【成年コミック】感想:成年コミック「いつもの…」(駄菓子/2021年)

※以下成年コミックの表紙絵やエロ絵が出ますのでご注意。
COMIC X-EROS #43 2016年 7月号
COMIC X-EROS #43 2016年 7月号

いつもの… | ワニマガジン社
https://www.wani.com/product/4862697682/

www.wani.com

いつもの… 駄菓子
『COMIC X-EROS』作家・駄菓子の単行本第4弾!


フルカラーいつもの…~聖夜~
温もりに包まれて
おんな露
夏はまだこれから…
マンキツ2
いつもの通勤路 前編/後編
いつもの係長 前編/後編


定価/\1,100 発売日/2021年2月26日

【※以下ネタバレ】

 

内容

 短編集。『COMIC X-EROS』#43~#88に掲載された9作品を収録。


感想

 評価は◎(エロい)。

 「快楽天ビースト」→「COMIC X-EROS」とワニマガジン一本の人のコミック四冊目。いつもの通り女人のムチムチした裸体がクソエロいです。

 メインとなるのが「いつもの通勤路」「いつもの係長」のシリーズもの計四作品で、「美人だけど仕事一筋で男っ気のなかった係長が、仕事のできないチャラ男とつい関係を持ってしまい、以後ズブズブにハマり込んでしまう」という展開が滅茶苦茶良かった。
 
 
 

おまけ

 アマゾンでコミックを扱ってくれないので、作品へのリンクが貼れず、その結果書影がを出せないので紹介が面倒くさい…… うまい手はない物かなぁ……
 

2022年の読書の感想の一覧は以下のページでどうぞ

perry-r.hatenablog.com
 
 
COMIC X-EROS #68 2018年 8月号
COMIC X-EROS #68 2018年 8月号

【アニメ】感想:アニメ「うたわれるもの 二人の白皇」第19話「残された役目」(2022年10月29日(土)深夜放送)

うたわれるもの 二人の白皇

TVアニメ『うたわれるもの 二人の白皇』 https://utawarerumono.jp
放送 BS11

utawarerumono.jp
【※以下ネタバレ】
 

第19話「残された役目」(2022年10月29日(土)深夜放送)

 

あらすじ

國の未来をかけた大戦は終結し、ヤマトには久方ぶりの平和が訪れていた。
帝都で職務に勤しむ傍ら、今後について思いを巡らせるオシュトル(ハク)の元に現れたウルゥルとサラァナ。
彼女達に導かれた先は、聖廟の地下に広がる帝の庭園であった。
死した帝に代わり、オシュトル(ハク)をここに招いた者の目的とは……。

 
 アンジュが正式に帝となり、論功行賞が行われ、ソヤンケクルが左大臣、ゲンホウが右大臣、アトゥイとノスリが八柱将、にそれぞれ任命された。オシュトル(ハク)は新政権の仕事に追われていたが、そこにウルゥルとサラァナが現れ、オシュトル(ハク)とクオンをどこか未知の場所へと連れていく。

 二人の前に現れたのは、タンクの中に浮かぶ、死んだはずの帝だった。帝は延命調整しているところを何者かに襲われ、襲撃者をごまかすため予備の体を死体として晒して生き延び、最近になってようやく意識を取り戻したのだった。


 帝はクオンに自分がオンヴィタイカヤン(旧人類)であることを明かし、トゥスクルに侵攻したことを詫びると共に、ヤマトの歴史を語る。遥かな昔、繁栄していたオンヴィタイカヤンに破滅が訪れ、世界は崩壊した。生き残りである帝は、周辺の「遺跡」を調査するために次々と勢力を拡大し、やがてその国はヤマトとなった。帝は自分の弟とアンジュに遺産を引き継がせようと考え、全ての遺跡を起動する鍵である「マスターキー」を探していたが、マスターキーがトゥスクルにあると知り侵攻したのだった。

 ハクは、アンジュに帝の生存をを伝えようと考えるが、帝は国を背負う者に甘えは許されないと言い、このまま自分は死んだ事にするという。

 クオンは二人の会話を聞き、「オシュトル」こそ死んだと思っていたハクだと気が付き歓喜するが、ハクはもはやハクは死んだ人間であり、このままオシュトルとして生きる道を選ぶという。ハクはトゥスクルへ赴いてマスターキーを探す任務を了承し、クオンも割り切れないながらもハクに同行すると決める。クオンはネコネに今まで真実を隠して耐えてきたことについてねぎらう。


