第24話「夢の果ての追復曲〜kanon〜」
脚本:志茂文彦 絵コンテ:石原立也 演出:武本康弘 作画監督:池田和美
本当にあっという間の半年間でしたが、遂に遂に、の最終回。完璧でした。
名雪のストーリーをあゆの話のサイドストーリーに縮小改変してしまっていましたが、もともと5大ヒロインの話の中で一番評価は低かったので、全く気にならない変更です。それよりも23話で真琴を出してくれたので、変更についてはプラス評価ですね。
伝説のゲームが、ゲームの評価を汚すこと無きレベルでアニメ化されて、きっちり完結したのは嬉しい限りです。
ヘタにアニメ化されるとまずそこで腹が立ちますので、上質なアニメだったのが嬉しい。さらに、ゲームというのはハードの陳腐化とともに体験不可能になるという宿命があるから、それから逃れられたのがさらに嬉しい。つまりアニメならば後からいくらでも手軽に再体験可能ということです。
まあ、Kanon は最近 PSP 移植もされていますし、プレイ不可能という言葉には非常に縁が遠いのですが、とはいえゲームというものは、有名な作品でも10年前のゲームで体験可能な物なんて数えるほどしかないですからね。ということで、10年後にの「Kanon てこんな作品だったよなぁ」とすぐ体験できるというのは、実は凄いことだと思う次第です。ありがたやありがたや。
★蛇足1
おお、「クラナド」製作の話はこの枠で告知されたのか。ネット情報に先に触れたので気が付かなかった・・・
★蛇足2