時価総額は1000万ドル以上だが、王冠の価値はその性質上金銭では換算できない。犯人はジェナ・コール(Jena Cole)の一味と推測されるが、未だ手掛かりは見つかっていない。IMFは三日後の展示期日までに王冠を奪還しなくてはならない。


【作戦参加メンバー
 レギュラー:フェルプスバーニー、ウィリー
 ゲスト:デュバル(変装担当)


【作戦の舞台】
 アメリカ国内


【作戦】
 冒頭。ジェナ・コールの一味が王冠と宝石の入った箱を強奪する。

 フェルプスがテープで指令を受け取る。

 バーニーは前科者に扮し、ジェナの処刑された弟と刑務所で親しかったという設定でジェナを訪ね、800ドルを借りる。しかし直後に金庫を破って中の12,000ドルを盗み出す。ジェナたちは残っていた指紋からバーニーの犯行と突き止め、ジェナの部下がバーニーの宿泊しているホテルの部屋に押し入るが、バーニーは不在で部屋には金庫破りの道具やマンスバーグ領事館の図面が置いているのを見つける。

 直後フェルプスがホテルにバーニーを訪ねて来たので、ジェナの部下がジェナのところに連れて行くと、フェルプスバーニーが20万ドルの借金を期限を過ぎても返さないという。そして一週間以内に返さなければ殺すつもりだというが、同時に返済のあてがあると聞いているとも伝える。ジェナの部下はフェルプスが宝石ブローカーだと信じ込む。

 IMFメンバーのデュバルは、ジェナと付き合いのある宝石商に変装する。またウィリーはマンスバーグ領事館に対して、盗まれた王冠は盗難防止のための偽物で、本物はこれから持っていくと連絡する。ジェナたちは領事館内のスパイから知らせを受け、慌てて宝石商(デュバル)に盗んだ宝石を鑑定してもらうと、デュバルは本物の宝石をすり替えて偽物を取り出し、これは真っ赤な偽物だと断言する。

 ジェナは盗みの依頼主であるシンジケートの幹部から、王冠を見せてほしいと言われて焦るが、バーニーを利用することを思いつく。そしてバーニーを捕まえて、自分から盗んだ12,000ドルで金庫破りの道具をそろえたのだから、自分たちは仲間だと言う。バーニーはフェルプスへの借金を返すため、マンスバーグの王冠を盗んでフェルプスに渡すつもりだといい、領事館の金庫室に忍び込んで無事(ニセの王冠の入った)箱を盗み出してくる。

 ジェナはこっそりバーニーの盗んできた箱と、自分たちの持っていた箱をすり替え、バーニーは何も知らないふりをして箱を抱えて立ち去る。そしてバーニーたちは箱の中身が本物の王冠や宝石であることを確認する。一方ジェナたちはシンジケートの幹部に王冠を見せるが、真っ赤な偽物だと知らされ驚く。そこに警官隊が踏み込んできて、シンジケートの幹部共々逮捕される。最後、連行されるジェナが、入り口でバーニーが待っているのを見て薄笑いを浮かべて通り過ぎるシーンで〆。


監督: ポール・クラズニー
脚本: エドワード・J・ラク


感想

 評価は○。

 今回はシーズン7の最終回であると同時に、スパイ大作戦という番組のラストでもある特別な回で、クオリティは傑作とは言えずともまあまあのレベルで、それなりには満足できた。シーズン7は、さすがにスタッフが長期間の制作で疲れはてたのか低品質のシナリオの作品が多かったことを思えば、ラストが駄作ではなく「それなり」のレベルの話だったことには救われた気がした。

 今回はIMFの作戦は、盗まれた宝石を奪還するため、犯人たちに盗み出したものが偽物だと思い込ませる、というもので、かつてシーズン3・第8話(通算第61話)「美しき外交官夫人」で展開した「敵対国に盗まれた機密情報を偽物と思い込ませる」という話に似ていなくもいなかった。もっとも「美しき~」が複雑なストーリーで、敵国側だけでなく、視聴している方も混乱してくるような複雑なプロットだったのと比較すると、今回の話は良くも悪くも分かりやすく単純だった。

 また、展開も全盛期のノリが往々に見られ、こっそり金庫室に忍び込んで中の物を盗み出すとか、王冠を収めた箱に秘密装備が仕込んであり、遠隔操作でふたが開いてパラボラアンテナが飛び出してくるとか、変装して相手を見事にだますとか、懐かしい展開のオンパレードだったのは結構嬉しかった。

 まあ今回出てきた秘密小道具は、現代科学を超越しているような品物ばかりで、「持ち主が壁の金庫のダイヤルを回すと、手元の装置がそれを勝手に読み取って装置にとりつけてあるダイヤルがくるくる連動して回る」とか、「金庫室に運び込んだ宝石の入れ物に装置が仕込んであり、そこから電波を発信すると勝手に金庫が開く」とか、もう訳が解らない機械のオンパレードで、この辺りはもうちょっとリアリティを見せてくれても良かった気がしなくもない。

 とは言え、終盤の、女首領ジェナがバーニーの盗んで来た「偽の宝石」と、自分たちの持っている「本物の宝石」をこっそりすり替えさせ、バーニーを騙したつもりで逆に自分たちが騙されてしまう、というクライマックスはそこそこ痛快だった。またラストでジェナが警官に連行される際、入り口で待っているバーニーを見て、全てを悟ったのか微かに笑いを浮かべるシーンは結構印象的だった。