 翌日。ハクは単身トゥスクル行きの船に乗り、クオンを置いて気楽な一人旅を楽しむつもりだったが、実はしっかりクオンがついてきており、メッチャクチャ怒られる。


感想

 懐かしい帝が再登場。前期のアニメのあらすじを記録してなかったら、「はぁ、この人誰だっけ? 弟? 誰?」になるところでした。危ない危ない。
 
 
うたわれるもの 二人の白皇 - PS4

【Amazon.co.jp限定】人なんだ(ブロマイド付き)
 

【ゲーム番組】感想:NHK番組「ゲームゲノム」第5回「恐怖の正体 ~バイオハザード~」(2022年11月2日(水)放送)

バイオハザード7 レジデント イービル - PS4
バイオハザード7 レジデント イービル

ゲームゲノム https://www.nhk.jp/p/ts/LJWWVGY6J2/
放送 NHK総合

www.nhk.jp
【※以下ネタバレ】
 

ゲームゲノム
あなたの心に刻まれた“ゲームの遺伝子”を呼び覚ます!

 

第5回「恐怖の正体 ~バイオハザード~」(2022年11月2日(水)放送)

 

内容

ゲームゲノム 恐怖の正体 ~バイオハザード
[総合] 2022年11月02日 午後11:00 ~ 午後11:30 (30分)


古今東西の名作ゲームを取り上げ、作品の魅力を深堀り。今回は「バイオハザード」。「怖いのにやりたくなる」ホラーゲームの金字塔、その“恐怖の正体”を徹底解剖する。


ゲームを「文化」として捉え、名作の魅力を深堀りする教養番組。今回はハリウッド映画にもなったホラーゲームの金字塔「バイオハザード」。誕生から25年たった今も衰えない人気の秘密は何なのか?シリーズ第1作を手掛けた三上真司と、バイオ史上最も怖いと言われる「7」を作った竹内潤が、「怖いのにやりたくなる」ホラーゲームの“恐怖の正体”を解き明かす。ゲストは三浦大知、本作への愛をエピソードを交えながら熱く語る。


【司会】本田翼,【ゲスト】三浦大知,【ゲスト】竹内潤,三上真司,【語り】神谷浩史

 
 今回のテーマは「バイオハザード」シリーズ。
 シリーズ関連作品は155本、売り上げ累計は1億2700万本。

 バイオハザード7のエグゼクティブ・プロデューサー竹内潤がゲスト。初代のディレクター三上真司のインタビューもあり。



◆キーワード1「好奇心をかき立てる“謎”」

 バイオハザード7では、主人公が行方不明の妻を探しに廃屋に侵入する。敵は出てこなくても、落とし物や、怪しげなビデオ映像、隠し扉、地下に続く梯子、など、次から次から謎が出てくる。


<竹内潤 コメント>
 「敵が出て来るのか、来ないのか?」という状況で引っ張るのが7のチャレンジの一つだった。



◆キーワード2「息つかせぬ敵との距離感」

 プレイヤーキャラは、謎の男たちに捕まってしまい、脱出しても迷路のような屋敷の中で逃げ惑い、迫って来る相手に襲われ続ける。この敵が間近に迫る恐怖というのは一作目からの伝統。


三上真司 コメント>
 曲がり角など見えないところにゾンビを潜ませて恐怖感を演出した。廊下で人とすれ違って緊張する幅は90センチ。

<竹内潤 コメント>
 90センチというとプログラム的に半端になるが、三上は90センチにこだわった。人とすれ違って緊張する距離が一番怖い。



 ゲーム内には、敵に襲われない場所「セーフルーム」が用意されており、アイテムの出し入れやセーブが出来る。

三上真司 コメント>
 プレイヤーが難しすぎて諦めないようなバランスを模索した云々。

<竹内潤 コメント>
 一旦安心して落ち着けるから、次がもっと怖くなる。



◆キーワード3「時代と共に変化する敵」

 7の敵はゾンビではなく狂気に陥った人間。そして主人公が探しに来た妻も敵になってしまう。


<竹内潤 コメント>
 知っている人間が敵になってしまうのが怖い。技術の発展で表情とかが表現できるようになったので、このアイデアをやってみた。



●総括
<竹内潤 コメント>
 怖さは人間の知識欲に繋がっている魅力的な感情なのでは云々。



■感想
 
 映画化もされている超有名タイトル「バイオハザード」がお題ですが……、内容うっす! 「恐怖と先を知りたいをバランスを取って作っています」とか、通り一遍のことしか言わなくて得るものが何も無かった。そろそろ番組のボルテージが落ちて来たのか?
 
