K−1香港大会:後味悪い幕切れ

 昨夜のK−1香港大会ですが・・・、見ていて気分が悪い興行でした。


準決勝 〇武蔵−×王(試合放棄)

 武蔵が金的を蹴られて動けなくなる
→武蔵のセコンドがタオル投入
→審判は反則行為の後のタオルは認めず
→王が怒って試合放棄
(試合後、武蔵が金的のダメージが抜けないため、結局王が決勝へ)


準決勝 〇金 −×藤本(KO)
(試合後、金が負傷で試合に出られず、藤本が決勝へ)


決勝 〇藤本−×王(KO)

 藤本が殴り倒す。


 ・・・、最低ですね。まあ、主催者にこれが回避できたか、といわれると微妙ですが、結局興行としては最悪の部類となりました。これで王が優勝していたらどうなったんだか。

 武蔵は不運とはいえ藤本への雪辱も出来ないまま。このまま引退か、そうでなくても一線への浮上は難しいかも。もっともその後継者というべき藤本こそ世界では何の結果も出していないわけですが・・・

 それにしても金は凄いよなぁ。K−1黎明期からやっていて、一度引退した人が、38歳になって戻ってきて、トーナメントで藤本にKO勝ちしているんだもんなぁ。