 今回のエピソードは、ケイシー役のリンダ・デイ・ジョージが産休で不在の際に撮影されたため、最初から最後までケイシーは一度も姿を見せないまま終わってしまう。やむを得ない事情があったとはいえ、ケイシー抜きでの最終回になってしまったのは返す返すも残念だった。


 今回のサブタイトルの原題「Imitation」は「偽物」の意味。IMFが盗まれた本物の宝石類を偽物と思い込ませる展開をよく表したタイトルと言えよう。


参考:今回の指令の入手方法

 フェルプスが精巧な置時計が置いてある部屋に入り、鍵のかかった引き出しから大きめの封筒とオープンリール式テープレコーダーを取り出すと、デスクの上に腰掛ける。そしてその後、テープを再生して指令を聞きつつ、封筒の中の写真を確認する。指令は最後に「なお、このテープは自動的に消滅する」と言い、テープから煙が吹き上がる。


参考:指令内容

 おはよう、フェルプス君。国連ビルに展示するため我が国に持ち込まれたマンスバーグ国の王冠と、それに付随する宝石一式が、昨日、同国領事館から国連ビルへの途中で強奪されてしまった。宝石だけでも時価1000万ドルは下らないとされているが、王冠というものの性質上、金には換えがたい価値がある。警察では、この強奪事件の背後にはジェナ・コールがいると見ているが、まだ何の手がかりも掴めていない。

 そこで君の使命だが、王冠を奪回し、3日後に迫った展示期日に間に合わせることにある。例によって、君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、このテープは自動的に消滅する。成功を祈る。
 
 

シーズン7(150~171話)の他のエピソードのあらすじ・感想は以下のリンクからどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
 
 
 

【映画】感想:映画「アンブレイカブル」(2000年:アメリカ)

アンブレイカブル [Blu-ray]

BS朝日 http://www.bs-asahi.co.jp/movie/
放送 BS朝日 2018年6月30日(土)

【※以下ネタバレ】

シックス・センス』のM.ナイト・シャマラン監督とブルース・ウィリスが再びコンビを組んだSFサスペンス。131人もの犠牲者を生んだ悲劇的な列車事故に遭遇し、たったひとり無傷で生き残った男・デヴィッドは、自己の存在意義を問うようになり…。

 

あらすじ

 ある日列車脱線事故が発生し131人が死亡するが、ただ一人の生存者デヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)はかすり傷一つ負っていなかった。デヴィッドは大学時代はフットボールのスター選手だったが、交通事故を起こして大怪我をした結果プロへの道を断たれ、今はフットボール場の警備員の仕事をしていた。また妻との関係も上手くいっていなかった。

 そんなデヴィッドの前にイライジャ・プライス(サミュエル・L・ジャクソン)という男が接触してくる。イライジャは生まれつき骨が極めてもろいという難病を抱えていたが、今はアメコミ関連の画商として成功していた。イライジャはコミックは現実世界の反映であり、スーパーヒーローも現実にいると考えていた。そして不死身のデヴィッドこそがそのヒーローだという。

 デヴィッドはそんな話を一蹴するが、自分が昔から病気をしたことが無く、また自分が常人を超える筋力を持っている事に気が付く。デヴィッドは幼いころに溺れかけたことを理由にイライジャに超人ではないと否定するが、イライジャはそれこそヒーローに必須の「弱点」であり、デヴィッドは水が弱点なのだという。

 デヴィッドは自分が危険な人物を感じ取る能力があることに気が付いており、イライジャの言う事を信じ始める。そもそも大学時代に怪我をしたというのも、結婚するための口実で本当は怪我一つしていなかった。デヴィッドはイライジャのアドバイスで雑踏の中に行き、監禁暴行犯を見つけ出して犯人を倒し被害者を救い出す。

 翌日。デヴィッドはイライジャに会い、イライジャは新聞記事を見てヒーローの誕生を祝福する。しかしデヴィッドはイライジャに握手した瞬間、イライジャが自分の遭遇した列車事故を始めとして、様々な大惨事を引き起こしていたことに気が付く。イライジャはヒーローを見つけるため無数の事件を自ら起こしており、自分の存在意義はヒーローの対極にある悪になる事だったのだと宣言する。イライジャはデヴィッドの通報で精神の病院に送られる。終わり。


感想

 評価は△。

 1999年に大ヒットを飛ばした「シックスセンス」の、M.ナイト・シャマラン監督&ブルース・ウィリスが再度コンビを組んだ映画でしたが……、これが空振り。「シックス・センス」は最後のオチが効いていて、(そこまで真相に気が付かなかった人は)「やられたぁ」となる映画でしたが、今回はキモとなるオチが弱すぎた。

 映画は、延々とイライジャとデヴィッドによる「お前はヒーローだ、いや違う」論争だけで進め、終盤にようやくデヴィッドがやる気になって、中年ヒーローが誕生。ということで、ここまで見て「え、もしかしてこれで終わりなの……?」と唖然としていたので、実はイライジャが散々テロをやらかしてきた悪党で、この映画が「実はスーパーヒーロー対悪党の物語だった」という事に気が付かされてちょっとニヤリとしましたが……、ニヤリとしただけです。

 この内容は、106分もかけてやるようなたいそうな物じゃありませんよね? トワイライトゾーンとかあの手の「30分ドラマ」のシナリオならともかく、映画一本撮るには中身が無さ過ぎた……
 
 

2018年視聴映画のあらすじ・感想の一覧は以下のページでどうぞ

2018年視聴映画あらすじ・感想一覧

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映画パンフレット 「アンブレイカブル」 監督 M・ナイト・シャラマン 出演 ブルース・ウィリス サミュエル・L・ジャクソン