 

この番組について
テレビゲームを“文化”として捉え、名作の魅力を深堀りするNHK初の教養番組!古今東西の作品を取り上げ、MCの本田翼や作品愛あふれるゲストがその奥深さに迫る。何がおもしろいのか、なぜ語り継がれるのか…開発者が作品に込めた思いも紐解き、”文化としてのゲーム”に秘められた奥深い世界へといざなう!



MC
本田翼
(俳優・モデル)

MC/ゲスト(「バイオハザード」)
三浦大知
(歌手・ダンサー)


ナレーション
神谷浩史
(声優)
ナレーション
悠木碧
(声優)


番組テーマ楽曲制作
下村陽子
(コンポーザー)

 
バイオハザードディレクターズカット デュアルショックVer.

バイオハザード7 レジデント イービル 
ゲームゲノム
ゲームゲノム(NHKオンデマンド)

 
 

【科学】感想:NHK番組「贋作の誘惑 ニセモノ VS. テクノロジー」(2022年10月29日(土)放送)

偽りの来歴 ─ 20世紀最大の絵画詐欺事件

贋作(がんさく)の誘惑 NHK https://www.nhk.jp/p/ts/6QJPZ5QL6M/
放送 NHK BSプレミアム

www.nhk.jp
【※以下ネタバレ】
 
 

内容

贋作(がんさく)の誘惑 ニセモノVS.テクノロジー
[BSプレミアム] 2022年10月29日 午後10:30 ~ 午前0:00 (90分)


高価な美術品が飛び交う華やかなアートシーンの裏であふれる贋作。贋作を暴こうとする最新の鑑定テクノロジーと、さまざまなテクニックを駆使して鑑定を欺こうとする贋作者たちの終わりなき戦い。その最前線をヨーロッパに追う。世界を揺るがす巨大贋作事件の当事者や、伝説の贋作師にも独占取材を敢行!


美術鑑定と贋作の果てなき戦いの最前線をヨーロッパに追う。世界中の美術館を巻き込んだ巨大贋作事件の当事者は何を語る?伝説の贋作師ベルトラッキにも独占取材!


華やかなアートシーンの裏であふれる贋作。ニセモノを暴こうと飛躍的な進化を遂げる鑑定テクノロジーと、さまざまなテクニックを駆使して鑑定を欺こうとする贋作者たちの熱き戦いを追う。史上トップクラスの贋作師が。驚きのテクニックと哲学を披露。世界の美術館、コレクターを惑わす「贋作の誘惑」が突きつけるのは根源的な問いだ…。ホンモノとは?ニセモノとは?そして、「アートとはなにか?」


【語り】小山茉美

 
・フランスには美術品関連犯罪専門の組織「OCBC」がある。かつては盗難が捜査の中心だったが、約10年前から贋作事件が増え始め、今では七割を占める。


・6年前に「ルフィニ贋作事件」という大事件が発生した。自称アートコレクターのジュリアーノ・ルフィニとい人物が扱った名画が、実は贋作ではないか、という疑惑が持ち上がり、ヨーロッパ美術界が震撼。未だに捜査が続いている。


・伝説的贋作師ウォルフガング・ベルトラッキを取材。一度逮捕されて服役し、今はまともな絵描きとして活動中。ベルトラッキは、ゴッホとかの有名画家の作品ではなく「一般人は知らないが専門家には知られているレベルの画家」を選び、レゾネ(カタログ)を調べて「その画家が描いたが今まで見つかっていなかった」と信じさせるような題材を選択し、当時のカンバスと絵の具を使って見事に贋作を作り上げていた。


・今では贋作を見破るために「放射性炭素14年代測定」という、古生物学で使われていた手法も活用されている。生物は呼吸や食物連鎖で大気と同じ濃度の放射性炭素14を体内に取り込んでいる。しかし死ぬと体内に取り込めなくなり減る一方なので、それを測定すると死んでからの時間が解る。1950年代に各国が核実験を行ったため、大気中の放射性炭素14濃度が激増した。そして絵画に使われた素材のサンプルの放射性炭素14を測定すると、数百年前のものなのか、数年前に作られた物なのか、が判断できる。


・またAIによる絵画鑑定も行われるようになった、例えばAIにゴッホの絵のタッチを学習させることで、ある絵がゴッホ作品か違うかをパーセンテージではじき出す。そしてあるゴッホの自画像が半世紀の間、贋作ではないかと疑われていたが、AIは90パーセント以上の確率でゴッホの真作だと鑑定した。


・しかし、そもそも現在、作品が本物か偽物か、はあまり意味が無くなってきている。金持ちが単なる投資先としてアート業界を選び、買った作品を倉庫に保管したまま転売している。もう作品が単なる投資対象でしかなくなっている。


感想

 90分番組でしたが、いささか長すぎて散漫という感じで、満足度はもう一つ。まあ最新の贋作判定の話を見れたのはちょっと良かったかな。

 AIの発展でイラストレーターの仕事がなくなりそうですが、その次に来るのは美術鑑定業界の大失業かもしれませんな、こりゃ。
 
 
偽物・贋作の 作り方、見分け方: 素人のための 古美術品・書画 鑑定法
 

【コミック】「記憶を消して読みたい漫画」(タカノンノ):名作だから記憶を消して再体験したい……?

ショートショートショートさん (ビームコミックス)

https://kuragebunch.com/episode/316190246913084896
記憶を消して読みたい漫画
カノンノ

kuragebunch.com

新人漫画家の森は、自分の同級生である江波が作品の記憶を消すことができるアプリを開発したことを知る。しかし、大好きな作品を何度でも楽しめるようになる夢のようなサービスは思わぬ事態を引き起こし…?

 
 くらげバンチ掲載の読み切り。ネットでよく見る「これは名作過ぎる! 記憶を消してゼロからもう一度再体験したい!」が実現してしまったあとの、てんやわんやを描く漫画。結構面白いです。なんというか星新一テイストというかそんな感じかな。


余談

 ここからは自分語りですが、名作を体験して、この漫画みたいに記憶を消せるとして、それを選ぶか、って話。私なら絶対ノーですわ。


 だってですよ、例えば「ドラクエ1」をプレイしてメチャクチャ感動したとするじゃん?(例えが古い) そして記憶が消せるなら、もう一回プレイしてももう一回プレイするじゃん?(そのために記憶を消したのだから)

 と同じことを何回も繰り返すって時間の無駄遣いでは? ドラクエ1を三回プレイする代わりに、「ドラクエ1とゼルダの伝説1とFF1を一回ずつプレイする」方が体験として豊かになるじゃん?


 という風に考えるから、私なら「おっ、これは名作だった、満足。同じくらい満足できる作品が世の中にはまだまだあるはずだからそれを探して体験しよう」ってなりますね。
 
 

 
 

【テレビ番組】テレビ番組評価[2022年10月分]

風都探偵 オリジナル サウンドトラック
風都探偵 オリジナル サウンドトラック
 
 最新のテレビ番組(アニメ、ドラマ、他)の評価です。
【※以下ネタバレ】

ランキング

※行頭が「◇」は今期クール開始作品、「◆」はそれ以前から継続放送。


●毎回楽しみ(評価:◎)
 ◇アニメ「風都探偵」(BS11 10/1~)
 ◇NHK「ゲームゲノム」(10/5~)※ゲーム紹介番組


●まずまず良い(評価:○)
 ◇アニメ「異世界おじさん ※10月クールで1話から再スタート
 ◆アニメ「うたわれるもの 二人の白皇」(7/2~)
 ◇アニメ「不徳のギルド」
 ◆NHK「漫画家イエナガの複雑社会を超定義」(4/8~)※情報番組


●なんとなく見ている(だけ)(評価:△)
 ◇アニメ「うる星やつら
 ◇アニメ「ハーレムきゃんぷっ!」※5分枠アニメ
 ◇アニメ「ヤマノススメ Next Summit」
 ◇アニメ「恋愛フロップス」
 ◆NHKグレーテルのかまど
 ◆NHK「サラメシ」
終◇アニメ「ラブライブ!スーパースター!! 第2期(7/17~10/8)


●視聴中止(評価:×)
 ◇アニメ「アークナイツ【黎明前奏/PRELUDE TO DAWN】
 ◇アニメ「アキバ冥途戦争
 ◇アニメ「うちの師匠はしっぽがない
 ◇アニメ「陰の実力者になりたくて!
 ◇アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女
 ◇アニメ「忍の一時
 ◇アニメ「新米錬金術師の店舗経営
 ◇アニメ「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-
 ◇アニメ「転生したら剣でした
 ◇アニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
 ◇アニメ「農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。
 ◇アニメ「夫婦以上、恋人未満。
 ◇アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!
 ◇アニメ「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う


※今期お気に入りのアニソン
 無し

コメント

◇アニメ「風都探偵」
 2009年~2010年に放送された特撮番組「仮面ライダーW」の続編が連載漫画となり、それをさらにアニメ化した、という複雑な出自の作品。絵、話運び、声優、全てがイイ感じで、今期アニメの優等生。ナレーション担当に「ライダーW」と同じ立木文彦を起用しているのが嬉しい。


◇アニメ「不徳のギルド」
 タイトルからシリアスなファンタジー物なのかと思っていたら、全然違うエッチなコメディでした(笑) 毎回何も考えずに軽く楽しめるのがイイですね。オープニングで、キャラ絵を80年代中ごろのパソコンゲームの絵みたいな塗りつぶし方をしているのが毎回妙にウケるwww


NHK「ゲームゲノム」※ゲーム紹介番組
 コンピューターゲーム紹介番組。毎回1~2作のゲームについて、内容をそつなく紹介しつつ、ゲームクリエイター本人から製作の意図などについてコメントを引き出す形になっていて、なかなかに面白い。でもこれゲームの宣伝になってね? NHKなのにいいの?


◇アニメ「ラブライブ!スーパースター!! 第2期(7/17~10/8)
 結末が「あのね商法」(死語?)なのに呆れた。
 
 
 
異世界おじさん
異世界おじさん

不徳のギルド《TV 放送 ver.》
不徳のギルド《TV 放送 ver.》

恋愛フロップス
恋愛フロップス

うたわれるもの 二人の白皇
うたわれるもの 二人の白皇

ヤマノススメ Next Summit
ヤマノススメ Next Summit

TVアニメ「うる星やつら」2023年 壁掛けカレンダー
小学館集英社プロダクション TVアニメ「うる星やつら」2023年 壁掛けカレンダー A2 CL-994

【科学】感想:NHK番組「レギュラー番組への道 デンジャーレンジャー」(2022年10月29日(土)放送)

プロが教える最新ドローン撮影術 (英和ムック)

デンジャーレンジャー - レギュラー番組への道 NHK https://www.nhk.jp/p/ts/RJ5G2XZ4N3/episode/te/3GJ269L78G/
放送 NHK総合

【※以下ネタバレ】
 

内容

レギュラー番組への道 デンジャーレンジャー
[総合] 2022年10月29日 午後11:30 ~ 午前0:00 (30分)


危険な立入禁止エリアへロボット隊員を派遣!貴重な映像を撮影し人々の役に立て!地球を見つめる「デンジャーレンジャー」が熊本・阿蘇で火口の現状や地震の痕跡を激写!


超高性能ドローンや町工場が作る移動ロボットが、人間の入れない場所で大活躍!小澤征悦隊長率いるデンジャーレンジャー!アンドロイドのERICAやネコ型人間の助手(ジャングルポケット斉藤慎二)と共に「阿蘇山の現状を探れ」「もう一度震災遺構の中が見たい」という熊本の人々からのミッションに挑む。主題歌は、ヒーローを歌わせればこの人という影山ヒロノブ!声の出演は、内田真礼小野大輔井上麻里奈


【出演】小澤征悦斉藤慎二,【声】内田真礼小野大輔井上麻里奈


楽曲
「デンジャーレンジャー」(歌唱)影山 ヒロノブ

 
 202x年、立入禁止区域に、依頼を受けてロボットを投入して激レア映像を撮影する秘密戦隊「デンジャーレンジャー」が結成された……、

 という設定で、人間が行けない場所にカメラを積んだ無人メカを投入して映像を撮影してくる番組。


阿蘇山
 阿蘇山中岳は2021年10月に大規模噴火し、設置していた定点カメラの映像も途絶えてしまい、カメラがどうなってしまったのか現状が不明。そこでデンジャーレンジャーは研究者の依頼で、飛行ドローン「レンジャー1号」(声:小野大輔)を出動させた。そしてカメラを設置していたトーチカが火山灰で埋もれていることを確認、さらに火口の内部も撮影に成功した。


・熊本 旧東海大学阿蘇キャンパス
 2016年4月の熊本地震で、東海大学阿蘇キャンパスは、建物の下を発生した断層が貫いているという世界でも珍しい状態となった。現在建物は震災遺構として保存されているが、ここで教えていた先生から、自分がいた教室を見たいとの依頼が入った。

 レンジャー1号は建物の中には入れないが、新しくスカウトされた地上移動用のメカ「レンジャー2号」(声:井上麻里奈)が建物の中に入り、崩壊した廊下や階段を通って目的の教室まで到着し撮影することが出来た。

感想

 NHKの特番「レギュラー番組への道」の中の一作として放送されたものですが、なかなか面白かったです。


 要するに、危険すぎて人が入れない場所に、無人メカを送り込んで映像を撮影する、という内容なのですが、それを「NHKスタッフが撮影しました」と素直に放送するのではなく、特撮とかアニメに出てきそうな組織「デンジャーレンジャー」が依頼を受けて無人メカを送り込んで映像を撮影してきた、という体にしてあるのがなかなか面白かったなと。

 隊長(小澤征悦)たちが基地的な場所に座っていて、「レンジャー1号発進だ!」とか掛け声をかけると、ドローンが小野大輔声で「行って来るぜ」とか返事しつつ出動、みたいな流れになっており、こういうノリのアニメ・特撮好きにはなかなか刺さる番組でした。しかも、カッコイイオープニング曲があり、歌っているのはなんとヒーローソングの大御所・影山ヒロノブと、むやみと力が入っているのもなかなかポイント高し。

 隊員の中に女性ロボット「ERICA」がいて、顔が結構怖かったのですが、声はまれいたそこと内田真礼でした。あと、レンジャー1号・2号の声は小野大輔井上麻里奈という売れっ子だし。ということで、キャラの声にアニメの売れっ子声優を投入するところなんかも、なんか結構東映特撮番組っぽい感じでした。


 まあ、レギュラー化したとして、そんなに撮影する場所あるんか? という疑問は湧きましたが、単発番組としてはなかなかでしたよ。(^_^)b


おまけ:テーマ曲フルバージョン

[デンジャーレンジャー] 影山ヒロノブ(詞・曲・編曲 近谷直之) 主題歌「デンジャーレンジャーテーマ曲」| レギュラー番組への道 | NHK
https://www.youtube.com/watch?v=_2KrtyjYt_0

www.youtube.com
 
 

ロボットたちが、危険な作戦に立ち向かう!
レギュラー番組への道「デンジャーレンジャー」
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=35881
10月29日(土)[総合]後11:30~11:59


危険な立入禁止エリアへロボット隊員を派遣! 貴重な映像を撮影し人々の役に立て!
地球の鼓動を捉える「デンジャーレンジャー」が熊本・阿蘇で火口の現状や地震の痕跡を激写! 超高性能ドローンや町工場が作る移動ロボットが、人間の入れない場所で大活躍!


小澤征悦ゆきよし隊長率いる特捜隊デンジャーレンジャー! アンドロイドのERICAやネコ型人間の助手(ジャングルポケット斉藤慎二)と共に「阿蘇山火口の現状を探れ」「もう一度全壊した校舎の中が見たい」という熊本の人々からのミッションに挑む。
主題歌は、ヒーローを歌わせればこの人という影山ヒロノブ
声の出演は、内田真礼まあや、小野大輔井上麻里奈


MISSION①
阿蘇山中岳:火口の現状を探れ!
2021年に噴火した阿蘇山中岳、付近は立入禁止が続く。その中で、破損してしまった火口カメラの現在の状況や、噴石、内部の状況を知ることができれば、噴火予測の研究にも役立つはず…。そこで、デンジャー1号(ドローン)が空から撮影に挑む!


MISSION②
東海大学阿蘇キャンパス:震災遺構の内部を見せてくれ!
2016年の熊本地震。建物の中を断層が走り抜けた旧東海大学阿蘇キャンパス。現在は震災遺構として、補強され保存されている。この場所で教鞭きょうべんをとっていた男性は、もう一度、かつて教室の窓から見た風景をみたいと依頼。
移動ロボであるデンジャー2号が撮影に挑む!



レギュラー番組への道「デンジャーレンジャー」
【放送予定】10月29日(土)[総合]後11:30~11:59
【出演】小澤征悦斉藤慎二ジャングルポケット
【声の出演】ERICA…内田真礼、デンジャー1号…小野大輔、デンジャー2号…井上麻里奈


【オリジナル主題歌】「デンジャーレンジャー」影山ヒロノブ
新たなヒーローが生まれるとき、その歌声も響く…。オリジナル主題歌「デンジャーレンジャー」を歌うのは、日本のアニソン界を代表するアーティスト、影山ヒロノブ。「電撃戦隊チェンジマン」「宇宙船サジタリウス」「ドラゴンボールZ」「聖闘士星矢」などその歌声は伝説として語り継がれている。


【作詞作曲】近谷直之
数々の企業のCM曲を手がけ、「ACCテレビCM部門 ACCゴールド賞」受賞。『かしこい狗いぬは、吠えずに笑う』、「めんたいぴりり」など映画やドラマの劇伴、アーティストやゲームコンテンツへの楽曲提供など多彩な活動をしている。NHK「100カメ」の音楽も担当。

 
【国内正規品】DJI Air 2S ドローン 1インチセンサー 3軸ジンバル 5.4K動画 4方向障害物検知 飛行時間31分 最大転送距離8km マスターショット GREY 本体
WZY569インテリジェンスRCタンク車トラックロボットシャーシ393mm* 206mm* 84mm CNC 合金ボディ+ 4プラスチック キャタピラ+ 4モーター [並行輸入品]
 

【ゲームブック】感想:ゲームブック「バルサスの要塞」(スティーブ・ジャクソン/2021年)【クリア】

Fighting Fantasy 02 Citadel Of Chaos (Puffin Adventure Gamebooks)
Fighting Fantasy 02 Citadel Of Chaos

http://www.amazon.co.jp/dp/4815606951
ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび 単行本(ソフトカバー) 2021/7/16
安田均グループSNE (著)
出版社:SBクリエイティブ (2021/7/16)
発売日:2021/7/16
単行本(ソフトカバー):1416ページ

★★【※以下ネタバレ】★★
 
 

バルサスの要塞
シリーズ第 2 弾として「火吹き山」の基本システムを踏襲しつつ、新たに「魔法」の概念が導入された。劇的な効力を持った魔法。どの魔法を選んで旅立つか。冒険開始前から運命の選択は始まっている。

 
 昨年2021年7月に発売されたゲームブック5冊詰め合わせセット「ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび~」

ファイティング・ファンタジー・コレクション ~火吹山の魔法使いふたたび~ | SBクリエイティブ
https://www.sbcr.jp/product/4815606954/

www.sbcr.jp
 
 の中の一冊「バルサスの要塞」(スティーブ・ジャクソン/本国イギリスでは1983年発売)をクリアしたので感想をば。

概要

 「ファイティング・ファンタジー(FF)・シリーズ」2作目。王道ファンタジー作品。


あらすじ

 強大な妖術使いバルサス・ダイアは、混沌の勢力を結集し、数日以内に攻撃を開始するべく準備を進めている。その野望を阻止する方法は、戦いが始まる前にバルサスを暗殺する事だけだ。高名な魔法使いの優秀な弟子である君は、王からの依頼を受け、単身バルサスの要塞へと向かった。君はこの危険な任務を果たすことができるか?!


ゲームシステムなど

 パラグラフ数は400。システムは、ファイティング・ファンタジー・シリーズ共通の「サイコロを振ってキャラクターの3つの能力(技術点・体力点・運点)を決定」、「必要に応じてサイコロで判定を行い、戦闘や運試しなどを行う」というもの。

 本作独自の特別ルールとして「魔法」があり、キャラ作成時に「原魔法点」(サイコロの目+6)を決定すると、冒険の間はこの数だけ呪文を唱えることができます。呪文は12種類(「魔物写し身」「心話(ESP)」「火炎」「愚者の黄金」「幻影」「浮遊」「運回復」「防御」「技術回復」「体力回復」「強化」「弱体化」)あり、原魔法点の回数だけ、どの魔法を何回分持って行くか、を決めておきます。回復系魔法はいつでも使用可能で、その他の魔法は選択肢の指示で使用します。


感想

 評価は○(まずまず)。

 FFシリーズ2作目。伝説的大ヒット作「火吹き山の魔法使い」に続く作品ですが、本作も同レベルで面白く、初期FFを支えた双璧的な感じで評価されているのもうなずけました。


 本作で気に入ったのは、作品世界の描写が格段に増えていること。前作「火吹き山~」は、ダンジョン踏破というその一点に力を集中していて、世界観の説明やキャラ描写等は殆どありませんでしたが、本作は、基本的な展開は「ラスボスのバルサス目指してダンジョンを突き進むタイプ」というところは共通しているのですが、随所に世界観を感じさせる描写があり、その辺りが面白さを醸し出していました。

 まずプレイ前の背景説明で、地名として「柳谷」「サラモニス」「ヨーレの森」、人名で「サラモン王」「ヨーレの大魔術師」等が登場し、簡単ではありますが、これから冒険に挑む作品世界のイメージを膨らませてくれています。

 また敵地である要塞内に乗り込んでも、敵との戦闘シーンとか罠に落ちたとかそういう殺伐とした場面ばかりではなく、門番が軽口を叩いていたり、非番の兵士たちが休息していたり、商人と商売について交渉する展開が有ったり、賭博場に遭遇したり、と、作品世界のキャラクターが生きている存在として描写されており、単に「敵を斬り倒して先に進む」だけの作品になっていないのがポイントが高かったです。

 「火吹き山~」は複雑なダンジョンをどう攻略していくか、が主眼でしたが、本作は出会う多彩なキャラクターたちにどう対応するか、がメインとなっており、味わいが深くなっていました。


 ストーリー展開は、三つのパートに分かれており、「パート1 要塞に入り込み敵本拠の黒い塔にたどり着くまで」「パート2 塔に入りバルサスの元にたどり着くまで」「パート3 バルサスとの決戦」という感じの構成となっています。要塞に入ると、色々なルートを辿るものの最終的に黒い塔の入り口に到着する形で収束、そして黒い塔に入るとまた色々な分岐があるものの、またバルサスに遭遇するまでで収束、そしてバルサスとの死闘、という流れです。

 遭遇するキャラとは、戦闘ばかりではなく対話も行えることが多く、上手い事言いくるめて戦闘を回避して先に進むこともできたりします。しかし、そういった相手に限って、倒さないと手に入らないアイテムを所持していたりするので、「戦闘を回避できてラッキー」と喜んでいると、後からアイテムが足りなくて困ったりするなど、ちょっと意地悪なところもありました。


 そして、随所で本作の特徴である「魔法」が使用できます。例えば敵と出会ったときに「剣で戦うか、○○の魔法を使うか、△△の魔法を使うか」といった具合に決断を迫られます。魔法は使うとその場を楽に切り抜けることが出来ることもありますが、何の効果も無く、ただ魔法を無駄使いしただけで終わることもあります。また冒険がどれだけ続くかわからないので、序盤からむやみと魔法を使いたくない、という気持ちにもなります。ということで、この「魔法を使うか、使わずに切り抜けるか」は、序盤から頭から煙が出るくらい思案させられました。

 まあ、結局、最善手(どの魔法をどれだけ持って行って、どこで使えば良い)は、やり込んでゲームの全貌を解明しないと解らない話なので、悩んでも致し方なかった話ではありますけどね。「火吹き山~」が迷宮の地図作りで苦労したのと同様に、本作は魔法で本当に悩みました。


 「火吹き山~」では、ラスボス・ザコールは殆ど「ただ倒されるためにだけいたキャラ」でしかなく、殆ど存在感は無かったのですが、本作はそこを反省(?)したのか、バルサスとのラストバトルは相当数のパラグラフを割いており、かなり驚かされました。顔を合わせたあと、いきなり戦っておしまい、にはならず、言葉による前哨戦、魔法による力比べ、部屋の中でのポジション取り、等、多数の選択があり、ラストバトルを盛り上げておりました。しかし、選択次第では、「戦うことなく、カーテンを開けただけで、日光に弱いバルサスが即死したので勝利」という展開になるので、これは笑ったなぁ(笑)

 バルサスに勝利しても、完璧なハッピーエンドではなく、「これから無事要塞から脱出できるだろうか? それはまた別の物語だ」というハードボイルドな〆方がまためっぽう格好良くてしびれました。


 ということで、本作もその知名度にたがわぬ面白い作品でありました。満足。


おまけ

 社会思想社版の表紙に描かれた「歯をむき出した毛むくじゃらのケダモノ」のイラストのインパクトが凄すぎて、随分長い間、こいつこそが「バルサス」だと思ってました(笑)
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バルサスの要塞 アドベンチャーゲームブック (2)
バルサスの要塞-アドベンチャーゲームブック (2)
 
 
 

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